2008年8月31日日曜日

夏の終わり


もう明日から9月。

ということで、今年の夏の思い出に「氷あずき」を食べてきました。


といっても、憧れていた目白の志むらには行けなくて、ちょっと用事があって出かけたところにあるお店でいただきました。

入口に「氷あります」というのれんがかかっていて、それに釣られて入ってしまったの。

でもその店は甘味がメインのお店ではなかったので、小豆も取り立てておいしいというものではありませんでした。

それに私が正規のかき氷として認めている3点セットのうち、小豆と抹茶は入っていたけれど、白玉がなかったので、本物じゃないわね。

その代わりというか、アイスクリームが乗っていました。
私に言わせるとこれは邪道だけど、仕方ないわ。

結構、量があったので、全部食べ終わったころには、肌寒くなってしまったわ。

でもこれでようやく私の夏のお約束が果たせたので、ほっとしました。

こうして今年の夏も終わっていくんですね~。

2008年8月30日土曜日

雨ばっか


このところの天気はちょっとおかしいんじゃないの?

夕立というか、雷雨というか、すごい土砂降りの雨が毎日、断続的に降っています。

運のいい人は、何回外出しても雨に出くわさず、傘も使わないというのに、運の悪い人は、出るたびに雨に会うというパターンです。


今日の私は、土砂降りと、雨の上がった後の両方を経験したので、運の良さ50%。

昨日は電車に乗っている時だけ雨が降っていたので、運の良さ100%。

おとといは市内では濡れたけど、都心では濡れなかったので、運の良さ70%くらいかな。


それよりも雷のすごいことといったら、ないのよ。

私もかれこれ半世紀以上この世に生きているけれど、最近は本当に雷が多いと思わない?

それもピカッと光ってすぐそのあとに、ドッシャーンと雷の落ちる音。

マンションの避雷針に落ちたかのかもしれないわね。

怖いよね~。

特に自転車に乗っている時に雷が鳴っていると、ハラハラしちゃうの。


今日は雷こそ鳴っていなかったけれど、スポーツジムに行く前にずぶ濡れになってしまったの。
よりによって、今日は裾の長いジーパンを履いていたので、裾がすっかり水浸し。
上着も雨でぐっしょりよ。

ジムでスポーツウェアに着替えて、そしてエクササイズをして、終わった後はそのまま帰宅しちゃいました。

こんな格好、誰にも見られたくないんだけれど、行くときに来ていた服は雨でぐしゃぐしゃに濡れているから、着替えるわけにもいかないの。

マンションのエレベーターでも誰にも会わずにすんだわ。
あー、よかった。

2008年8月29日金曜日

あと3巻~


瀬戸内寂聴さんの「源氏物語」全10巻を読み始めて、ようやく7巻まで読破した。

8巻からは光源氏の時代は彼の死去とともに終わり、今や彼の孫の代の物語になっている。
世に言われる「宇治十帖」と言われる部分に突入したのだけど、これが全然進まないのよ。


というのも、光源氏の頃の登場人物は、みなそれぞれ名前がついていて、それは仮に呼んでいる名前ではあるんだけど、藤壺だとか、紫の上とか空蝉とかそれぞれになんとなくイメージしやすかったの。

ところが、後半のところになると、「大君」(長女のこと)とか、「中の君」(次女のこと)といった呼び方しか書かれていないので、本当に誰が誰だか分からないの。

女性もそうなんだけれど、男性も「弁の君」とか「蔵人の中将」というようにその人の位で呼んでいるから、これまた誰のことをさしているのか、判断が難しいのよね。

それで巻末にある関係図(誰と誰が夫婦であり、誰の子供であるかが分かる図)をいちいち見ながら、「そうか、この人とこの人はこういう関係なのね」と確認しながら読んでいるから、ストーリーに没頭することができないの。


