2009年2月28日土曜日

梅か 桜か 1


2月21日の土曜日に、高校の同級生Kさん、Tさん、それにブログ仲間のA子さん&Mさんご夫妻と一緒に新宿御苑に出かけたの。

新宿御苑といえば、子供のころから何回となく訪れた記憶があるけれど、たいてい桜の季節だったと思うのよね。

2月の新宿御苑というのは、多分、初めてだと思うわ。


広い庭園には、梅や桜が咲き乱れています。

ここは江戸時代、内藤氏という方のお屋敷だったところなんですって。

梅はちょうど満開。

桜は寒桜、十月桜、河津桜、寒緋桜などあれこれ種類があって、見分けるのも大変。


これは梅でいいのかしら?

KさんもTさんも、A子さんも、Mさんもみんなすごく熱心。撮影に夢中です。

この日だけで1000枚近く写したそうよ。
私なんて、その20分の一も写さなかったわ。
実物を脳裏に植え付けようと、しっかりと眺めてきました。


今回あちこち庭園内を歩いて、新宿御苑の広さを実感しました。
都心の風景を高いところから見ると、新宿御苑のところは緑がいっぱい見えるでしょ。
ここはほんとうに緑がいっぱいなんです。

それにバラエティーに富んだ庭園をじっくりと回ることができました。
ここには水鳥が泳いでいる池もあるし、日本式庭園だけでなく、フランス式、イギリス風庭園もあるの。

そんなこと、初めて知りました。


これはしだれ梅。ちょっと色っぽいでしょ?

梅の花って、昔はあまり興味がなかったけれど、梅の可愛らしさが身にしみて分かるようになれたわ。
それって年のせいかしらね?

明日は「梅か 桜か 2」を載せる予定。

ときがたり 村山源氏


(写真はFUZZYさんからお借りしました。)

これまでいろいろな人の訳本で源氏物語を読んできました。
またいろいろな角度からの解説本も手にしてみました。

でも訳本だけだと、よくわからない部分もあるし、解説だけだと何か物足りない・・・・。

そんな私の気分をぶっ飛ばしてくれて、「これは本当に面白い!」と思ったのが、村山リウさんの書いた「ときがたり源氏物語」です。

村山さんの源氏物語は、現代語訳がずっと続いたと思うと、次には解説になっていたり、かと思うと村山さんご自身の感想が入っていたりします。

まったくの初心者が読むと、「これが源氏物語か」と間違えられてしまうおそれもあるのだけど、でも、とにかく面白い本です。

村山さんという先生の息吹が感じられるようでした。

*******

村山源氏の特徴は、私が思うに、登場自分物の性格をとても分かりやすく書いていること。

世代(光源氏・頭中将の第一世代、夕霧・柏木の第二世代、薫・匂宮の第三世代)の分け方が明快。

そして、平安時代当時の考え方や女性の地位などが、よく読みとれること。

あまりに面白く、つい次を読みたくなるので、伊勢旅行に行った時も重い本だったけれど、持っていったくらいです。

現代に生きる私たちにも源氏物語がよみがえる本だと思います。

これは村山さんが講義をしたのを再現したような構成になっていますけれど、実際にそのDVDやCDも販売されているそうですよ。

********

ネットサーフィンをしていたときにたまたますごいものを見つけました。
源氏物語に関してとてもユニークな発想をした人がいたのです。

それは登場人物をクラシックの曲と照らし合わせているのです。

音楽のすすめというサイトですが、桐壺はヘンデルの曲、空蝉は四季の夏、夕顔はバッハというように54帖すべてを選曲しています。

リンクがうまくいかないので、
http://の後にwww.kit-ya.jp/etc/club/column-002/4th/4th-006.htmlをコピーして、見て下さい。

こういうことを個人で研究している人は、やはり源氏物語に取りつかれたのでしょうね。
素晴らしい研究です。

******

今は、上野栄子さんという人の源氏物語を読み始めました。
この方はごく普通の主婦をしながら、独学で18年かけて、ご自分なりに翻訳をした方です。
80歳くらいになって、その翻訳を自主出版したそうですけれど、彼女も源氏物語に魅入られているひとりですね。

それぞれの訳本には、それぞれの工夫が見られていて、その違いを思うだけでも面白いものです。

2009年2月27日金曜日

最終講義

昨日は、研究室の教授の最終講義だったの。

国立大学の教員というのは65歳が定年なの。
それで教授も65歳になったので、3月で定年退職されるのだけど、それを記念しての特別講義でした。

大学院の講義というのは内容が専門的だから、普段は私が聞いても分からないの。でも昨日は「わが師、わが友」というタイトルのお話。それで私も仕事を早めに終えてお話をお聞きしました。


