2013年4月29日月曜日

最後の一枚 → ゆうどへ

いつも着物を着た時には、着物と帯の組み合わせの覚え書き用として写真に撮っています。

また帯の後ろ(お太鼓)は自分では見えないので、これもセルフタイマーで写して、外出前に形をチェックするようにしています。

今朝も、目白の「ゆうど」▼で開かれている着物の催し「井戸端着物マーケット」▼に出かけるので、若竹色の着物と、味の素スタジアムで買った帯を締めて、写真を撮りました。

前向きの写真です。


次に後ろ姿を写そうとして、三脚のそばを通った時、着物の袖がカメラに触れたのか、ガッシャンとカメラが落っこちてしまいました。

ええええ!!

液晶が壊れたのか、画像がきれいに見えません。
あー、壊れてしまいました。
だいぶ長い間使ったので、そろそろ買い替え時ではあったのですが・・・。

ということで、上の写真がペンタックスカメラの最後の一枚となりました。

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「ゆうど」での写真は、仕方なくスマホのカメラで写すことになりました。
ということで、ここからはスマホの写真です。

ゆうどの入口。このたたずまいが素敵ですね。


室内の展示の様子です。

出店は海外の布地を使った「ろっこや」
ペタコさんでおなじみの「和キッチュ」
梅まりさんの「梅屋」
遠州木綿などの「小梅」
彦根の「新之助上布」
斬新な香りのする「funny coco」

それぞれ個性的なお店ばかりです。

左に見えるのはトルソー。涼しそうな夏着物でした。


着物美女軍団の華麗なお姿。


 

素敵なお庭。水やりも楽しそう。


ここでしばらくゆったりとさせていただきました。

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帰りに新宿に寄って、ビックカメラで型落ちの小さなデジカメを買ってきました。


明日から仙台に行ってきます。
仙台博物館での若冲の展覧会のチケットが当たったのです。

せっかくついていたと思っていたのに、カメラが壊れて無駄な出費となりました。

新しいデジカメでうまく写せるでしょうか。

2013年4月28日日曜日

「緑と花の祭典」

連休の前半は、毎年、市役所前広場で「緑と花の祭典」が開かれています。


いろいろな園芸品店が色とりどりの花や樹木、土などを販売しています。


<市役所環境部緑と公園課>が、お花の種を無料配布していたので、朝顔の種と百日草の種をいただいてきました。

ポンポンダリアの球根は2個で100円という格安価格だったので、行列ができていました。


我が家は、マンションの外装修理のため、ベランダのお花が全滅してしまったので、また花育てを一からやり直さなければ・・・・。

子育ても苦手だったけれど、花育ても苦手なんですよね。

うまく咲いてくれるかな?



2013年4月27日土曜日

端唄ライブ

蔵花世さんというかたの端唄ライブを聞いてきました。


端唄ライブと銘打っていましたが、端唄だけでなく、俗曲、正邦楽(よく分かりませんが)、長唄、新民謡などがあり、いろいろなジャンルの三味線演奏を楽しめました。

途中、みんなで歌うコーナーがあり、「ちゃっきり節」を唄いました。
これは昭和2年に、静岡電鉄の依頼により、北原白秋が作詞したものなんだそうです。威勢の良い静岡弁が使われていて、楽しい歌ですね。
「新民謡」というそうですが、今では静岡県の県歌のように親しまれているそうです。


私が気に入ったのは、岡本芳文さんという方の「大川橋」という曲がしっとりムードで良かったですですね。

蔵さんは60台後半の方ですが、とてもおきれいで、現代的センスもお持ちの方のようにお見受けしました。
オレンジ色の訪問着と焦げ茶色の帯、それに紺色の帯締めが素敵でした。

長唄のお師匠さんもゲストで登場されていていました。浅葱色の着物がとてもお似合いでした。
私が先日演奏した「菖蒲浴衣」も演奏されましたが、段違いに素敵でしたね。

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この日の装い。

私の好きな「おばあさん着物」です。
すごく地味な色ですが、こういう着物を着ていると安心できるのです。

 
大江戸骨董市で2500円だったかしら。
全体的に小さいので、私でもちょっと着るのに苦労します。

着物が地味なので、帯は派手なオレンジ色の織の帯。
こちらは未使用なのに1000円というお買い得品でした。

無地の帯はちょっとさみしい感じだったので、ビーズのミニ・バッグを吊るしてみました。


地元の手作りフリーマーケットで50円だったしろもの。
ビーズがキラキラしていて可愛いでしょ。

こんなふうに着物周りでお遊びをするのも楽しいですね。


2013年4月26日金曜日

八王子へ

5月から9月までの間に着られる着物というキャッチコピーの「5-9(ごっきゅう)着物」▼

着物冊子「アレコレ」▼でモデルさんが着用しているのを見ていいなと思い、実物は4月26日から店頭に出るというので、うちから一番近い八王子の「坂本呉服店」▼まで行ってきました。

