2011年12月31日土曜日

今年最後の買い物

今年は着物2年目となりました。

着物のことは「和の生活」というラベルでまとめていますが、2011年だけでざっと100回くらい着物関係のブログを書いているようです。
ということは1年のうちほぼ1週間に2回くらいのペースで着物を着ていたことになりますね。

こんなふうに着物に親しむようになるとは、我ながらまったくの想定外でした。

お出かけ先や旅先でもつい和服関係のお店に足が向くようになり、帯揚げや端切れを買ってくることもしばしば。
それがよい記念となっています。

さて今年最後の着物は、今年の10月に駒場のあるふつうのお宅で開かれた着物のフリマ▼で買ったウールの着物。

たしか500円だったはず。
麻の葉模様のような普段着です。
私はこういう地味な色合いの「おばあさん着物」が大好きなのです。

帯はうたどんさんのお母様からの頂き物の赤と黒の幾何学模様。
帯揚げは派手に朱色のちりめん。


これを着て、某リサイクルきもの屋さんに行きました。

白っぽい帯がほしかったのですが、気に入ったものがなくて帰ろうとしたところ、ベルベットの黒のコートが目につきました。

なんと3000円の値札が!
こういうコートはふつうは数万円するのに、この安さ。
ちょっと羽織ってみたら裄もぴったり。

おまけにこのお店の金券を1000円分持っていたので、2000円で買うことができました!
今年最後のお買い得でした。

さっそく着てみました。


ウール着物は裄が長いのでちょっとコートの袖の下から見えてしまっていますが、とても暖かくて、便利だわ。

コートの裏を見たら、なんと「MADE IN WEST GERMANY」というタグがついていました。
えっ、西ドイツ製の着物コートってありなんでしょうか?
不思議ですね。

でもコートがこんなに安く買えてラッキーだわ。
寒いところでもどんどん着物でお出かけできますね。

今年も私の安物着物にお付き合いいただいてありがとうございました。

気軽にすっきりと、そして楽しく着物を着ることを目指しています。

2011年12月30日金曜日

ミニ・大掃除

私は、普通のいわゆる大掃除はしない人間なのですが、それでもやはり年の区切りにはきれいにしたいので、洗面所と自分の机周りだけはきれいにしました。
それで「ミニ大掃除」なのです。

私は自分の部屋の窓辺に置いてある白い机に化粧品などを収納していて、ここで化粧(というほど丁寧なことはしませんが)をしています。

左側と前方が窓になっていて明るい光が入るので、その近くの壁に鏡をかけています。

洗面所はあまり明るくないので、そこでは顔を洗って化粧水をつけるだけ。

その机の引き出しを掃除してみるといろんなものが出てきました。
サンプルでもらった化粧水とか、一度だけ使って色が気に入らなかった口紅とか、固まってしまったマニキュアとか、旅行の時だけに使う小さな化粧品セットとか・・・。

ずいぶん、無駄な買い物をしたんだなと反省。

そういうのをすっぱりと整理してすっきりさせました。


でもまたすぐにごちゃごちゃになってしまいそうだわ。

ちなみに鏡にちょっぴり映っているのはノートパソコンのデスクトップ。
こちらも大掃除をしてきれいになりました。

ああ、大変でした。

2011年12月29日木曜日

リカバリ中につき・・・

今日は別のパソコンからアクセスしています。

というのも自分のノートパソコンの調子がイマイチなので、紅蓮さんに倣ってリカバリーをしてみました。

バックアップをとっていたものを戻したり、あれこれと何回も再起動をしてようやく使えるようになったと思ったのに、ウインドウズのUPDATEがなんと109個もあるので、仕方なくそれをダウンロードして、インストールしているのですが、時間のかかること、かかること・・・・。