広い教室には大学関係者、卒業生、教授の友人などたくさんの人が来ていました。

印象的だったのは、この教授が、初めの指導教官から3つの約束をされたという話。

それは研究をしていく上で、
 1.専門的な学問に偏らないこと。
 2.アジアの人と友人になること。
 3.小学生でも分かるような説明ができるようになること。
ということだったの。

教授はこの約束をきちんと守ったのよ。

つまり教授のもともとの専攻は機械工学という分野だったのだけど、今では視覚、錯視、ヒューマンインターフェースなどと多岐にわたるいろんな分野の研究をされているの。

また大学内の留学生のとりまとめをしたり、研究室には中国人も多くいるし、アジアの人たちからもとても親しまれているのよ。

小学生向きの「あれ、あれれ、めのさっかく」という本も書いていらっしゃるの。それも3つ目の約束を守ったからなんでしょうね。


最終講義の後は、立食パーティでした。

奥様、お嬢様、お孫さんも登場して、花束贈呈。よかったわ。
先生が研究に打ち込んでいられたのも、奥様あってのことよね。

教授はマラソンが趣味なの。
つい最近までフルマラソンを走っていたのよ。
海外に出張の時も、ランニングシューズを持っていき、あちこち走ったそうです。

それと教授の隠れた趣味は、なんと「折り紙」。
大きな手で、器用に折り紙を折るの。

年の初めには、いつもその年の干支を折っていただいたりしたわ。
ピンクのストローで作った海老のお人形もいただいたわね。


とにかく「ものを作る」のがお好きな先生なの。

小学校に入る前から、お1人で動くおもちゃを作っていたんですって。

黙々と半田ごてを握ったり、やすりをかけている姿をお見かけするけれど、とても嬉しそうなの。

私もこの教授のそばに10年ほどいたわけ。

がんこだけど、人間関係をとても大切にしているの。
たくさんの学生が有給休暇を取って駆けつけてくれたほどみんなに慕われて、さすがにご人徳だわ。

これから3月末まで、もうひとつ、新しいものを作り上げたいとおっしゃっていたのが、すごいわ。

2009年2月26日木曜日

納豆アンケート

いつものことながら、ぼーっとしながら駅前を歩いていたら、アンケートにご協力を、と声をかけられたの。

この手のアンケートには何回か応じているのだけれど、回答すると図書券をくれるのよ。

それでちょうど読みたい本があって、本屋の前にいたので、すぐにOKしちゃいました。

(写真はウィキペディアからお借りしました。)

