2010年4月18日日曜日

篠笛コンサート@桜庭

八重桜が美しい季節となりました。
そこで、行ってきました、狛江の桜庭。


そう、チェンバロ奏者の佐伯恵美さんのお宅で開催される恒例の春のコンサートです。

佐伯さんのおうちのお庭には立派な八重桜があるのですが、毎年、この八重桜が咲く季節に素敵なコンサートが開かれています。

こんなふうにお部屋から外の八重桜を眺めながら、素敵な音楽を聴くのです。至福のひとときでしたよ。


今回は篠笛とチェンバロのジョイント・コンサート。

篠笛と言えば、ピーピーという高い音の笛ですよね。それとチェンバロが一緒になってどんな演奏をするのかしら。興味シンシンでした。

こちらが篠笛です。音により笛の種類をいろいろと変えていたようです。


楽譜を載せる台も素敵ですよね。


篠笛の奏者は藤舎理生(とうしゃ・りお)さんといって、邦楽ではこの道30年というベテランさんで、普段は長唄のおはやしなどをされているそうです。

コンサートの最初は藤舎さん作曲の「清流に遊ぶ」と「天界一会」という篠笛の曲でした。静謐というか、透明というか、とても澄んだ音色の曲でした。

こちらは藤舎さんと、一緒に合奏したアメリカ人女性です。お二人ともさくら色のすてきな着物でした。


その次はみなさんご存じの「城ケ島の雨」と「庭の千草」をチェンバロと合奏でした。とてもぴったりと合うのですよ。


さて一部の最後はなんとあの「春の海」を篠笛とチェンバロが演奏したのです。この曲はもとは琴と尺八の曲で、瀬戸内海の穏やかな海をイメージした曲なのですが、チェンバロになるとなんというかギリシャあたりの海のイメージになりました。でもとても素敵でしたよ~。

ここで休憩です。みなさんお庭に出て、八重桜やお庭の花を見てうっとりしていました。


第二部はなんと、篠笛とチェンバロがバッハを弾いたのです。チェンバロの金属的な音が響くので、かえって篠笛の音が暖かく感じられました。

バッハといえば佐伯さんのテリトリーですよね。そこに邦楽が加わったのです。佐伯さんのドレスも素敵でしょ。


バッハの後は今度はヴィヴァルディの「春」でした。うっとりして聞いていました。こちらはチェンバロに描かれた絵です。


そして最後は坂本龍一の曲でした。これはフルート用の曲だそうで、それが篠笛にもちょうどよく合っていました。

アンコールはなんと「魔女の宅急便」。
篠笛ってこんなふうにどんな曲でも弾けてしまうのですね。

それでも篠笛とチェンバロがいっしょに演奏するのは、とても難しいそうです。
音階がまるで違い、#や♭の音を出すのは大変だったとか。


和と洋の古典楽器の合奏を聞いた後は、ティータイム。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、桜の塩漬けの乗った泡雪かん、クッキー、オレンジピールなどお手製のデザートばかりで、とてもすてきなおもてなしでした。

桜に敬意を払って、さとさんのピンクの紬を着て行きました。ちょっとおなかが出ていますけれど。


いつもは口うるさい我が家の面々も、「あ、それ、いいじゃん」と誉めてくれました。

8 件のコメント:

マサ さんのコメント...

まぁ、なんて春らしい演奏会でしょう。
花も皆さまのお召し物も、すべてさくら色。さとさんからのピンクの紬が、この日にピッタリの装いでしたね。
家族はお世辞を言わないから、ホントに素敵なんでしょうね。

としちゃん さんのコメント...

マサさん、贅沢なコンサートでしたよ。チェンバロと篠笛の組み合わせなんてめったに聞くことができませんものね。そうなの、みなさんさくら色の装いで素敵だったわ。
私の場合は、「この前の青いの(大島紬)より似合っているじゃん」ということで、素敵かどうか分かりませんけどね。

トントン さんのコメント...

綺麗な桜の花ですね。
その桜の花に似合って演奏される方もとしちゃんもとても優雅な雰囲気で・・・
こんなひと時、大切ですよね。
昨日のさとさんの装いも見事!素敵ですねぇ。

としちゃん さんのコメント...

この桜ね、トントンならもっときれいに写せたと思うのだけど、お客様がたくさんいたし、着物だったのでうまく写せなくてざんねんだったわ。こういうときは「たすき」がいるかもしれないわ。
さとさんのスタイル、すてきでしょ。特別なデザイナーさんの作品のようですよ。

諏訪ッチ さんのコメント...

チェンバロと篠笛とは本当に意外な組み合わせですね。

実際に聞いてみないと想像が出来ないです。

それにしても、お岩さん、京都、篠笛とチェンバロ。
としちゃんの生活は中身が濃いですね!

としちゃん さんのコメント...

諏訪ッチさん、チェンバロと篠笛の組み合わせは私も想像できなかったの。おまけにプログラムを見たら「バッハ」と書いてあるので、えーっと思いましたよ。でもどちらも古典音楽という共通点があるせいか、全然違和感がなかったわ。
はは、お岩さんは歌舞伎からの連想ゲームですけど、京都や篠笛ともどこかにつながりがあるかもしれないわね。

さと さんのコメント...

なんと素敵な演奏会でしょう。
いろんなん小物も窓の外ももちろん内容も素晴らしかったでしょうね。
それにも増してよく似合ってること、ピンクの紬いいわね(笑)
あの帯かしら?
凄くぴったりで驚いています。

としちゃん さんのコメント...

さとさん、ここのお庭はバラもすてきなんですよ。佐伯さんと言う方はお庭の手入れもお菓子作りももちろん専門の音楽もみんなこなしていてすごい方です。
ピンクの紬、いいでしょ!(笑)
そうそう、帯はあの帯ですよ。帯締は響庵で買ったもの。帯とぴったりの色合いでした。お買い得でしたね!