それで仕方なく別のパソコンから書いているわけです。


ということで、写真は借り物です。

そうそう、今日は今年最後のスポーツジムに行きました。

12月は仕事が忙しくてあまり行けなくて久しぶりだったので、体の切れの悪いこと。
やはり体は継続的に動かさないとだめですね。

そうしたら、Mさんにばったりお会いしました。

今年も残すところ、あと2日になりました。
みなさま、どんな年末を過ごしていらっしゃるでしょうか。

2011年12月28日水曜日

トマトのおでん

さて、黄色い着物を着て出かけたところは、○○銀座にある「不思議満月堂」▼というおでん屋さんでした。

お店の前には大きな赤ちょうちん。


小さなお店なので、クリスマスの日だというのに、中は超満員でした。

まずは普通のおでんセットを注文。


大根がとても大きいのに、すごく柔らかくてさすがでした。
他には牛すじ、こんにゃく、がんもどき、卵、はんぺんが入っていたかしら。

おでんの上にとろろ昆布を乗せたところがちょっとお洒落ですね。

こちらが名物の「トマトおでん」


トマトの酸っぱさとおでんのだしの味がMIXして不思議なおいしさでした。
値段は高かったのですが、一度、食べてみたかったのです。

普通、おでんというと辛子をつけていただくのですが、ここはその他に「スイートチリソース」、「ごまだれ」そして韓国のなんとかという辛い調味料を選んでつけるのだそうです。チリソースとおでんは意外に合っていましたよ。

ほかには牛タンの味噌漬けとかあれこれ頼みました。

こちらはイカの入ったチヂミ。


おでんやさんなのに店内にはハワイアンソングが流れていたり、なんだか不思議な空間でした。

2011年12月27日火曜日

黄色の着物

虫干し(?)を兼ねて、今年の6月に名古屋の「コメ兵」で買った黄色の黄八丈風着物▼を着てみました。

一度、こういう着物を着てみたかったのです。


本来の黄八丈は黄色に赤と黒の格子柄だと思うのですが、これはグリーンと朱色の格子です。

前のブログで確かめたら、なんとこれ、400円の着物でした!
よく見ると襟に汚れがありました。

でも普段に気兼ねなく着るのには問題ないかしら。

これに黒の襟なんぞを付けたら、江戸時代の町娘みたいね。(娘は無理だけれど・・・・)

全体的に私には大きいサイズです。腕のあたり、もこもこして太って見えますね。

帯は頻繁に登場する黒に白の幾何学模様の帯。
柄が全体に入っているので、柄の出方を気にしないで済むので締めやすいのです。


帯締めはうたどんさんのお母様からいただいた山吹色のを締めてみました。

黄色いものを身につけると元気が出ますね。

さて、この着物を着てあるところに出かけました。

続きはまたね。

2011年12月26日月曜日

最後のお稽古

昨日は、今年最後の三味線のお稽古でした。

お稽古は盆もクリスマスも関係なく、毎週日曜日の午前中に近くの市の施設を借りてしています。

これまで習っていた先生のお稽古は平日の夕方にお稽古だったのですが、私は仕事との関係で、今年の4月から別の先生に習うことになりました。

この新しい先生はオペラなどの洋楽もされているので、「そこはモデラートで」とか「クレッシェンドで」というように教えていただくので、分かりやすいですね。「もっと粘って」とか「ここはさらっと」などと教えて下さるのが新鮮です。

来年の2月には「弾き初め会」をする予定だそうです。
前回は初めての発表会だったのでドキドキしていましたが、今度はもう少しうまく弾けるといいなと思っています。


そして今日は仕事納めでした。

私の職場の人は、ほとんどが今日までで、年明けは5日からという人が多いですね。

のんきな仕事のようですが、私も家でメールの返事を書いたりしているので、休みという感じはあまりしませんね。

メールも善し悪しです。

2011年12月25日日曜日

何もないクリスマス

子どもが小さい時にはそれなりのクリスマスの用意をしましたが、その娘も去年のクリスマスに嫁に行ったので、今年は何もしないクリスマスとなりました。

普通に買い物をして、


普通に母の病院の診察代金と薬の代金を支払いに行き、


普通にスポーツジムで汗を流してきました。

ここだけがちょっと行列ができていて、クリスマスっぽい風景でしたね。


富士山のシルエットがきれいな夕方でした。


こうやって今年のクリスマスは過ぎて行ったのです。

2011年12月24日土曜日

プリザーブドフラワー

昨日、母のところに行ったら、ホームの人から「カナダからお花が届いていますよ」と教えてもらいました。

トロントに住んでいる妹が母にクリスマスプレゼントとして贈ったものでした。


プリザーブドフラワーに「迎春」の文字が飾られていました。

もちろん、カナダの花屋さんから送られたのではなく、妹がインターネットで注文して、そして日本の花屋さんが届けてくれたものですが、こじんまりとしてずいぶん日本的な飾り付けのお花でした。