今回のアンケートの対象は「納豆」なの。
それも普通の納豆じゃなくて、たれが小袋に入っていないという新種なんですって。

アンケートは本屋さんのビルの6階で行われるの。
部屋に入った途端、納豆の臭いがぷーんとしてきたわ。

まず最初に年齢と性別、家族構成などを聞かれて、
「あなたの周りに納豆業界の関係者はいないですね」と念を押されるのよ。

もちろんNOと答えると、アンケート用紙が配られます。

納豆を食べる頻度や、どのメーカーのを食べるか、何を重視して納豆を買うかとかに答えていくの。
でもいつもメーカーを気にして買っているわけじゃないしね・・・・。

そしていよいよメインの納豆の新製品が配られたの。

その納豆はね、四角い発泡スチロールの中に納豆が入っていて、隅っこに仕切りをした三角コーナーのようなところにたれがそのまま入っているのよ。

とはいえ、普通のたれではこぼれてしまうので、うんと濃度が濃いたれなの。
ゼラチンで固めてあるような感じね。
これを納豆にこすりつける感じでまぶして食べるのね。

もちろん、白いご飯はついているのよ。お水もあります。
でも納豆につきものの辛子はなし。

まずその製品をじーっと眺めて、そしていくつか質問に答えるの。

それからようやく試食。

食べ終わってからまたアンケートにあれこれ答えるわけ。

納豆につきものの四角いラップや、たれの小袋がないというのは、片付けるときに便利だからいいわ。

でもね、この納豆、やけに粒が大きくて、柔らかいのよ。
おまけにたれの味が濃いし、ちょっとね・・・。

これが3つで178円だったら買うかどうか、という質問もあったけど、それって少し高いわよね。

私は納豆にそれほどこだわりがあるわけではないけれど、たれがちょっと問題だったわ。

ということで、500円の図書券をいただいて、すぐさま下の階の本屋さんへと足を向けたのでした。

あ、納豆のお口直しにコーヒーが飲みたかったわ~。

2009年2月25日水曜日

殿様気分で

今日は目白の椿山荘の近くにある「永青文庫」というところに行ってきたの。


ここはかつての熊本藩主細川家の江戸屋敷があった場所で、細川家代々の殿様のコレクションが収められているの。日本のものや中国の美術品がきちんと保管されているの。

今回、ここで源氏物語関係の絵巻などが展示されていたの。

実は、友人がこの永青文庫の抽選に当たり、私が源氏物語ファンだということを知っている彼女がその入場券をプレゼントしてくれたのよ。

それで、いそいそと出かけてみたのです。

そこは閑静な住宅街の中にあって、多分あまり多くの人には知られていないかもね。

レトロっぽい雰囲気の照明。


細川家は初代当主の幽斎さんが源氏物語には一言ある人だったようで、模写をしたりして、いろいろと研究をしていたそうよ。

そして16代の当主である護立(もりたつ)さんという方は、大正時代から昭和初期には、武者小路実篤などのパトロンもしたそうで、このお屋敷を永青文庫という形にしたんですって。

こちらが展示室のあるところ。


このお屋敷はそれほど豪華なものではないけれど、室町時代、江戸時代の国宝級の美術工芸品がたくさんありました。

私が気に入ったのは、伊勢物語の絵巻。
カラフルでとてもきれいでした。

細川家の代々の当主は、みなさん文武両道に優れていたようで、たくさんの美術品を収集したり、保護したりしていたの。

だから細川護熙さんがろくろを回して、晴耕雨読の毎日を送っているというのも血筋なんだなと思ったわ。彼は18代目の当主だそうよ。

こういうのを見ると日本の伝統ってすごいなと思うのよ。

こちらは応接間。


この文庫では季刊で冊子も発行しているのよ。
美術工芸品を中心とした素敵な冊子です。

そういう文化的なことって、なかなかできるものじゃないと思うけどね。

こちらは別館。


私が気にいったのは、別館にあった喫茶室なの。こんなふうにお庭を眺めながらお茶が飲めるの。


ここでコーヒーや紅茶がいただけるの。クッキー付きで600円。
お抹茶を頼むと、細川さん自らが作ったお椀に入れてくれるそうよ。


これは、昔の侯爵が使っていたコーヒーカップなんですって。由緒あるんでしょうね。

ところで目白といえば、かつての角栄御殿があったところ。
でもここはブルとーザーで取り壊されていました。
今太閤と言われた人のお屋敷だったのにね。

かたや細川家は500年近く代々と続いているでしょ。

一代限りで終わってしまう今の政治家(真紀子さんはいてもね)と、昔の殿様の違いがまざまざと感じられたわ。

2009年2月24日火曜日

邦楽漬けの一日

今日は1日、半蔵門にある国立劇場で邦楽漬けでした。


というのも私が習っている三味線の先生は長唄のお師匠さんなんだけど、その先生が所属している長唄協会というところの春季演奏会というのがあったの。

私は特別、見たいとも思っていなかったのだけど、先生から是非見るといいと勧められ、お稽古をしているお姉さま方からも絶対に行ったほうがいいと言われたのよ。

それで行ってみることにしたのだけど、入場券が5000円もするの。

私は内心、「えー、5000円も払うなら1000円の映画が5本も見られるじゃないの」と思ったけれど、まあ後学のためと思って出かけてみました。

国立劇場は四谷からバスで行くの。

久しぶりに降りた四谷駅は全く様相が変わっていたし、上智大学もイグナチオ教会も昔とは雲泥の差でびっくり。

と、国立劇場には1時過ぎに到着したのだけど、私はずーっと演奏を聞きっぱなしで、なんと夜の8時過ぎまで演奏会にいたのでした。これだけ聞けば、元は取ったわね。

三味線のトーテシャン、ツンツン、笛のぴーひゃらりー、太鼓のポーン、ポーン、鼓のトーントーン、という音が耳について離れなくなっちゃったわ。

圧巻は最後の舞台よ。


(写真は長唄協会のHPからお借りしています。)