こういうふうに、ある方をその人の名前ではなく、位で呼ぶということはよくあることで、たとえば現代でも今の天皇は名前で呼ばないでしょ。

天皇という尊い立場の方は、お亡くなりになった後で、「昭和天皇」とか「大正天皇」とか初めて名前でお呼びすることが許されているのよね。

天皇が生きている間は、「今上天皇」とか「陛下」とかでしか呼ばれないのよ。

死後につけれれる名前を「送り名」というのだけど、それが源氏物語でも使われているので、本当に読みづらいわ。


1巻から7巻までは本当に面白くて光源氏の世界に浸っていたのだけど、今は文字を読んでいるというのが半分かしら。ストーリーにまで浸れないの。

それに最後の浮舟のところは、あまりにも寂しいお話なので読むのに躊躇してしまうのよね。

宇治ミュージアムで見たあの映画が思い出されるわ。

それでもようやく薫とお姫様が巡り合う場面にきました。
さて、これからが楽しみよ。

2008年8月28日木曜日

パリ・京・江戸


トントンが見てきたジヴェルニーに私も行ってきたのよ。
(ここのリンクは必ずクリックしてね。)

な~んてね、本当は虎ノ門でモネを見てきたの。


実は虎ノ門にあるホテルオークラで、「パリのエスプリ・京の雅・江戸の粋」という展覧会があったので、お仕事を早退して見てきました。

虎ノ門のような都心にはあまり縁のない私。

虎ノ門といえば、虎の門病院が有名。薬局がたくさん並んでいました。
そんなところを歩いていたら、なんと金毘羅様がありました。


こちらはホテルオークラの宴会場入口。
格式のあるホテルだけど、かなり年代物です。
ホテルのロビーでは、蘭さんのような方がたくさんいて、大きな生け花のセッティングをしていました。


さて、会場に入ると、まずはモネやセザンヌ、ルノワールなどのフランス人の絵画があります。
みんなどこかで見たことのあるような有名な作品ばかり。

モネの睡蓮もありましたよ。
解説によると、モネって、初めのうちは池の絵を描いていて、池にかかっている橋なども描いていたそうなの。それがだんだん、睡蓮だけを描くようになったそうです。

モネは「水面の光」というのを重視したそうだけど、そうなると、まさにトントンの写真とぴったりね。

これは「カミーユ夫人」という絵。
モネの奥さんだそうです。


私はフランスの絵画の中では、ドービニーという人の絵が気に入ったの。
ちょっと暗い感じなんですけど、落ち着いていて、いいなぁと思いました。

ただし、フランスの絵は枠がみんな金ぴかで、ちょっと派手すぎる感じ。

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次は日本画のコーナーです。西洋の絵もいいけれど、やはり日本人の絵ってぴったりとくるわね。

横山大観、前田青邨、伊東深水などのおなじみの画家の絵もありました。

また江戸時代の伊藤若冲や、酒井抱一、北斎、広重の絵もたーくさんありました。

見返り美人などの美人画、北斎や広重の日本各地の絵などが展示してありました。

私が好きな絵は、宮中行事の絵。
源氏物語に出てくるような衣装を着た人たちの様子がとても丁寧に描かれていたの。絵の色も線もすごくすっきりとしていて、好きになりました。
冷泉為恭(れいぜいためちか)という人の絵もよかったわ。

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パリの画家たちって日本の浮世絵からすごく影響を受けているんですってね。
フランスで出版された日本の浮世絵の書籍も展示してありました。

さて、面白い年表があったので、ちょっと写してきたの。
この年表を見ると、モネやセザンヌがなんだか身近に感じられるのよ。

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1831年 天保2年  北斎の富嶽三十六景
1832年 天保3年  マネが生まれる
      天保4年  広重の五十三次
      天保5年  ドガが生まれる
      天保10年 セザンヌが生まれる
      天保11年 モネが生まれる
      天保12年 ルノワールが生まれる
1867年 慶應3年  パリで万博開催
1868年 明治元年  横山大観が生まれる
1883年 明治16年 モネがジヴェルニーに移る
1897年 明治30年 モネが睡蓮を描き始める
1926年 大正15年 モネの死去

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19世紀ってすごい時代だったのね。

この頃って、チューブに入った絵具が出始めたんですって。
それで画家たちはこぞって野外に出て絵を描くことが盛んになったそうなのよ。
それまでは室内画が多かったけれど、このころから港とか川とかを描く絵が多くなったんですって。

