2013年1月14日月曜日

WASABIに大感激!

昨年末、WASABIのワークショップに出かけて、若者4人の邦楽ユニットに感激した▼私でしたが、昨日はその本番が地元のホールでありました。


チケットは完売されていて、「完売御礼」。
会場はファンの老若男女でいっぱいでした。

私の席はA列(つまり最前列!)。
ちょっと右のほうの席でしたが、目の前に彼らが登場したときから、わくわく。

そして素晴らしい音楽とパフォーマンスに大感激しました。

 

「WASABI」はご存知の方も多いと思いますが、津軽三味線の「吉田兄弟」のお兄ちゃん、背が高くてかっこいい尺八の元永さん、明るくておちゃめな太鼓の美鵬さん、そして貴公子然としたお琴の市川さんの4人からなる邦楽グループです。

メンバーは、それぞれ元は民謡や古典音楽のアーティストなのですが、彼らの音楽は邦楽というくくりではなく、現代音楽のすべてのジャンルを網羅しているのでは、と思うほど新しいジャンルの音楽を演奏します。

「WASABI」は学校での活動に特に力を入れているそうで、下は幼稚園から上は女子大に至るまで、全国の学校に赴き、邦楽の魅力を伝えているそうです。こういう音楽に小さいときから接するのは、本当にいいことだと思いますよ。

演奏が終わった後、メンバーとの握手会があり、長い行列ができました。
私もしっかりと一人ずつ、両手で握手してきました!


私はワークショップの時に、着物を着て行き、今回も着物で出かけたので、「あ、あの時の方ですね・・・・」という感じで、彼らにしっかりと覚えてもらえたようで、それがすごく嬉しかったわ。

実は何の着物を着ていこうかと考えました。
柔らかい小紋のイメージではないし、といって硬い紬のイメージでもありませんでした。

彼らの衣装を思い出していたら、やはり黒のイメージが湧いてきたので、うたどんさんのお母様から頂いた黒と焦げ茶などがMIXされたシャキシャキの大島にしました。


黒い着物だけだと淋しいので、白地にピンクとグリーンと金がちょっと入った帯にして、帯揚げと帯締めは若さを求めて(?)ピンクにしてみました。

そうしたら、なんと彼らも黒のYシャツに黒のベストだったり、黒のジャケットだったりして、雰囲気がちょうどお揃いになりました!

音楽も楽しいけれど、イベントに合わせて着物を考えるのも楽しいですね。


 ほんとに素敵な演奏だったので、帰りにはCDを買ってきて、即、自宅で聞きなおしました。

 
普通の邦楽演奏会というと、すごく演奏時間が長くて、いくら素晴らしい演奏でもどうしても眠たくなるのですよ。
でも彼らの演奏の時はあまりに素敵で、眠っている暇もありません。
 
また彼らの演奏会があったら、是非出かけてみたいな。

4 件のコメント:

ひょっこり さんのコメント...

まあ、演奏会昨日で良かったですね。
 今日のこの雪ときたら・・・我が家の前の青梅街道は今日は救急車のサイレンがひっきりなしです。あちこちで転がったりしているのでしょう。
 としちゃん、やはりお着物効果は素晴らしいものですね。あのときの妙齢な・・と記憶に焼き付けておいてもらってるなんて素敵じゃないですか。今年は春から縁起がいいを地でいっているのでは?
 幸先よいスタートになってますね。
 お顔もしっかり、自信にみなぎってますヨ。

おおしまとしこ さんのコメント...

ひょっこりさん、青梅街道はそんなに救急車が多かったの? すってんころりんの人がいたのでしょうね。

ほんと、コンサートが今日でなくてよかったわ。
妙齢! という言葉には我ながら笑ってしまうわね。まぁ、年齢不詳のおばさんかもしれませんね。
でも、彼らはほんとに演奏技術も素晴らしいし、作曲能力もあるし、とにかくかっこいいのよ。
今年は、いいことあるかな~?

ずんこ さんのコメント...

覚えていて下さったなんて嬉しいですね。ますます応援したくなってしまいますね。
少し敷居が高いイメージの邦楽も、こんな素敵な人たちが啓蒙活動して下さると、だいぶ取っつきやすくなりそうです。

そして本当に今日じゃなくて良かったです。
私は急遽2泊3日の短い帰省をしていましたが、交通事情により帰宅が延期になりました・・

おおしまとしこ さんのコメント...

ずんこさん、コメントありがとうございます。
このたびは、ご愁傷さまでございました。

紅蓮さんのブログで見ましたが、飛行機が飛べなかったんですね。お疲れ様です。
昔、うちの娘が中学生くらいの時、一人でカナダに旅行に行っていて、やはり雪のために帰国の飛行機が飛べないことがありましたよ。

そうそう、こういう若者が邦楽のかっこよさをアピールしてくれると、三味線でもやってみようかな、という人が増えるかもしれませんね。