なんと長唄と三味線の総勢162人が舞台に乗って、「俄獅子」というのを歌って演奏。すごかったわよ。
オーケストラだってこんな大人数じゃないわよね。

これには私の先生も出演していたの。

こういう演奏会って初めて行きましたけど、世の中にこんなに多くの邦楽関係者がいるとは驚いたわ。

舞台に出ている人はみなさん、「杵屋なんとか」という名取さんばかり。

そういう人たちが男性は黒紋付きにはかま姿、女性は黒の留袖に白い帯でわんさと登場してくるの。

見ているお客さんもすごく多いのよ。

こういう邦楽ワールドは知らない世界だったわね。


国立劇場には有名な作家の絵も展示してあったの。
東山魁夷、橋本明治、上村松篁など、私の好きな作家の絵もあって嬉しかったわ。

それにしても国立劇場って、食べ物がものすごく高いの。
サンドイッチやアイスクリームも目が飛び出るほど高くて、お弁当など2000円もするのよ。

こういうの、何とかならないかしらね。

旅のお土産

今回の伊勢志摩一泊旅行では、地元の名産を少しずつ買ってきたの。

とはいえ、志摩の有名な真珠は本物は手が出ないので、まがいもののピアスでごまかしました。

これは真珠専門店に行ったとき、そこのトイレで見た壁面なの。

真珠が埋め込まれた壁なんて、初めて見ました。
周りの壁すべてがこうだったのよ。すごかったわ。


一番の収穫は岡崎のカクキューというお店の八丁味噌
これは本当によかったわ。毎日使っています。

カクキューでは話のタネにと思って、「味噌キャラメル」もお土産にしたんだけど、結構皆さんに評判が良かったみたい。


「味噌カツソース」というのも買ってみたの。
それで昨夜はとんかつにこれをかけて食べたのだけど、味噌と中濃ソースがミックスされたようなこってりした感じね。


今にして思えば、岡崎では「味噌カレー」も買ってくればよかったな。

このあたりの味付けって、全体的に甘くて濃い味なの。

関西に行くと薄味なのに、いったいどのあたりで味が変化するのか興味が湧いてくるわね。


これはお土産ではないのだけれど、豊橋で食べた「味噌田楽」。
お豆腐の上に乗せた味噌がこんがりと香ばしくて、こってりしていておいしかったわ。
真ん中の黄色い線は辛子。ピリッとした辛子と味噌がよく合っていました。

けっこう中京地区の味噌味にはまりました。


これは渥美半島の名産の「あさりせんべい」。

えびせんべいは各地で見かけるけれど、あさりが入っているのは、ここでしか手に入らないんですって。
ビールのつまみにはぴったりです。

そうそう、地元の農協のようなところでは、おいしいブロッコリーを1個100円で買ったきたの。
こちらで買うと国内産だと300円くらいするのにね。新鮮でおいしかったわ。

