2011年10月17日月曜日

「一心太助」

「一心太助」と聞いてなんのことか分かる人は、若い人にはあまりいないでしょうね。

そうそう、一心太助というのは、もう大昔、中村錦之介で有名だった時代劇ですが、昨日は新橋演舞場で錦之介の甥にあたる中村師童さんの演じる一心太助を見てきました。

物語は徳川三代将軍の家光とそっくりの魚屋の太助(二役)が入れ替わってあれこれ騒動を起こすというお話です。
二人はいろいろと環境の激変に戸惑いながら、入れ替わった相手役を演じるのです。
楽しかったですよ。お客さんはみんな大笑い。
さすがに師童さんはうまいわね。
おかみさん役の亀治郎もよかったですよ。


他には源氏と平家の初期の時代の物語「源平布引滝 義賢最後」。

この「布引の滝」というのは、今の新神戸駅のすぐ近くにあるんですよ。
劇中に滝はでてきませんでしたけれど、そのころから有名だったんだなと思いました。

もう一つは名人・左甚五郎が作った京人形が、あまりにうまく作られたので本当に動き出してしまうという「銘作左小刀 京人形」。
右近さんと笑也さん二人の踊りが息が合っていて素敵だったわ。
右近さんはこういう軽妙な役も似合うわね。笑也さんは本当に京人形のようにきれいでした。

この日は気温が30度近かったので、単衣のサマー・ウールにしました。


本当ならとっくに袷の季節なんですけれど、それじゃ暑くてたまらないわ。
なんだか背中にしわが寄っていますね・・・。

帯は「秋桜市」で買った派手な紫の帯。


今回は日曜日だったせいか、演舞場には着物で観劇に着ていた人がたくさんいました
かなり気張った豪華な着物の人や、趣味の着物の人、変わった帯結びの人とか、目を楽しませてくれました。

やはり着物姿は華やかでいいですね。

4 件のコメント:

さと さんのコメント...

華やかな帯が素敵ですね。
このところ暑い日が続いていますよね。
単でちょうどいいかもしれません。
私は歌舞伎を見る機会がないけれどとしちゃんの解説を読むと興味が湧きますね。
獅童さんは顔を知ってるだけに余計にね、ほかの方も少しだけ知ってる~けど(苦笑)

おおしまとしこ さんのコメント...

さとさん、この頃の陽気は1か月遅れくらいですね。だから今は9月だと思えば単衣でちょうどいいわけですよね。
この帯、普通だとちょっと派手ですけれど、歌舞伎見物にはいいかなと思って締めて見ました。

師童さんはやはり人気がありますね。
お芝居の台詞でも「あいつは女にだらしがないからな~」なんて自分で言って、笑いを誘っていましたよ。
今回は若手が多くて、いきいきとした舞台でしたね。

マサ さんのコメント...

おぉ、一心太助ね。懐かしいわ。子供のころ、東映の映画館で見たもの。
錦之介の一心太助は、威勢がよくて、子供ながら惚れ惚れしましたね。
そういえば、昨日の読売新聞の夕刊に演劇評が出ていたのだけど、師童については、「両者の演じ分けをカッキリ見せたい」って、載っていたわ。評論家の言うことは厳しいわね。

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさん、一心太助、懐かしいでしょ。
あの頃は大川橋蔵の銭形平次とかいろいろ時代劇が流行っていましたものね。

師童さんですけれど、私が見た時は二役をちゃんと演じ分けていたと思いますよ。将軍様のときと魚屋のときは、まるで違うようにしていたと思いますけどね。それを早変わりでして、おまけに身替りした役をするのだから大変ですよ。
評論家さんは口だけで、ご自分ではできないと思うわよ。