2015年7月6日月曜日

手元にない着物 1 ~初めての着物~

着物を着始めて、5年以上が経ちました。
いろいろな着物を着てきましたが、すでに手元にはない着物の記録を残しておこうと思いました。

気に入って買ってはみたものの、なんとなく似合わなくなったりして、着物交換会でお譲りしたり、リサイクル着物屋さんに引き取ってもらったりした着物の写真を集めてみようと思いました。

とはいえ、写真に残していないものも他にも多数あります。

ちょっとずつ、覚え書きのつもりで載せてみます。

これは、自分が初めて買った着物です。
2010年3月6日▼に、衝動買いをした時のブログがあります。


新宿のデパートの中に入っている「ながもちや」さんで5000円で買いました。
小さなお扇子がたくさん描かれている小紋です。
帯は店員さんが選んでくれましたが、そちらはそれほど安くはなかった記憶があります。

とにかく着物関係のものは何も持っていなかったので、ちょうど隣のコーナーで着物小物のバーゲンをしていたので、そこで肌着、じゅばん、腰ひも、伊達締めなど(草履以外)、すべて店員さんにまとめて選んでもらいました。合計で5、6万円を払った記憶があります。
当時は着物や帯の値段もまるで分からなかったですね。


今見ると、着付けもいい加減ですね。
だって習ったことがないので仕方ない。
何十年も前、ハタチのころに親に着せてもらった手順を思い出し、着物の雑誌を見ながら着たものです。
お太鼓も崩れていますね。
それからはユーチューブなどで、何回も何回も練習をしましたっけ。

そして数日後には、初めて着物でお出かけをしました。
新内の演奏会に着て行ったのでした。
その演奏会は、呉服屋さんの2階で開かれていたのですが、初めて着物で出かけたところが呉服屋さんだなんて、今思うと、すごい勇気があったものですね。


その翌週くらいにはこの着物で神楽坂に行き、3月末には新幹線に乗り、京都まで出かけていました。

そんな小紋でしたが、なんとなく飽きてきて、何年か過ぎたとき、たんすやさんに引き取ってもらいました。
数回は着たと思うのですが、あまりコストパフォーマンスはよくなかったですね。

今なら、こういうぎっしりと詰まった模様の着物は選ばないと思います。

色もくすんでいて、私にはあまり似合わないのですが、当時は何も分からなかったので、洋服感覚で選んでいたのだと思います。




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