2007年11月4日日曜日

ピアスにしたの

そういえばね、10月はとても忙しい毎日だったという記憶があるのだけど、どうして忙しかったかを思い出したら、下旬に、長年の希望だったピアスの手術(なんとおおげさな!)をしたこともその忙しさの理由のひとつでした。

もともと私はネックレスは首が凝るからダメ、指輪は手が小さいからダメ、ブローチは持ってはいるけど、つけるようなきちんとした服装なんてあまりしないのでダメ、というアクセサリー不向き人間なんだけど、でもイヤリングだけは大好き。
出かけるときは絶対に付けていないと落ち着かない。もしイヤリングを付けないで出かけてしまうと、なんだか裸でいるようで、忘れ物をしたような気持ちになる。

ところが最近、気に入ったものを買おうと思うとピアスばかりで、リングのものはおばさん向きのものばかり。よく国会議員のおばさんがデカデカとしたリングをつけているでしょ。あんなのは嫌じゃないですか。

それにこのごろは気に入ったリングを次々に失くしてしまう、という事態が連続発生していました。

それであちこちの知人にピアスのことを聞きました。だって穴を開けるのは怖いじゃないですか。

◆ピアスなんて、ぜーんぜん、痛くないよ。
◆私なんか、高校のときに布団針で突き刺したのよ。
◆外国じゃ、3歳の子供だってやっているよ。
◆でも化膿して大変になった人もいるよ・・・・・。

うーん、本当に悩みましたよ。
ハムレットじゃないけれど、ピアスをするべきか、しないべきか。

決断は、なんと81歳のおばあさまとの出会いでした。

この方はラジオ番組のゲストで、画家の方なんですが、とにかく色彩感覚もばっちりで、おしゃれで楽しい方。
その方は髪を明るく染めてショートカットにしていたんですけど、その耳たぶには長く垂れたピアスが・・・・。

そう、80歳を越した方でもピアスをしているのなら、この私がしたっていいじゃない?

ということで、20年くらい前から懇意にしている女医さんのいる皮膚科に行きました。

1日目は処置が可能かどうかの相談。これはOKでした。
2日目は手術日。パチンとホッチキスのような器具で穴をあけてくれ、24金のファーストピアスをいれてもらいました。
3日目は事後の検診。

これは1ヶ月くらいはそのままにしておかなければならず、殺菌用の薬を毎日、綿棒で塗らなければならない。

ピアスのせいにしては悪いのですけど、そんなこともあったので、10月は何かと忙しくなり、ゆっくりと読書をする時間も少なくなりました。

調子はどうですかって?

うーん、ずーっとつけっぱなしなので、時にははずしたくなる、というのが本心。

でも北海道で買ったお気に入りのリングをすぐに落としてしまって、悔しい思いをしたことがあるので、落ちないというのは、いいですね。

写真は今は片方しかないそのリング。

そのとき買ったお土産のうち、垂れるほうのリングはまだ生きています。

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