2013年8月15日木曜日

さるすべり

「さるすべり」って、どうして「百日紅」と書くのでしょうね。
100日くらいの間、紅い花が咲いているので、百日紅というのでしょうか。

さるすべりは、私の住んでいる市内では、よく見かける花です。
きれいな花ですが、ちょっと暑苦しいお花ですね。

パズラーの私としては、こういう細かい花を見ていると、「これはパズルにしたら難しそうだな」とつい思ってしまいます。
 
今回のブログはかなりオタクっぽい話題です。

 
さて先日、吉祥寺のユザワヤで買ったミニサイズのパズル▼ですが、超難解です。

パズルのピースが入っているケースを見たら、難易度は★が5つ、つまり最高に難しいレベルのものだと書いてありました。(それを知っていたら買わなかったわ~)

パズルのことを良くご存知ない方に簡単に作成方法を書いてみますが、パズルはまずは外の枠から作り上げます。

普通の1000ピース程度のパズルだと、その外枠用のピースを探し出して、外枠だけをつなぎ合わせるには、1時間から2時間程度の時間がかかります。かなり難しいものでも、半日あれば、外枠が完成するので、その後は順次、内側をうめていくという手順になります。

ところが今回のミニパズル、もう数時間もやっているのに、外枠ですら、なかなか仕上がらないのです。

というのも、パズルの形がほどんと同じで、形の特徴がまるでなく、おまけに絵柄も葉っぱなどが多いので見分けがつきません。

外枠のピースは、一辺が直線で、他はS字カーブのような形をしているのですが、それを探すだけでも大変でした。


以前、ある脳科学のセミナーで、人間の脳には直線を理解して把握する脳の部分と、曲線を理解して把握する脳の部分があると、聞いたような覚えがあります。(うろ覚えなので合っているかどうか、確信がありませんが)
1000ものピースの中から、一辺が直線である126個のピースを探し出すのには、きっと私の脳も「直線、直線」と言いながら(?)、必死に活動していたのでしょうね。

パズルのピースはまずこのように直線部分を持つもの、をピックアップするのですが、その次の段階は色別に分けることが多いですね。

もう少し、脳の話になりますが、人間が物事を理解するとき、たとえば「赤い車が走っている」ということは、トータルで一度に把握していますが、脳の内部では、理解の時間差があると聞いたことがあります。

人間は、まず最初に色彩、つまり「赤」ということを理解して、その後に「モノ」、つまり車という理解があり、そして最後に「動詞」である走っていることを理解するというように、このような簡単なものでも、認識に順序があるようです。

ということで、外枠を見つけ出したら、次は色別(白、赤、緑)などに大まかに分けて行きます。

それ以外に、非常に特徴のある絵柄や、特徴のある形のものは別に分けておきます。

ということでパズルをする時には、それぞれのピースを入れておくためのケース(私はお中元などの空き箱を使っていますが)がいくつか必要です。


それにしても、今回のパズルの難しいことと言ったら、説明できないくらいです。
これまでの30年以上に渡るパズラーとしての私の自負心も砕けそうになるくらい難しいパズルです。

投げ出したくなりそうだわ。

いったい、これから後、何時間したら完成するのかしら。

それよりも外枠はいつ出来上がるのでしょう?







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