最後には豊橋名産のヤマサのちくわも買ってきました。
ヤマサというと醤油というイメージが強いんだけど、有名なちくわ屋さんのようです。

伊勢のおかげ横丁では、お土産にはできなかったけれど、チーズ入り棒というのをむしゃむしゃ食べました。
さつま揚げの中にチーズが入っていて、とろーりとしていたわ。

あちこちで変わったアイスクリームも食べたのよ。
抹茶アイス、味噌アイス、それになんだっけ・・・。

伊勢うどんもおいしかったし、ホテルでいただいた「蓮根饅頭」という蒸し物もおいしかったわ。

ということであちこちで食べすぎて、かなり太ってしまいました~。

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2009年2月23日月曜日

フェリーで渥美半島へ

バレンタインデーに出発した伊勢志摩旅行も終わりに近づいてきました。

それにしても、たった1泊の旅行だったのに、ずいぶんと長く掲載しているわね。我ながら感心するわ。

さて、鳥嫌いの私が写した海の鳥。カモメさんです。

カモメというと、どうしても「カモメの水兵さん」を口ずさみたくなる私なの。


キー、キーと大きな声で鳴きながら船に向かって突進してくるのよ。

フェリーには観光バスごと乗りました、
伊勢半島の鳥羽から、目指すは渥美半島の伊良湖岬まで。

伊良湖って、「いらこ」だと思っていたら、「いらご」なんですってね。
バスガイドさんに教えてもらいました。


本当ならこのあと、恋路海岸やヤシの実の記念碑のあるところに行く予定だったの。

ところが、この日はものすごくお天気がよくて、絶好のドライブ日和。それで車が渋滞していたので、恋路海岸には行けませんでした。ちょいと残念でした。

さて、お目当ては田原市の菜の花畑。


よく新聞などで「菜の花が一面に咲きました」という写真が載るけれど、ここはその現場でした。


本当に見渡す限り菜の花で、まっ黄色。

これだけ咲いていると匂いもすごいのよ。うーっとくる感じ。
伊勢神宮のスギ花粉にも驚いたけれど、菜の花の匂いにも圧倒されました。

この辺りはブロッコリーやキャベツ、菜の花、キンセンカなどのお花がたくさんあるところ。
風が強いので、風車もたくさん見かけたの。

「近郊農業」という言葉を思い出したわ。

とてものどかなところでした。

バスは渥美半島をずっと走って、最終目的地の豊橋まで。

さて、旅の終わりは、お土産編にする予定。


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2009年2月22日日曜日

おかげ横丁 2

伊勢神宮の近くにある「おかげ横丁」には、ありとあらゆるお店があって、訪れる人を楽しませてくれるの。

原宿の人ごみとは違うけれど、でもあそこも明治神宮のお隣さんということで、同じような発展をした町なんだろうな。
もっとも原宿を歩く人とおかげ横丁を歩く人とでは、年齢層が違うけれどね。

そんな中高年(?)に相応しいのが、盆栽。

そうなの、おかげ横丁には道端のあちこちに盆栽が気軽に置かれているのよ。


街並みを明るくするために、パンジーなどを植えているところは多いけれど、盆栽が置かれている町は初めて。

さすが、おかげ横丁ね。


これは盆栽屋さん。かっこいいお兄さんが売っていました。

私は盆栽の良しあしは分からないけれど、小さな梅の鉢が1メートルくらいの間隔で置いてある風景は、風流なものでしたよ。


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2009年2月21日土曜日

おかげ横丁 1

伊勢神宮内宮のすぐ横に、「おはらい横丁」という繁華街(?)があるのよ。

ここにはたくさんの食べ物屋さんやお土産屋さんが並んでいて、お伊勢参りをした人のお腹を満腹にさせてくれるところなの。

すごい人ごみなのよ。

その「おはらい横丁」の中でも有名なのが「おかげ横丁」。

ここは去年、一挙に有名になっちゃった「赤福」が平成5年に「300年も営業で来たのは、お伊勢さんのおかげ」という意味で名付けたんですって。

「赤福」は今は、あんな騒ぎがあったとは思えないほど、繁盛していて、すごい行列でした。


干物やさん、お団子屋さん、真珠やさん、酒屋さん・・・・ありとあらゆるジャンルのお店が並んでいるの。


この「おかげさま」というお酒、生で飲んだけど、すごくおいしかったわ。


今回の旅行で、いちばんの食べ物は、「伊勢うどん」。


私って、完全なお蕎麦人間で、うどんって嫌いなの。
ほうとうとか、きしめんなら食べるのだけど、普通に麺類を頼むときは絶対にお蕎麦なんです。

でもこの「伊勢うどん」はすごくおいしかったの。

汁は少なくて、つけ麺のような感じ。
(食べる前に写したのよ。初めからこんなに汁は少ないの。)

麺は柔らかくて、とにかくおいしかったわ。

お土産に買おうと思ったけど、重くてやめました。残念。

これは「焼きさざえ」。おいしかった!


ここには明治時代からあるような古い建物がずらりとならんでいるの。


これは郵便局。

一日いても飽きないくらい楽しい「おかげ横丁」でした。


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2009年2月20日金曜日

お伊勢参り

今回の旅行のメインイベント、お伊勢さんです。

ここは外宮(げくう)と内宮(ないくう)があるのは、知っていたけれど、こんなに離れていたとは。
バスで10分くらいかかったかしら。


こちらが外宮。
正式名称は「豊受大神宮」(とようけだいじんぐう)。

何がすごいと言って、杉がすごい!