八王子はかつて「桑の町」と言われたように養蚕や絹織物が盛んなところで、今でも呉服屋さんや染め物屋さん、履き物屋さんなどがかなり多く残っていました。
ユーミンのご実家の荒井呉服店もありましたよ。

坂本呉服店は八王子駅から甲州街道に沿って、少し歩いたところにあります。


こちらの女将さんには「着物カーニバル」などでよくお見かけしていていましたが、お店にお邪魔したのは初めてでした。

とても笑顔の素敵な方で、親切に対応していただきました。

店内の様子。
こちらはポリの仕立て上がりの着物。
水色のチェックの着物、普段着にいいですね。


木綿の反物もいろいろと取り揃えてありました。


こちらは可愛らしい簪のあれこれ。
引き出しをうまく利用してディスプレイされていました。


ところで、肝心の「5-9着物」は、予定よりも入荷が遅れているとのことで、私が見たかったヨーロピアン更紗の反物はありませんでした。

残念!

でもせっかく八王子まで来たので、このまま手ぶらで変えるのは惜しいので、9月の「浴衣会」で着用したいと思っている浴衣生地を見せていただくことにしました。

店頭に置いてあった反物の他にも、奥からもたくさん持ってきてくださいましたが、第一印象が良かった藍色の反物に決めました。私はどちらかというと、あまり迷わないタイプなので、さっさと決めてしまいます。

やはり浴衣は藍色がいいですよね。
浴衣だけでなく、夏用着物としても着られるおしゃれな感じです。

採寸もとても丁寧にしていただきました。
裄や身幅はもちろんのこと、衿下の寸法やかけ衿の位置、居敷当ての大きさまで好みに応じて仕立てていいただけます。
きっと着やすい浴衣が仕上がってくることでしょう。

女将さんからは、「被災地に着物を送ろうプロジェクト」に参加して、気仙沼まで行ってきたお話など伺いました。

坂本呉服店のブログ▼

5月11日、12日には八王子の「和と輪を楽しむ」▼というイベントがあるそうで、坂本さんも「八王子娘」として活躍されるようです。

この日の装い。

店内の鏡に写しているところです。


かなり暑くなってきたので、単衣の網目模様の着物です。


帯は先日、味の素スタジアムのアンティークフェア▼で求めたド派手な1000円帯。
黄色とピンクの花がかなり目立ちますが、自分では後姿は見えないので気にしないことに。

 
さて、浴衣の出来上がりは5月末頃とのこと。楽しみですね。
 
帰りに八王子の駅ビルでランチ。
ドンクのホットドッグとサラダのセットです。



ドンクといえば、昔はおいしいパン屋さんの代表のような感じでしたが、今ではいろんなパン屋さんが出てきていますね。でも懐かしい名前だったので、つい入ってしまいました。

2013年4月25日木曜日

ハロー・ワーク

今までしていた仕事の会社から「離職票」を受け取りました。

私の場合、ちょっと事情があり、聞きたいことがあったので、とりあえずハローワークに電話をしてみました。
そうしたら、通信販売会社の電話受付嬢のような対応で、丁寧な口調にはびっくり。

私もいろいろと尋ねてみました。

すると、
「そのような場合には、お手数ですが、窓口まで足をお運びいただけますでしょうか」というのですよ。

ということで、足を運んできました。

久しぶりに出かけたハローワークです。

自転車でのんびりと出かけたので、数キロの道のりでしたが、ずいぶんと時間がかかってしまいました。


ここでは、「総合受付」の案内も丁寧だったし、担当の職員もとても気持ちよく対応してくれました。

いろいろと込み入った話があったので、窓口の職員では対応できずに、奥から専門家のような人が現れました。
「雇用法」とかいう六法全書のようなものを持ってきて、あれこれ説明してくれました。
その言葉づかいも、老舗百貨店の番頭さんのように丁寧でした。

