2009年10月4日日曜日

ご褒美はサントリーホールで

今日も朝から早起きして、掃除・洗濯・アイロンかけもろもろの家事をして、まずはジャズダンスのクラスへ。
ジャズダンスは10年ほど前、おばさんジャズダンスだったけれど、、みっちりと仕込まれたので、まぁ、今でも、腰の動きや柔軟は何とかなるのだけれど、最近は頭の老化が激しくて、振付の順序がすぐに頭に入らないのよ。それに踊りに切れがなくなった!あ~、情けないわね。

それでもしっかりと汗をかいて、シャワーを浴びて、今度は、急いで母のいるグループホームへ。

母の堂々巡りの話を聞いたり、施設の人と相談したり、お仲間の人たちとおしゃべりしたり。
ちょうどお昼時だったので、ランチをちょいと試食させてもらいました。


今日のお昼の献立は、ハンバーグの大根おろし乗せ、細いパスタのサラダ、フルーツ盛り合わせ、わかめのみそ汁。豪華版でしょ。
トマトもちゃんと湯むきしてあるし、ブロッコリーは柔らかく茹でてあるし、心づくしのランチです。
私の昼食よりボリュームもあるし、しっかりとしているわ。これで3時になると、また手作りのデザートなのよ。

グループホームの職員さんたちはいつも笑顔で接してくださるし、母も私もとげとげした気持ちがなくなったし、本当にありがたいことで、みんなに感謝です。

そして、今日のメインイベントは、サントリーホールでのコンサート。

(曲目などの詳しい紹介はこちらにあります。)

これはNTTが毎年、行っているコンサートで、無料でご招待なの。その抽選に当たったというわけ。

懸賞マニアの友人を誘って一緒に出かけました。

ちょっと早く着いたので、お隣のオープンカフェで休憩。
さすが赤坂六本木。お客様はこのあたりにお住まいの外国人ばかり。
犬と一緒にのんびりとお茶を飲んでいて、ラフな感じ。
カフェのボーイさんもイケメンぞろいで、うちの近所の喫茶店とは大違いだったわ。


さて、今日は2階の座席でした。
舞台の左上あたりの席だったので、指揮者も演奏者もばっちりお顔が見えました。
こんな間近で演奏している姿を見られるなんて幸せ。

座席の対面に、どことなく周りの雰囲気とはちょっと違う優雅な女性がいると思ったら、高円宮妃殿下とそのお嬢様でした。
でもとても気さくな感じの方で、演奏が終わるごとに大きな拍手をしていました。音楽がお好きというのが良く伝わってきたわ。

曲目は、最初は「ウィリアム・テル」序曲。
そうそう、あの「ハイヨー、シルバー」でおなじみの景気の良い曲です。

次はグリーグの「ペール・ギュント」
この曲は1875年作曲というから、今から130年くらい前の曲なのね。
北欧ムードの漂う、素敵な曲でした。

最後はストラビンスキーのバレー音楽「ペトルーシュカ」。
バイオリンやチェロももちろん良かったけれど、フルートやピアノや打楽器の演奏もとても良かったわ。

指揮者は世界的に有名な中国の方だったのだけれど、その人が、私が3月まで務めていたD大学の研究室にいた留学生そっくりでした。時には楽しそうに、時には情熱的に、時には軽快に演奏していて、その姿が留学生のKさんを彷彿とさせていて、懐かしくなりました。
この指揮者はハーバード大学を出ていて、眼科医でもあるんですって。
音楽と医学の両立をしているなんて、すごいわね。

オーケストラは全部で100人近くいたかしら。
バイオリンやチェロなどの奏者だけで60人もいたの。
その人たちが一斉に、弓を上下左右、斜めに引いているところは、それは壮観でしたよ。


久しぶりにそんな優雅な午後を過ごし、今度は急いで夕食の買い物をして帰宅。

今週も、家事やら仕事やら趣味やら、いろいろとやらなきゃならないことがたくさんあるのだけれど、こんなご褒美を頂いたから、私もがんばらなくちゃね 

4 件のコメント:

マサ さんのコメント...

まぁ、としちゃん、なんとも充実した休日でしたね。
グループホームのランチは、ホントにリッチ。我が家の夕食より立派だわ。後学のためお聞きしますが、ホームでは、希望すればお酒も飲めるの?
午後は優雅な時間を過ごされましたね。妃殿下もいらっしゃるくらいだから、格調高いコンサートなのね。
こんな日は、帰って夕飯の仕度をするのが、おっくうにならない?

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさん、グループホームでアルコール、どうなんでしょうね? 献立にはないけれど、自分で飲むのはOKなのかしら?
母はまるでアルコールはダメな人だけど、私がそういう施設に行ったら、やはりたまにはビールやワインも飲みたいわよね。
時々、母の好物は差しいれるけれどね。カロリー計算とかがきっちりしてあるので、ビールはグラスにいっぱいくらいなら、いいかしら? 
今夜の食事は偽イタリアン。これはごまかせますからね。カブのスープと肉とわかめサラダと、おしゃれなパンと赤ワインで見かけだけは華やかにしました。(笑)

史aya子 さんのコメント...

指揮者はどなただったのかしら?
やはり賢くないと出来ないので、指揮者やヴァイオリニストは高学歴の方が多いのですよ。
顔が見える席は楽しいですよねぇ。
舞台に近い万前の席は、案外音が良くなかったりします。
2階以上の方が、良い席に当たる確率が高いんです。
音はともかく、サントリーで一番おもしろいのは、舞台の裏側の席。
オケのひとたちが、どうやって演奏中を過ごしているのか、丸見えです。
素敵なコンサートだったようで、良かった。
敷居の低い演奏会、もっとやるべきだと思うんです。
本当は特別好きじゃない方にも、気軽にいらして戴くべきなんですから。

おおしまとしこ さんのコメント...

史子さん、えーとね、指揮者はサミュエル・ウォンさんという方。香港やアメリカ各地・ヨーロッパとあちこちで活躍している方だそうです。
私はクラシック音楽のこと、全然わからないのだけれど、こういうふうにご招待されるとやはり嬉しいし、興味が湧いてきますよね。
前回のときは、1階の真正面の真ん前の席だったの。ほんとに第一バイオリンの真下という感じだったのだけど、あまりに近すぎて、舞台の床ばかり見ていた・・・・。
今度は後ろの席から見ても面白いかもね。