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今日の展覧会は会場も広々としていてよかったわ。

そしてこの展覧会は世界の恵まれない子供たちのためのチャリティーでもあるそうで、ホテルオークラではもう14回目の展覧会だそうです。

さて、ホテルオークラで優雅なひと時を過ごした後は、スタバで休憩。

かき氷はなかったけれど、フラペチーノとかいう冷たい飲み物をいただきました。
ちょっとカロリーが高そうだったけれどね。


今日は雨が降ったりやんだりで冴えないお天気だったけれど、パリのエスプリと京都の雅な雰囲気、そして江戸の粋をいただいてきました。

2008年8月27日水曜日

カモメ食堂


昨日は、DVDで「カモメ食堂」を借りてきて見たの。

というのも、今は1本が190円なんですもの。


この映画は日本人の女性監督による日本映画なんだけど、舞台がなんとフィンランドのヘルシンキなのよ。

そして出演しているのは、日本人の3人の女優さん以外はすべてフィンランド人という映画。

でもご心配ななく。言葉はほとんどが日本語だし、内容もすごく日本的なのよ。

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ストーリーは、ヘルシンキに日本食を出しているレストランを開いている小林聡美が主人公。
でもこのレストラン、全然お客さんが入らないの。

そこにひょんなことで知り合いになった片桐はいりと、もたいまさこがこのレストランでお手伝いをするようになるの。

この3人が登場した時点で、すでに映画の中身は分かったような気がするでしょ。

つまり何一つ大げさな事件は起こらないのだけど、ほのぼのとした日常が描かれ、きちんとした映画だということが。

地に足がついた生活、まっとうな食生活、優しい人間関係などが淡々と描かれているの。

私は昨年かしら、同じ監督、同じ出演者の「めがね」を見たのだけど、「カモメ食堂」は「めがね」と同じ視線、同じパターンの映画だと思うわ。
違いといえば、「カモメ食堂」では小林聡美が料理を作る立場の人間だったけれど、「めがね」のほうは、彼女は食べる立場、ということくらいかしら。

出演者はこの3人以外には、日本語を学んでいる大学生、おしゃべり好きな奥様たち、ちょっと怪しいけれどコーヒーを入れさせたら天才的という男性、旦那さんに嫌われてしまったアルコール中毒の中年女性・・・・なんだけど、すべてフィンランド人です。

それにこの映画の中でもフィンランドの港や、森や町が出てきて、とてもいい感じ。

もちろん、映画にケチをつけようと思えばたくさんあるのよ。
・小林聡美ももたいまさこも、何故あんなにフィンランド語が上手なのか?
・どうして小林聡美はあんなにたくさんのエプロンをもっているのか?
・旅行者である片桐はいりの服の数が多すぎないか?
・あのような素人感覚の料理で客に満足してもらえるのか?
・客が入らないのに、どうして外国で生活していけるのか?

などなど。

それにね、もっと下らないことにも気が行ってしまうの。
・小林聡美は丸顔のイメージがあるけれど、意外と痩せているのね。
・はいりさんがこんなに背が高いとは知らなかったわ。
・もたいまさこって、いくつくらいのなのかしら。私と同じくらいかな?
とかね。

でもね、このレストランの厨房に置いてあるステンレスの食器のきれいさや、お店のシンプルなインテリアなどを見ているだけでも、いいなぁ、と思うのよ。

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そういえばね、アフリカにいたとき、この映画でも出てくるのだけれど、「海苔」に対する偏見と言うのを味わったの。
海苔を見せた時、雇っていたメイドが、「マダム、それは何なのか? 食べ物なのか?」と真剣な表情で聞かれたことを思い出したわ。

寿司の海苔巻きは外国人にも人気があったけれど、おにぎりというのは、とっつきにくいものかもしれないわね。

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前にも書いたと思うけれど、私がアフリカに住んでいた時のお隣さんはフィンランド人夫妻だったの。だからフィンランドというと親しみが感じるの。

この映画はお店が繁盛するというハッピーエンドで終わるのだけど、見ていた私も幸せな人生のおすそわけをしてもらったみたいで、見終わった後はすがすがしかったわ。

2008年8月26日火曜日

お稽古よっ!


