2015年7月13日月曜日

「人形町で帯まつり」

先日、「人形町で帯まつり」▼という着物のイベントに参加してきました。

このところの長雨と、ヒリュウシュの処置をした▼後だったので、ずっと外出はしないで、半径1キロ位のところで生活をしていました。
それで、着物を着たのはなんと12日ぶりという、私にしては珍しい「着物着ない週間」をぶち破る、最初のお出かけでした。

イベントは人形町にある着物冊子「アレコレ」▼編集部のスタジオで開かれました。


「キンゾウ商店」のせつさん▼と、「funny coco」の佳子さん▼のお二人で、帯や浴衣などを販売するというイベントでした。

会場には若い女の子がたくさんいて、みんなそれぞれが思い思いの着物を身にまといながら、帯や小物の品定めをしていました。


若い女の子たちの着物スタイルを見て、
「ふーむ、こういう着方もあるのね」とか「なるほど、色の取り合わせがうまいわ」と、おばさんも目を楽しませていただきました。
(ただし、私自身は、あまり盛り込むよりも、引き算の着物が好みですが。)

アフリカンテイストの生地を使った帯は、はるか昔のアフリカでの生活を思い出させるような色柄で、オシャレな帯に変身していました。


会場には、広島の廿日市から上京されてきた方もいらっしゃり、宮島話をしてきました。
(私は3年間、毎回、宮島にお邪魔しているのです。)
私が宮島に行ったとき、お会いしていた方でした。

いろいろと心惹かれるものもあったのですが、自分の年とあと10年後を考えると、ちょっと考えてしまい、結局、こちらのレース付半襟をお土産にしました。
私には、シャープ過ぎたかな。


それにしても、着物女子のパワーはすごいものだと思いました。
制作や販売は才能と努力のたまものだと思いますが、若い女性の着物に対する購買意欲にも驚きました。

私が若かったころは、着物は親に買ってもらうもの、という意識が強かったように思えます。それで高くても平気だったのかもしれませんね。
今は自分のお財布で買うという人のが多いと思いますが、それだからこそ、リーズナブルなお値段で個性的なものに人気が集まるのでしょうね。

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この日の装い。

久しぶりの着物だったので、無難な組み合わせです。
いただきものの藍色の夏着物。


帯は、白のラメ入りの名古屋帯。
大きな百合の絵が刺繍されています。
この時期にしか締められないものですね。

レースの帯揚げは、Berry工房さん。

おばさんぽくて、ちょいと異質な存在だったかしら?


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