2010年1月30日土曜日

父母の日

今日は父の命日でした。おまけに昨日は母の86歳の誕生日だったので、娘と二人で母のいるホームへ出かけました。

母は昨日が自分の誕生日だったことはよく覚えていて、おめでとうと言うと嬉しそうでした。

ところが、「今日はお父さんの命日なのよ」と言っても、「あら、そうだったっけね~」と言うばかりで、全然覚えていないのでした。ふーん、そんなものなのかしら。
マサさんのお母様も亡くなったお父様の誕生日を忘れたというけれど、女性はそういうものなのかしら。

ところで、今日、ホームを訪ねたのにはもう一つ、理由があったのです。

それは、カナダに住んでいる妹が、母の誕生日のプレゼントということで、昨年末にインターネットから日本の花屋を探して、母のホームへ誕生日に送ってもらうように手配をしていたのに、花屋の間違いでなんとそれが年末の12月29日、つまり本当の誕生日よりも1カ月早く届いてしまったのでした。


これが、1カ月早く届けられてしまった花束。(ちょっとしおれていますが。)

当然、受け取った母は何の花なのか分からず、ホームのスタッフの人も、「きっと、お正月だから送ってくれたのだろう」ぐらいに思っていたようです。
それが、私がホームに出かけたときに花束を見つけて、伝票にもちゃんと「1月29日に送ること」という注意事項が書いてありました。

そのことをカナダの妹に伝えたら、彼女は怒ってネットで花屋にクレームをつけて、もう一度、本当の誕生日に送ってくれるよう話をつけていたのです。

それで私は、ちゃんと誕生日にも花が届いたかどうか、ホームに見極めにいったわけでした。


こちらが2回目に届いた花束。ピンクと赤の花が若々しいですよね。

とても大きくてきれいなので、母の個室ではなく、みんなが集まるリビングに飾ってありました。


さっそく、妹には「本当のお誕生日にもちゃんとお花が届いた」と伝えました。
ホームのみなさんも、2回も違ったお花が眺められて、よかったかもしれませんね。

1回分の費用で2回もきれいなお花が届けれられて、儲けものだったかも。

8 件のコメント:

さと さんのコメント...

お母様、お誕生日おめでとう!
元気で誕生日を迎えることができて嬉しいですね。
私も木曜日セレブ教室の後に施設に行くと母はスキーから帰ってきたん?と言いました。
一週間前のことを覚えてくれていて嬉しかったわ。

きれいなお花に囲まれて!
2回も(笑)
ものは考えようで福が倍になりましたね♪

おおしまとしこ さんのコメント...

さとさんのお母さま、スキーのことをちゃんと覚えているのね。きっと気になっていたのでしょう。うちの親は記憶力はまるで低下しています。
お花が2回も届いたのは、妹が図々しく文句をいったおかげね。私はそこまで言えないわ。

ハッセルぶらっと さんのコメント...

お母さんは 今 周りの皆さんの愛で、楽しい日々を過してらっしゃるからでしょうね。
ジイもそんなふうに、子供たちから愛されたいです。

おおしまとしこ さんのコメント...

母はかなりぼけているのですが、「私は100まで生きるかもしれないね」といつも言っているのです。そんなに長生きされたら、私のほうが先に行ってしまいます。ここはスタッフの人がとてもいい人ばかりなので、私も安心です。

マサ さんのコメント...

お母さま、お誕生おめでとうございます。
お母さまの誕生日の翌日がお父さまの命日とは、運命的なものを感じますね。
ゴージャスで可愛いお花だこと。結果的には、得しちゃいましたよね。
ウチの母も少し前までは、「米寿まで生きられたらいい」と言っていたのに、最近は「95歳まで生きそうな気がする」なんて言っているの(苦笑)

真蘭 さんのコメント...

お母様の86歳のお誕生日
おめでとうございます。

若々しいピンクのアレンジメント
ホームの皆さんも明るい気持に
なられたでしょうね。

日本人はつい遠慮して文句を言えませんが
流石、海外生活が長い妹さん。
ちゃんとお誕生日にお花が届いて良かったですね。

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさんのお母さまなら95までお元気で長生きしそうね。
父は母の誕生日が来るのを待って、それで安心して亡くなったような気がするの。でも、忘れられたら仕方ないけどね。

おおしまとしこ さんのコメント...

真蘭さん、昨年、妹に「もうお花が届いていたけれど、あれ、何なの?」と聞いたら、妹はそれは花屋の手違いだから、支払いはしないと、いきまいて、花屋にクレームをつけたんですよ。そうしたら結果的に2回もお花をもらっちゃって、得しましたね。
それにしてもド派手で、赤い花が母の日のお花見たいですよね。