さてさて、母の使っていた古い三味線の皮を張り替えてもらい、お道具も購入して、少しはやる気になってきた私。

今日はちょうど三味線のお稽古日だったので、お稽古場でもある和楽器屋さんにご挨拶に行ってきました。

そうそう、前にラジオでゲスト出演していただいたあのお店よ。

先生(お師匠さんと書くべき?)は65歳くらいかしら、薄緑色の絽の着物を粋に着こなしていて、肌は雪のように白く、髪は烏の濡れ羽色という感じの、まさに三味線とともに何十年という方でした。

この先生は三味線と長唄の両方を教えているようで、唄(というのかしら?)だけを習っている生徒さんもいるの。

お稽古は一人30分ずつ、先生と1対1で真向かいに向かってするのよ。

あ~正坐ができるか心配だわ。

これは我が家に置いてある三味線。


三味線はいつもはこういう台に立てかけてしまっておくの。


これは三味線のお道具セット。

豆絞りの日本手ぬぐいが可愛いでしょ。
スカートの上に置いて、スカートがめくれてくるのを防ぐんですって。

それにばち。

三味線がずれないようにするためのゴムと指かけ(竿に当たると痛いのでこれをするの)は紫で統一しました。

お道具だけはいっちょ前なんだけどね~。

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9月から正式に教えていただくことになったのだけど、この年で新しいことを始めて、ちゃんとできるかな。

楽器屋さんの奥さまは、「右脳がよく働くようになるのよ」とおっしゃって慰めてくれたの。

せいぜい頑張りましょう。

2008年8月25日月曜日

マンネリかしら?


南の島から帰ってきてから、またスポーツジムに行き始めているのだけれど、どうもこのところ、マンネリの感じがするのよ。

スポーツジムのインストラクターに作成してもらった私のコースは、筋トレとして足の筋力強化、背中と脇の引き締め、腹筋、背筋などのトレーニングをそれぞれ15回ずつ、2セットなの。

それをこなした後に、その時によって、ジョギングを15分くらいしたり、エアロビクスなどのプログラムに参加しているの。

でも南の島で食べすぎたせいか、お腹のお肉は相変わらずだし、背中の肉もちっとも取れてくれないの。

嫌よね~。やる気をなくすわ。


毎回、エクササイズを終わるごとにトレーナーからスタンプをもらっているのだけど、最近、どうも熱心さが足りない感じがしたの。

それで今日は久しぶりにヨガのコースに参加してみました。

室内の照明を落として、薄暗い中でするの。

インストラクターはよく、「自分の心と身体を見つめましょう」と言うのよ。

心を見つめるのは難しいわね。特に仕事や人間関係でカリカリしたときなんか、なかなか落ち着かないのよ。
でも最近の私は、のほほんとしているから、心のストレスはほとんどないの。良好です。

問題は身体のほうよね。
前のブログに書いたけれど、とにかく「痒い痒い病」があるので、ちっとも落ち着けません。
ヨガの最中でも、あちこちぼりぼり掻いていました。

それでもヨガをしていたら、少しはゆったりとした気分になったわ。


写真の花は、「ハートフラワー」というそうです。ハートの形をしているでしょ?

2008年8月24日日曜日

夏は終り?


先週あたりから、朝晩はめっきり涼しくなり、昨日からは日中も肌寒いくらいの気温になりました。

このまま、秋になってしまうのかしら?

天気予報を見ていたら、東京は今週の金曜日くらいまではずっと雨マーク。なんだか寒そうね。


暑くないのはいいのだけれど、私に一つ誤算があるのよ。

というのは、私は夏には必ず、かき氷を食べるというをルールを守っているのだけれど、今年はまだちゃんとしたかき氷は食べていないの。

今年の夏は、目白にある「志むら」 という店のかき氷を是非、味わいたいと計画していたの。山手線の目白駅のすぐ近くにあるらしいの。
ところがなんやかんやで目白まで出かける暇がなくて、今日に至ってしまっているの。

やはりかき氷は暑い日に食べたいでしょ。また残暑が来るのかしら?

