2010年3月2日火曜日

 フルートの夕べ 

昨日の夜は、初台のオペラシティまでフルートのコンサートを聴きに行ってきました。

演奏したのは、上野星矢さんという若い演奏家なのだけど、この方、なんと私と同じ高校の卒業生の人の息子さんだそうで、トントンから紹介されて、チケットを取ってもらいました。


仕事をさっさと切り上げて来たので、早く入場でき、ステージの真ん前に席を陣取りました。

上野さんは、サンサーンスの「ロマンス」や現代音楽、シューベルトのソナタなどを吹いていましたけれど、素晴らしい演奏でした。

フルートの音がとても伸びやかでした。

フルートって、こんなにいろんな音色が出るとは知らなかったわ。

強い息吹のような炸裂する音、ささやくようなソフトな音、弾むような音、なめらかでしなやかな音。

それが弱冠はたちの青年が奏でているとは、信じられないわ。

プロフィールによると、彼は12歳の時からフルートを始めたそうです。

私は、真ん前で見ていたので、彼の表情も良く見えました。
とにかく肌が陶器のようにきれいで、女の子も負けそう。指は白魚のようにすんなりとしていました。

時には爪先立って演奏をしたり、時には体を沈みこませるような姿勢で演奏したり・・・。

彼はこれまであちこちのコンクールで優秀な成績をとっていて、世界各地で演奏活動をしているようで、今後もどんどん活躍する人でしょう。


アンコールで、あのキムヨナちゃんがエキシビジョンで踊った「タイスの瞑想曲」を吹いた時は、ほんとうっとりしてしまったわ。

こちらで演奏風景が動画で見られます。

カンカンのブログには、演奏曲名などのデータが載っています。

誘ってくれたトントン、一緒にフルートを聴けたカンカン、どうもありがとう。

8 件のコメント:

カンカン さんのコメント...

昨日簡単にメモして今日私もアップしたのだけどタイトルが同じでびっくり!
タイスほんとうにきれいでしたよね。
何か若さというかすごく純粋な感じがしましたね。
としちゃんのご主人のフルートも聞いてみたい・・
動画も探したのね。しぼめる花を聴きたいわ。
まだ若干はたちとは思えないですね。

カンカン さんのコメント...

上の弱冠の字が間違っていました。
先が楽しみな青年ですね。

少しでも会えてよかったですね。

おおしまとしこ さんのコメント...

カンカン、ほんとね、タイトルが同じとはびっくりしました。でも良い夕べでしたよね~。現代音楽も古典もこなしていて、凄いわね。よくあの細い体で息が続くものね。
彼の靴、エナメルで大きなリボンがついていて、すごく可愛らしかったのよ。ピアノの子もおんなじ靴でした。変な所ばかり見ているでしょ。額には汗が流れていて、拭いてあげたかったわ。

おおしまとしこ さんのコメント...

若干、OKですよ。
カンカンも大変な時でも、音楽に浸れるひと時があるのは、いいことだと思いますよ。

トントン さんのコメント...

としちゃんお席からは全てがよく見えたのね。すばらしい演奏でしたね。
演奏曲の幅も広く、感性の豊かさを感じました。
こうした若い人たちが遠慮のない挑戦をし、自分のものにしていく姿は、ものすごく刺激をもらえる気がします。

史aya子 さんのコメント...

昨日こちらから、動画を拝見しました。
そしてそのまま、コメントするのを忘れてた(汗)
素晴らしい演奏ですね!
テクニックは言うことないし、音も柔らかい。
嫌味のない味付けも、若いのに粋です。
次回はあたしも参加するかも知れません~

おおしまとしこ さんのコメント...

トントン、誘ってくださってほんとにありがとう。フルートであんなにいろいろな音が出て、素晴らしい演奏ができるなんて信じられなかったわ。あんな子がわが子だったらいいなーなんて思いましたよ。感性が素晴らしいわね。

おおしまとしこ さんのコメント...

史子さん、動画、よかったでしょ?
今からあんなの上手に演奏できて、これからどうなるのかと心配してしまったほどでした。そうなの、柔らかい音でしたね。伸びやかというか、そんな感じの音色でしたよ。