つまり杉花粉がびゅんびゅん飛んでいるのよ。青い空がまっ黄色になっていたわ。
花粉症の人には辛いところです。

それと、人の多さ。
こんなにたくさんの信心深い人が世の中にいたとは、信じられないわ。
原宿や新宿並みの人の多さでした。びっくりよ。


こちらは内宮。
正式な名前は「皇大神宮」って言うんですって。

この外宮と内宮以外にもたくさんの別宮があるそうよ。

お伊勢さんは、20年に一度の遷都が2015年にあるというので、あちこちでその準備をしています。


20年に一回、場所を交換するわけ。ご苦労なことです。


これは今まであった橋を壊しているところ。
私たちは「仮の橋」を通って渡ったの。


神社というのは玉砂利がつきもの。黒い靴がすぐに真っ白になっちゃったわ。

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志摩のホテル

今回の旅行はJTB主催の団体旅行だったの。

新幹線の往復切符、バスやフェリーの代金、それにホテル代も含んでいたのですごく格安でした。

ということで宿泊はかの有名な伊勢志摩観光ホテルではなくて、伊勢志摩ロイヤルホテルというところでした。
紛らわしわね。
でもここは温泉も出ていたのよ。


上の写真はロビーに飾ってあったお花。

ホテルのロケーションはよかったですよ。
高台に建っているので、目の前に海が広がって見えるの。


これはホテルの部屋から眺めた景色。
ここは入り江なので、海はとても静かです。


この橋を渡るとホテルなの。
お部屋も広々していて、すてきなところでした。

500人くらい収容できる大きなホテルだったのよ。

問題は、食事!
夜の食事はまあまあ。

献立は、
あおさ胡麻豆腐、お造り、鰹の手こね寿司、野菜の焚き合わせ、海鮮陶板焼き、蓮根まんじゅう、海老の天ぷら、もずく、海賊鍋・・・と海の幸が豊富だったの。

ところがよ、ひどいのが朝の食事。

7時からスタートだというので、私は7:20頃に食堂に着いたの。

和洋折衷のバイキングで種類は豊富なんだけど、でもその頃には会場は超満員で、食べるものがほとんど残っていないのよ。
お皿にはかけらがほんの少し残っているだけ。

コーヒーも残っていないし!

食べ物の恨みは恐ろしいわよ。

それにこのホテルにはエレベーターが少なくて、待っていても満員で乗れないの。
仕方なく、裏の階段でお部屋まで歩いて上下しました。
いい運動になったわ。

これはホテルの中を探検していたら、見つけてしまった結婚式場。
ちゃっかり撮影してきました。
すっきりしていて、ちょっといい感じだったわ。


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2009年2月19日木曜日

夫婦岩

岡崎の八丁味噌を見学した後は、バスは伊勢湾に沿ってゆきます。
ここはいわゆる観光旅行のスポットです。

そう、志摩半島にある二見が浦というところにある「夫婦岩」。
夫婦の岩の大きさが違いすぎると思わない?

二つの岩の間に大きな太い綱が張ってあるけれど、これは毎年取り換えるらしいわ。


左から烏帽子岩、屏風岩、そして夫婦岩という名前が付いていたわ。


ここにも何とかという神社があったわね。
そうそう、アマテラスオオミカミが隠れてしまった天の岩戸のお話のあるところです。

そういう場所って日本全国各地にあるみたいね。

ここで休憩した後、志摩のホテルに向かったのよ。

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2009年2月18日水曜日

八丁味噌


豊川稲荷を参拝した後は、八丁味噌のカクキューという古い味噌屋さんを見学したの。


八丁味噌の「八丁」という名前の由来は、徳川家康のお城である岡崎城から距離にして八丁(870メートルくらい)のところにあったから、八丁味噌って言うんですって。

東京にも八丁堀というところがあるでしょ。
あそこは、この八丁にいた人たちが江戸に出てきて住んだところだから八丁堀というそうよ。
ということを、この味噌工場のガイドさんが説明してくれました。

とにかく古い歴史のあるところでした。


立派なお蔵でしょ。なんだか映画のセットのような感じがしたわ。


みんなで見学しているところ。
こうやって大きな木の樽に味噌と塩を入れて、上に石で重しを置いて3年保存するそうです。



この木の樽は大正13年に作られたもので、今も使っているそうよ。


レトロっぽい雰囲気にあふれているでしょ。

この味噌屋さんは去年あたり、NHKの朝の連続テレビ小説「きらり純情」とかいう番組の舞台にもなっただそうで、あちこちにロケ風景の写真が飾ってあったわよ。

私は八丁味噌(赤だし味噌)って、なめこ汁のときくらいしか使わなかったのだけど、ここで試食した味噌汁がとてもおいしかったの。それで旅行から戻ってきた後は、ここでプレゼントされた八丁味噌を使っています。
東京で買う赤味噌よりもおいしく感じられるわ。

「味噌キャラメル」も話の種にお土産に買ってきました。

とにかく、このあたりは東京とも京都とも異なる味噌文化の土地柄だと思ったわ。