一度涼しくなったから、もうあの暑さは戻ってほしくはないのだけれど、念願のかき氷を食べるためには、暑くないとね。涼しい時にかき氷を食べてもおいしくないわよね。
わがままな私ね。

よく、冷たいものを食べると、おでこや鼻の奥がツーンと痛くなる人がいるけれど、私は全然平気なの。
おいしい宇治金時のかき氷を食べたいな~。

写真はFUZZYさんからお借りしました。

花火大会の料理



毎年行われる花火大会の時は、親戚や友人をお招きして、我が家で大宴会をしています。

昨日は、2組のいとこ夫婦、娘と娘の彼氏が加わって、8人で花火と食事を楽しみました。

このうち、アルコールがまるでだめな人がいましたけれど、そんなことお構いなしに飲んで食べて、おしゃべりが弾みました。

花火は7時20分から打ち上げられるので、花火が始まるまではおつまみと刺身が第一部です。

話のつまみのために、種子島宇宙センターで買ってきた宇宙食も味わってもらいました。
バナナは「バナナチップスみたい」という感想。
アイスクリームは「高野豆腐みたいだけど、バニラ味がおいしい」という感想でした。

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これは石川芋。小さくて食べやすいサイズ。


おつまみの定番、枝豆。飛ぶように売れて、すぐになくなってしまいました。


これは鳥の軟骨塩焼き。カルシウムとコラーゲンの補強に。


お刺身は築地から直送。
天然の鯛、大きなアワビ、きれいなウニ、甘海老、マグロ。

みんな、にこにこしていただきました。おいしいものをいただくのは、本当に幸せ。

本わさびをすりおろすのは、娘の彼氏が担当。ツーンといい香りがしました。

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さて、花火が終わった後はまた食卓に戻って、第二部の料理の続きです。


てんぷらの数々。揚げたてだから、すごくおいしいの。
伊勢海老、穴子、野菜など。


これは伊勢海老の頭の部分。カリカリしていておいしい。
お皿は栗原はるみさんのブランドで、受け皿がついているので、揚げ物専用。便利なお皿です。


たくさん作りすぎたので、これはお土産用。本当はこの3倍くらいあったかしら。

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写真を取り忘れたのが、鰆の蒸し物。
豆腐、野菜と一緒に蒸して、ポン酢でいただきました。

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四色そうめん。一口サイズに盛り合わせ。

他にもミニおにぎりと、お漬け物。


これはお持たせの大福。豆がいっぱい付いていて、中身はあんこがたっぷり。こしあんと粒あんの二種類ありました。すごく大きくて、立派。


これもお持たせのバームクーヘン。チョコレート味とバニラ味がありました。

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食べ過ぎて大変でした。

雨で寒い花火大会でしたけれど、おいしい料理とビール、それに楽しい会話で宴会は深夜まで続いたのでした。

2008年8月23日土曜日

雨の花火大会


今年の花火大会は雨が降って寒くて、外で見ている人には大変だったでしょう。

でも我が家はベランダから見ていたので、雨にも濡れずに助かりました。


駅に集まってくる人は、みんな傘をさしています。
うちは本当に駅の目の前なので、プラットホームにいる人の顔まで見えるんです。


スタートはかわいらしい花火から。
近くのマンションの影が写っています。


花火がこんなふうに写ってしまいました。
光が流れてしまった写真もあるの。花火の写真は難しいわ。


ハート形の花火が可愛いでしょ?


雲に隠れて花火がよく見えません。
とくに花火が高く上がれば上がるほど、上のほうに咲いた花が見えなくなるの。


いろんな色のついた花火があったのだけど、色がきれいに写りません。
私はアジサイ色の花火が好きだったのに。
他にもグリーン、オレンジ、ピンク、赤、金、紫、ブルーなどの色とりどりの花火が打ち上げられました。


本当は、もっといろいろな形の花火があったの。
にこにこマークとか、ヤシの木の形の花火とか。
なかなかうまく写せませんでした。


全部で12000発、打ち上げられたそうです。


今までは、ラストはナイアガラだったのですが、今年は大スターマインで終了でした。
花びらが細かい花火もとてもきれい。シャワシャワシャワーというように音をたてて終わりました。

