2008年3月14日金曜日

最後の梅



今年は冬が寒かったせいか、梅の開花が遅く、いつまでも咲いている。
大学には白梅、紅梅がきれいだけど、もう3月も半ば。これで最後かしら。

今は沈丁花が咲いているわね。
この花って、昼間はどこにあるのか分からないのに、夜になって、歩いているときなど、ふーんわかとその香りが漂ってくるのよね。

そういえばね、昔、私が子供の頃に住んでいた家の庭には、赤い沈丁花があったの。

でも私は子供だったせいか、その赤(というか、えんじ色)の花が嫌いで、「どうしてうちには白い沈丁花がないのかしら」と不満でした。

そして沈丁花は接木ができると分かると、あちこちの家から白い沈丁花を拝借してきて、家の庭に挿したものです。でも、ついに白い沈丁花は生えてきませんでしたけどね。

今でもその庭を思い出すことがあるわ。

梅を初めとして、桃、椿、アジサイ、つつじ、バラ、つわぶき、山吹、アオキ、イチョウ、水仙、チューリップ、朝顔、ひまわり、もみじ、などたくさんの樹木がありました。
(桜だけはお隣の花を眺めていましたが)

今思えば、花に囲まれて生活していたのね。

もう庭のある生活は今更、めんどうだけれども、でも四季折々の変化が見られる生活はやはりいいわね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつの頃だったか・・一年生くらい?かな・・お小遣いでデージーとパンジーを何株か買いました。シャベルでウキウキしながら植えて。一つ二つと、増えていく花を数えるのが嬉しかった。いまだにはっきりと覚えています。

おおしまとしこ さんのコメント...

小学生のときに、自分でお花を植えたなんて、トントンは小さいときから植物がすきだったのね。
私は今でも花を植えるのは好きなんだけど、何でもすぐに枯れさせてしまうので、情けない。