ホームは暖かくてポカポカ。
天窓から入ってくるお日様もいい気持ち。

母は毎日きちんと食事をして、新聞を隅から隅まで読んで平和に暮らしているようでした。

2011年12月23日金曜日

「忠臣蔵」@国立劇場

先日、皆様ご存知の「忠臣蔵」の歌舞伎を半蔵門の国立劇場▼で見てきました。


でも今回のは「元禄忠臣蔵」▼といって、歌舞伎の名脚本家・真山青果という人の作品なので、セリフが中心でとちらかというと地味なものでした。

構成は「江戸城松の廊下」で例の刃傷沙汰があった後の浅野内匠頭の話、「御浜御殿綱豊卿」(後の六代将軍家宣の話)、それに「大石最後の一日」(討ち入り後に切腹を申しつけられるまでの話)という内容で、派手な立ち回りもなく、歌舞音曲もなく、重厚な品格あるお芝居だったので、私はだいぶ眠ってしまいました。

それでも吉右衛門さんや先に襲名した又五郎さんなどの演技は立派でしたね。

国立劇場は今年は開場45周年だそうで、時の過ぎるのは早いものですね。


「45」を象徴した垂れ幕があちこちにかかっていました。

幕間には緞帳の説明もありました。
どれも素晴らしい緞帳でしたが、私が好きなのはこちら。
四季折々の花が描かれ、江戸絵画の雰囲気が醸し出されています。


実は私は今までお芝居とか歌などのチケットは、招待券で見たりとか舞台関係者から直接買ったりしていたのですけれど、今回、初めてインターネットでチケット予約をしてみました。(遅れていますね。)

これは事前にインターネットで好きな座席を選び、クレジットカードの番号を入力するだけ。
そして当日、劇場にある機械にそのクレジットカードを通すと、するっとチケットが出てくるというシステムでした。

便利ですね!

今回は安い席を買いましたが、上の方から眺めるお芝居もいいものでした。


国立劇場はちょっと交通不便なところにあるのですが、ここの良いところは、終了後にはバスが何台も待っていて、新宿や渋谷などの大きな駅に連れて行ってくれること。もちろんバス代は有料ですが、このシステムはいいですね。

2011年12月22日木曜日

クリスマスカラー着物

12月はお仕事が忙しかったので、そのご褒美というわけでもないのですが、昨日は国立劇場で歌舞伎鑑賞をしてきました。

クリスマス・モードの着物にしました。
フラッシュをたいたので、派手になってしまいましたが、実際はもう少し黒っぽい着物です。


お気に入りの銘仙です。
赤に黒とグリーンとちょっぴり白の模様が入っています。

菊だかダリアだか分かりませんが、若い人向きの柄ですけれど、こういうのが好きなの。

帯は薄いグリーンの帯。
写真だとずいぶん白っぽく写っていますが、実物はかなり地味な色合いです。
金色のモールのような飾りがあるので、それもクリスマスっぽい。


帯揚げは自分で染めた薄緑のもの。

寒くなったので、この冬、初めて肌襦袢を着用。
そうするとお腹のあたりが何重にも布があるので、とても暖かいですね。

お出かけするときは、洋服用の黒のマントを羽織りました。


劇場には着物姿のお客さんがたくさん来ていました。

みなさん、お年を召していてもピンク系というかローズ系の着物が多かったですね。

でも「みんなと同じ」というのは無難ですけれど、ちょっとつまらないかな。

それに着物姿というのは、高価な着物が目につく、というわけでもなく、やはり立ち姿というか全体の雰囲気が素敵であるか、そうでないかが問題だなと、人の振りを見て感じましたね。

2011年12月21日水曜日

YUくんの七面相

沖縄で買ったシーサーの絵柄のついたTシャツなどのお土産を持って、娘のところに行ってきました。

孫のYU君はよく笑うようになり、表情も豊かになってきました。眉毛もちょっぴり生えてきて、少しずつ人間らしくなりましたね。

わー、でかい顔!
ダブル・チンです。


メリーゴーラウンドを眺めているのです。


今日はやけに派手な服を着ていました。
下に敷いてある毛糸のブランケットは私のお手製。

まだ腕が短くて頭に届かないですね。


お耳こちょこちょ。


変な顔。


かなり男の子らしい風貌になりましたね。


あんよはむちむち、ポワポワしていて、いい気持ち。

YUくんの七面相はいつまで見ていても飽きないですね。

娘はうちにいたときとは見違えるようにけなげに母親業をしていました。

2011年12月20日火曜日

沖縄 3日目

12月17日(土)、沖縄滞在も3日目になりました。
もうお仕事も終わったので、朝食はのんびりと海を眺めながらいただきました。
ガラス越しに人の姿が写っていますね。