でも、花火を写すのは本当に難しいわ。

さて、明日はお料理編をアップしますね。

今年の花火大会


今日はこの町の名物、花火大会。


でも朝からどんよりとした天気で、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。それにこの寒さ。

それでも駅前の広場には、浴衣姿のお姉ちゃんや、作務衣姿のお兄ちゃんがどんどん集まってきています。

我が家は花火の打ち上げ会場である多摩川の駅前にあるの。
だからいつもベランダから特等席で花火観覧です。

近くのコンビニでは花火客目当てのジュースやビールを店頭で売りだしているけれど、この寒さじゃ、冷たいものを飲む気にもなれないな。おでんでも売ればいいのにね。

私がここに引っ越してきて今年で9年目。
その間、花火大会が雨で中止になったのは1回だけだったと思うの。

花火大会の時には、いつも2組のいとこ夫婦や友人を招待して、大宴会をするのが我が家のルール。

今年は娘の彼氏が登場。

さて、花火大会開始まであと4時間。
雨さん、もう少し降るのは待っていてね。

写真は無料写真を拝借しました。

2008年8月22日金曜日

刺されまくり


今日のブログは冴えない内容なのよ。


先週、南の島に行った時から、私は虫に刺されまくっているの。
それも足ばかりに集中しています。
普通の蚊ではなくて、なんだか変な虫のようで、すごく腫れています。

一番最悪なのが、足の指に刺されこと。
赤く腫れあがってしまっているの。
だから靴を履くと、そこが擦れてしまって、よけいに痒いのよ。
だけど、足の指って、うまくかけない。

島で刺されて、東京に戻ってきてからも、私の足は虫に刺されてばかり。

昨日は、久しぶりに違う靴を履いたのだけど、靴に変な虫が付いていたのかどうか分からないのだけど、またまた足の指と甲を刺されてしまったの。


思えば、私って子供の時から虫だけには好かれていたのよね。

そしていつも化膿してしまい、「タコの吸い出し」とかいう緑色の軟膏を塗ってもらっていたの。

そういう体質って大人になってからも直らないのよね。
大怪我や大病はしないのだけど。

あー、それにしても痒い、痒い。

なんとかしてほしいわ。

それにしても、さえない内容ね。
これが私の現実なの。

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写真は我が家の3ベア。
左から、バナナ、ステファニー、コニーちゃん。

みんな大きいのよ。

2008年8月21日木曜日

今日は雷


昨日は地震で怖い思いをしたのに、今日は雷でまた大変な思いをしました。

仕事の後に、久しぶりにスポーツジムでトレーニングをしていたら、ガラス窓を通して、稲妻がすごいのよ。
ピカッ、ピカッとしているの。
雨もザーザー。

慌てて家に戻りました。
でも電車も遅れているし、ピカピカ怖いの。

ようやく自宅に着いたのに、今度は何と言うことか、テレビも電話もインターネットも使えないのよ。

うちのマンションはケーブルを使用しているのだけれど、どうもそのケーブルが切断されたみたいなの。

管理会社へ緊急電話をしたら、セコムの人が来てくれて、そこからケーブル会社に連絡をして修理をしてくれたみたいです。

ようやく繋がった時にはほっとしたわ。

マンションは近代的な施設になっているはずなのに、こういうこともあるのね。

2008年8月20日水曜日

水天宮まで



今日はお仕事で中央区にある水天宮で会議をしてきたの。

水天宮というのは東京の下町にあり、安産の神様が祭ってあるところなの。

前に人形町散策というのをしたけれど、水天宮と人形町とは目と鼻の先にあるのです。

*****

そして仕事の会議をしている最中にちょうど地震があったのよ。
水天宮は下町だし、直下型地震のようだったので、はらはらしちゃったわ。

こんなときに、ビルの下敷きになって死にたくはないわ、と思ったわ。

どうせ地震にあうなら、自宅にいるときにしてほしいわよね。

水天宮は地下鉄半蔵門線の駅のすぐ近くにあるのだけれど、交番まで神社風でしょ。


水天宮といえば、近くに人形焼きの有名なお店があるのだけれど、行く暇がなかったわ。
ざんねん。

写真だけ撮ってきました。


私自身は、もう出産というイベントはないけれど(代理出産とかならあるのかしら?)、これからは娘の出産になるわね。

その時になったら戌の日に、水天宮までお札を貰いに行くかもしれないわ。

2008年8月19日火曜日

君の身体を変換



今日は「君の身体を変換してみよ展」というイベントに行ってきたの。

これはNTTのICC(インターコミュニケーションセンター)というアートとサイエンスを展示する文化施設で開催されているものなの。

今回の催しは、キッズプログラム2008といって、夏休みのお子様向けの催しなんだけど、大人の私でも結構楽しめました。

先日、新聞にこの展覧会のことが掲載されていたし、おまけに夏休みというので、日曜日でもないのに結構たくさんの親子連れでにぎわっていたわよ。


イベントの内容はというと、本格的に説明するのは難しいのだけれど、自分の身体を使っていろんな不思議なことに挑戦しようというもの。

このイベントを主催しているのは佐藤雅彦さんという有名なメディアクリエーターで、NECの「バザールでござーる」で有名になった人。
「だんご三兄弟」の作詞をしたり、プレステのゲームもたくさん作っている方です。

