2012年7月9日月曜日

トロントあれこれ 11 ~Wedding~

ちょっと間があいてしまいましたが、「トロントあれこれ」がまだ続いています。

カナダに住んでいる姪の結婚式は6月1日に行われたので、まさに「ジューンブライド」でした。

私は最近は日本の結婚式にもあまりご縁がなく、ましてや海外の結婚式など、どういうスタイルなのかまるで分かりませんでしたが、妹に言わせるとカナダでも超豪華な結婚式から、地味婚までさまざまのスタイルがあるのだそうです。

それでもカナダの結婚式に共通しているのは、花嫁花婿は、まず「イメージカラー」というのを決めるのだそうです。
姪が選んだのは、「どピンク」でした。
すべての色は小物までそのカラーに合わせるのだとか。

そしてもう一つ日本の結婚式と違うところは、お仲人さんの代わりに、お嫁さん側の付き添い、お婿さん側の付き添いをそれぞれ選びます。親友や姉妹に頼むのだそうです。そして式やパーティーは彼ら、彼女らの進行によって進んでいくのです。これって若々しい雰囲気があり、とても素敵なことだと思いましたよ。

この日は、朝から家にいろいろな人が出入りして大変でした。

まずは姪をきれいにするメーキャップアーティストの人がやってきました。
髪の毛をアレンジして、お化粧もしてくれました。


式の前からカメラマンとビデオ技師の両方がやって来て、その一部始終を撮影します。
左に見えるのがカメラですね。
私の小さなカメラのケースが置いてあるのが見えますね。


姪のメイクができあがり。
生まれて初めてつけまつげを付けたそうですが、とてもきれいでしたよ。

付き添いの女性たちもやってきて、おそろいのどピンクのドレスにお着替えです。
このドレスはなんというか、一枚の布のようなものでできていて、着方によっていろいろとアレンジができるものでした。ペラペラの服なのですが、若くてぴちぴちの彼女たちが着ると、すごく華やかで似合っていました。


後ろに長いウェディングドレスが吊るしてあるのが見えます。

こちらはお手伝いしてくれたみなさんにブランチを用意しました。


そして花嫁さんと付き添いたちはリムジンで式場に出かけたのですが、この時はものすごい大雨だったので、姪はソックスをはいてその上に魚屋さんが履くような長靴というスタイルでした。


教会にももちろんカメラマンがやってきて式を撮影していました。


お嫁さん側の付き添い。親友たちと妹が二人です。


お婿さん側の付き添い。なんだかテレビや映画に出てくるミュージシャンのような感じでした。


教会での式は、父親と腕を組んで入場してきた姪が、前に進み出て、今度はお婿さんと出会うスタイルでした。


神父さんの言葉を神妙に聞く新郎新婦。


署名しているところ。


いろいろな結婚式の形があるでしょうが、若者たちが手作りで作り上げているところがたくさんあって、気持ちの良い結婚式でした。

姪とお婿さんは、今はちょうどハネムーンで、南の島に行っているそうですよ。

(この項、続く)

2 件のコメント:

さと さんのコメント...

結婚式はいつでもどこの国で見ていて幸せな気分になりますね♪
写真を見ながら自分の披露宴を思い出しました(笑)
若い人はどんな衣装も着こなせるわね、羨ましい。
ピンクがよく似合っていますよ!
男性群はホント歌手みたいですね♪

おおしまとしこ さんのコメント...

ふふふ、さとさんはご自分の結婚式を思い出していたのね。あの披露宴は大人モードで素敵でしたよ。
女性のドレスは、初め見た時はなんだか安物の風呂敷(引き出物を包むような)に見えたんですよ。ところが彼女たちが着たら、すごく可愛らしかったので、若いのはいいなーと思った次第です。おばさんではとうてい着こなせないわ。