いや、ほんとに驚きましたね。
ちょっと前のハローワークとは大違い。

驚きついでに、もうひとつ。

それは私が仕事を辞めたのは、辞めるように仕組まれていて、それで仕方なく離職したのですが、それが「自己都合」と言う理由になっていて、それも驚いたわ。

驚くというよりも怒りがこみ上げてきました。

かっかする頭を冷やすために、その近所では一番おいしいと言われるケーキ屋さんに入りました。

普段は、私は外ではケーキセットは注文したことはないのですが、今日ばかりは、梨のタルトとコーヒーを頼んで、怒りを鎮めることにしました。


タルト生地の上にふんわりムースが乗っていて、梨も入っていました。
多分おいしかったのでしょうけれど、あまりちゃんと味わえなかったわ。


2013年4月24日水曜日

味スタ フェスタ

「味の素スタジアム」といえば、普段はサッカーの試合などをしているところですが、着物仲間のUさんから、そこで「アンティークフェスタ」というのがあるとのお誘いを受け、一緒に行ってきました。


味の素スタジアムアンティークフェスタ公式サイト▼

会場はスタジアムといっても、屋外のプレイをする芝生の上ではなく、観客席の裏側にある通路で行われるので、雨でも大丈夫なところでした。


中では和もの、洋もの、ガラス製品、お人形さん、絵画、超古そうなもの、訳のわからないもの・・・・いろんなモノがあふれていました。

私のお目当ては帯。
ちょっと地味な単衣着物に合わせられるような、鮮やかな色の帯を探しました。

ありましたよ。

あまり良く写っていませんが、トルコブルーのようなきれいな水色に、ピンクと黄色の小花模様という、超派手な帯を見つけました。
洋服だったら絶対に着られませんが、帯ならいいかな。
1000円也。


もう1本は、ちょっと変わった模様の全通帯。
締めやすそう。意外と役に立つかもしれませんね。
こちらは新品で2000円。


収穫物を手にして、にんまりしているところ。


 一緒に行ったUさんは、会津塗のきれいな小皿セットを求めて、満足そうでした。

この日の装い。

雨に濡れても惜しくない格安の着物。

去年の9月に「銀座今昔きもの市」▼で購入したものです。
かなり小さいサイズで、ちびの私が着ても、おはしょりが少ししか出ません。
それで安かったのでしょう。


縞のようですが、よく見ると細い竹の模様の小紋です。

それに「なかむら」さんのネットで買ったピンクの帯。

暴風雨の予想でしたが、それほど濡れもせずに助かりました。



2013年4月23日火曜日

洒落たお返し

このところ、身の廻りで、赤ちゃんが生まれたり、親御さんやご家族を失くされたりする人が多くいらっしゃいます。

一緒に喜んだり、悲しみを共にしたいと思い、ほんのお気持ちだけの品やお香典をお渡ししていますが、必ずというほどお返しがあるのです。

そのお気持ちは分かりますが、お忙しい中、気を使っていただいてかえって申し訳なく思います。

でも受け取って嬉しい香典返しがありました。

実はある知人のお父様がお亡くなりになった時のお返しですが、亡くなり方がよかった(というと語弊がありますが)のです。
100歳9ヶ月のお父様は、ご自分でおトイレに行き、その後リビングに戻り、ソファに座って、そのままお亡くなりになったというお話でした。
誰にも迷惑をかけず、病院のお世話にもならず、素晴らしい亡くなり方ですね。

その香典返しは図書カードでした。

すぐに使わせていただきました。
こちらの「舟を編む」を買いました。


亡くなり方も潔かったですが、こういう香典返しなら、私も嬉しいですね。

「舟を読む」は半日くらいで読み終えました。



2013年4月22日月曜日

帯の丸洗い

先日、初めて「帯の丸洗い」というのを頼んでみました。

その帯は、リサイクル着物屋さんで、「こういうのが1本あると便利だから」と店員さんに勧められて、あまり考えずに、小紋の着物とセットで買った、こちらの白い帯です。


買った時はあまりよく見なかったのですが、いざ着用してみると、お太鼓にあたるところの両端や、たれのところが、なんとなく薄汚れた感じでした。白いから手垢がつくのは仕方ないのですけどね。

それでどうしようかな、と思っていたら、下北沢にある某店より、「帯の丸洗い 1300円」というメルマガが届いたので、持って行ったわけです。

そして、出来上がったという電話があったので、受け取ってきました。
たれのところは、やはりあまりきれいになっていませんでしたが、まぁまぁかな。

このセールは今月中までというので、引き取るついでに、もう1本洗いに出してみました。

こちらはいただきものの帯です。
(光線の加減であまり良く撮れていませんが)