どうしてこのイベントに行ってみようかと思ったかというと、「身体」というのがキーワードだったの。

というのも、私の研究室は「錯視」の研究とか、「だまし絵」の研究などにも縁が深いのだけど、錯視ってたしかにすごいな~とは思うのだけど、私はそれ以上の感激ってあまりないのよ。

つまり錯視は私の向こう側にあるもので、自分自身はそれを見ているだけでしょ。つまり、錯視の絵を見ている自分というのがいるだけだって、それ以上、反応ができないわけ。

錯視の図を考える人や、それを理論的に説明する人はすごいとは思うのだけれどね。

ところが、今回のこのイベントは、錯視という目の錯覚だけではなく、身体全体の錯覚を扱っているので、どんなものかと思っていたわけ。

でも、とても楽しむことができましたよ。

このイベントは、現代のIT技術を駆使しているのだろうけれど、いわゆる科学っぽいものではなく、また小難しいアートものでもなく、単純に身体の不思議を味わうものだから、私のような素人のおばさんでも単純に楽しめたのね。

それにこのイベントは展覧会ではないので、自分で参加してみないと分からないの。

どんな作品があるかは、こちらを見てね。


私が体験した中で、一番おもしろいと思ったのは、「人間計算機」とでもいうようなもの。
上のHPの中では6番のところを見て。

参加する人は、まず入口で数字の書かれた札をもらいます。
その札の裏にはICチップが貼られていて、それを名札のように首から下げるの。
私がもらった札は「4」でした。

会場にはいくつかのゲートが立っています。
飛行場で身体検査をするようなゲートに似ているの。
ゲートの上には「×4」とか、「÷2」とか、「-3」とかいう加減乗除が書かれているの。

このゲームは、最初の数字をなんとかして、最終的に「73」にしなくてはならないの。
参加する人はこのゲートをくぐるたびに、チップが反応して「ピッ」とかいう音がすると、その時にたとえば数字が3倍になったり5足されたりするわけ。

大人だと、たとえば「8×9+1=73」だから、そういう答えになりやすいゲートを見つけてくぐるわけよ。

ところが算数なんてまるで分からない小さな子供は、勝手にゲートをくぐるでしょ。だからその答えが「1347」とか「9999」とかになってしまうのよ。

そんなふうにゲートをいくつかくぐって、私もようやく数字が73になったと思い、最終チェックゲートをくぐりました。

「○」が出た時にはほっとしたわ。

これって自分の計算能力と、ゲートをくぐりぬけるという身体の行為がうまく合わないとだめなのよ。


他にも腕がびよーんと長くなったように感じる装置(1番)や、人間の動きに合わせて光が点滅する装置(4番)とかありました。

どの装置も身体を動かさないとだめなものばかり。

いわゆる電子ゲームって頭と手と目だけでできてしまうのだけど、そうではないゲームだから面白いのよね。

でも、私たち昭和の子供たちにとっては、遊びというのは身体を使うことが基本だったでしょ。
おにごっこだって、石けりだって、ゴム段だって、すべて自分の身体を使わないと始まらない遊びよね。

そういう昔なら当然だったことが、今は忘れられているのかもしれないな~と思ったひと時でした。


上の写真はこの会場の手前にあるカフェで食べたキッズパフェ。
可愛い亀の形のクッキーもついていて、お子様向き。

このカフェは机が広いので本も読めるし、待ち合わせもできるので、何かの時に覚えておくといいかもしれないところよ。

カフェの写真はこちらにあります。おしゃれな雰囲気よ。

イベントの会場は初台にあるオペラシティの4階。

途中の写真はオペラシティの天井です。


こちらはいつもの巨人さんですけれど、いつ見ても大きいわね。
隣に歩いているおじさん、写してしまってごめんなさい。