レストランの目の下にはこんなふうにシーサイドレストランがあります。


ホテルの部屋から見た海はとてもきれいで、ずっと眺めていたいほどでした。


朝8時ごろの風景です。


こちらはホテルの外観。


ここからバスに乗り、那覇まで行きました。

年下の友人から8月にご主人の転勤で那覇に引越ししたという転居通知を受取っていたので、ちょうどいい機会なので再会することにしました。

モノレールの駅でご主人と待ち合わせて、おうちまで歩いて行きました。

途中、近くの市場を冷やかしてみました。


八百屋さんに売っている野菜も本土のものとは違いますね。どれも大きくてそれに安かったですね。
右の黄色いのは「沖縄にんじん」です。


豆がおいしそうでした。


おうちには彼女と2歳半の男の子が待っていました。
仕事先で再会できるとは思えなかったので、嬉しかったわ。

ちょっぴりおしゃべりもできて、元気な子でした。

その後、子どもをベビーカーに乗せて、一緒に那覇の市内見物。


陶器のお店や反物のお店などに連れて行ってもらいました。


こちらは「公設市場」というところ。
なんとなく台湾や香港のような感じがしました。


お昼は「沖縄そば」をご馳走になりました。


あまりきれいとはいえないお店でしたが、お肉も柔らかくて、超おいしかったですね。

こちらは天ぷら屋さん。揚げたてをその場でいただきます。


このあたり、道が迷路のように入り組んでいて、旅行者が一人で歩くのは絶対に無理なところでした。

那覇の昼下がりはマンゴジュースでゆったり。


普通の団体旅行では行けないような地元のマーケットや小さなお店にも連れて行ってもらって満足でした。

またいつかお会いしましょう、とモノレール乗り場で別れたのでした。

2011年12月19日月曜日

沖縄 2日目

12月16日(金)、朝食はホテルのバイキングをいただきました。

沖縄は東京に比べると日の出がかなり遅いので、7時くらいでもこんな暗さです。


下の写真はホテルのフロントに飾ってあったサンタさん。
あちこちでクリスマス・モードがいっぱいでした。


その後、目的の大学▼まではシャトルバスで行くことになっていたのですが、「沖縄時間」のせいか、ホテルの玄関で40分くらい待たされて、ようやくバスが到着しました。

バスに10分ほど揺られて到着した大学は、世界最高水準の科学者を集めて教育と研究に取り組むというのが目的の大学です。ノーベル賞受賞者の学長の給料が高すぎるというので、仕分けで問題になりましたね。

ここは山を切り崩して開発したところで、広大な敷地に斬新な建物があり、大学と言うよりも博物館のようなところでした。それでもまだ全部完成していなくて、あちこちにブルトーザーの姿が見られました。

本当なら新しくできる予定の講堂を使うはずだったのですが、工事の遅れのために、別のところで行いました。


沖縄振興対策の一環でもあるのでしょうね。雇用促進のために建設されたという一面もあると思います。
巨額の費用が投入されているのが分かります。


まだブルーシートに覆われていて、いったいいつ、完成するのでしょうね。

ここで会議の準備と記録をするのが私の仕事。


なんとか無事に終了することができました。

このあたりは講義室近くの庭です。


ポスター発表も終わり、その後はみんなで大学内の施設見学。

3コースに分かれて見学しました。

研究室をぞろぞろと歩いて見学しましたが、迷路のようで自分がどこにいるのかが分からなくなりました。


私は専門家ではないのでよく分からないのですが、ここには「隠す」という体質はまるでなく、どこもオープンで撮影OKでした。


すごく贅沢な施設でした。「仕分け」で問題となったというのが分かりますよ。
あまり使われていなそうな(?)豪華な応接セット。


ロボットの研究の説明。ここは人気がありましたね。


マウスやラットの標本などもありましたが、私は見るのは怖いのでパスしました・・・。

夕方からは先生たちや学生たちとの懇親会。
普段はメールだけのお付き合いですが、やはり顔と顔を合わせると楽しいですよね。

沖縄料理を堪能しました。豚肉料理、牛肉料理、刺身、海ぶどう、沖縄ぜんざい(金時豆のぜんざい)など・・・。
というか、スピーチは全部英語だし、専門的なことは分からないので、食事に専念していたわけです。

その後は庭でエイサー見物。
この時はかなり寒くなっていましたが、外国から着た人たちはみんな喜んでいました。


最後には参加者も輪になってエイサー踊り。


またシャトルバスでホテルまで戻るのですが、このバスもなかなか来なくて、寒くなりました。

(この項、続く)