生成り色なのでやはり全体的に黄ばんでしまっていました。
でも芯がなくて軽くて重宝する帯なので、これも1300円で洗ってもらうことにしました。

白い帯は素敵だけれど、すぐに汚れてしまうので、気をつけないとね。

お誂えだったら、もっと丁寧に扱うのでしょうけれど、リサイクル品だと、つい、「少しくらい汚れてもいいか」と思ってしまうのも、あまりよくないことかもしれませんね。





2013年4月21日日曜日

「古民家 ギャラリー ゆう」 2

東京と川崎の境にある「古民家 ギャラリー ゆう」。

昭和レトロの香りがするたたずまいも素敵なところでした▼が、ここでいただいた手作りのお食事も素敵でしたよ。

お食事は、「ギャラリーゆう」の女主人あらいさんのお嬢様が一手に引き受けていらっしゃいます。
普段は栄養士として働いていらっしゃるのそうですが、第3土曜日(あるいは日曜日)にはゆうの料理人としてその腕を奮っています。

私が「おうちカフェ」▼でいただいたのは、ビーフストロガノフと黒米のプレート。それにコーンサラダのセットでした。サワークリームも手作りだとか。


飲み物には、手作りのクッキーが添えられていました。


お料理も飲み物も、どちらも器はあらいさんの作です。味わいがあります。

母と娘の合作、いいですね。

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この日は冬に逆戻りしたようなお天気だったので、ブルーグレイの紬にしました。これはかなり厚手なので、着ていると暖かいのです。
地元の骨董市で買ったもの。

「ゆう」に飾ってあったステンドグラスの鏡に写してみました。


帯は更紗風ですが、これは有楽町の大江戸骨董市▼で手に入れたもの。

合計で5000円程度の組み合わせです。


これだけだと肌寒かったので、深緑に近い黒のコートを着て行きました。
ナイロンのような生地で作られています。
800円のコートですが、丸めてもしわにならず、重宝しています。

 
「ゆう」を出たら、冷たい雨が降っていました。
 
でも古民家でゆったりとした時間を過ごすことができたので、暖かい気持ちになれました。
 

2013年4月20日土曜日

「古民家 ギャラリー ゆう」 1

着物ブログで拝見している紅型作家・紅若菜さんのブログ▼にもよく登場することがある「ギャラリー ゆう」▼

一度行ってみたいと思っていたのですが、1か月のうち数日間しか開いていないので、なかなかチャンスがありませんでしたが、ようやく実現できました。

東京と川崎の境あたりにある田園都市線の高津駅。


「ゆう」はここから1分足らずのところにありました。


ランチがおいしいというので、12時ごろにお邪魔しました。
お目当ては「1日限りのおうちカフェ」。


ここは、千葉で活動をしていらっしゃる陶芸作家のあらいさんが、古い民家を改造して開いたギャラリーです。
オープンは昨年の5月だったとのことなので、ちょうど1年なのですね。

「ゆう」というのは、友・遊・優・悠などの意味を込めているそうです。


あらいさんによれば、借りた当初は草ぼうぼうのお庭だったそうですが、手入れをされて、気持ちの良い風景になっていました。


昭和の香りのするお部屋に入ると、あちこちにあらいさんの作品が展示してあります。


こちらのコーヒーカップの手前に置いてあるスプーンには、「へのへのもへじ」のお顔がついていて、とても可愛らしかったですね。


その他にもいろいろな作品の展示や、ワークショップも開催されています。
手作り品をお披露目したい、販売したいという人には、ちょうどよい場になっています。

4月は、裂布で作ったバッグや、羊毛フェルトで作った小さなお人形、プリザーブドフラワーなどが展示販売されていました。


「ゆう」は、若い女性が一人でふらりと来たり、お友達同士で来て、ランチやお茶を楽しめるようになっています。

ちゃぶ台や、木枠でできている窓ガラスなど、私のような世代の人間には、懐かしい風景ですが、30歳くらいの人はどんなふうに感じるのか、聞いてみたいですね。


このすだれの向こう側では、紅若菜さんとご主人がランチを楽しんでいました。
デザートのわらび餅もおいしそうでしたよ。

 
お食事は栄養士でもあるお嬢さんが担当されています。 
ランチのご紹介はまた後で。
 
(この項、続きます)
 

2013年4月19日金曜日

新しい自転車

先日注文しておいた新しい自転車が入荷したという連絡がありました。

お店に行くと、お兄さんがその自転車を奥から出してきてくれました。

黄緑色の車体に、前後の籠は焦げ茶色。


ふむ、なかなか良い感じ。

ライトを点けるレバーがハンドルの下のところにあるので、手元で操作できるのが楽チンそうです。

古い自転車は、お店で引き取ってもらいました。
これはもう10年くらい乗っていたかしら。

あちこち錆ついてしまっています。


通勤にも、買い物にも、多摩川のサイクリングにも、母のところにも、あちこち出かけた自転車です。

どうもお疲れ様でした。

事故を起こさなかったのは何よりでした。