2016年1月13日水曜日

おばあさんの変身@ラフォーレ原宿

沖縄シリーズの最中ですが、ちょっとお休みして、今日のブログは着物の話題です。

先日、若者の町、原宿にあるラフォーレ原宿で開かれている着物のイベントに出かけてきました。

「ろっこや WINTER SHOP!!」▼というイベントです。

その日はちょうど成人の日だったので、町にはきらびやかな振袖姿の女の子も多く、華やかムードに包まれていました。

それに乗じて、私も普段は着ないような派手な色無地を着て、ラフォーレまでお邪魔しました。

2階のフロアには、色とりどりの可愛らしくて楽しい着物や帯、アクセサリーがてんこ盛りのように揃っていました。まるでお花畑に舞い込んだようです。

ここに出かけたのは、hanamame▼さんに、去年買わせていただいた帯留▼をご披露しようと思ったからです。

水色の着物の色にぴったりの帯留ですが、こちらの写真では、せっかくの帯留が見えませんね。
左は制作者のhanamameさんです。
彼女が締めている帯は、ろっこやさんのレインフォレストで、実は私もお揃いのを持っているのですよ。


この写真でもちゃんと写っていなくて申し訳ないのですが、とても素敵なクレイアートの帯留です。
水色、黄色、紫の組み合わせが絶妙なのです。


このコーナーには「ろっこや」さんの他にも、若手デザイナーさんたちの手による、カラフルで斬新なデザインの小物なども色とりどりで、おばあさんでも気分が高揚しました。

「この際だから、ふだんは着ないような着物も羽織ってみましょう」ということで、まずはこちらの黄色やオレンジやグリーンがミックスされた着物を着てみました。

(着物の上に試着用の着物を着ています。また帯は前だけで、ちゃんと締めていません。)

右の姉御はろっこさん。
私の半分くらいの年齢なのですが、いつ見てもかっこいいお姐さんです。

「あら、意外と似合うかも?」
と思わせるようなムードが店内に漂っていました。

というので、だんだんエスカレートして、次はアーガイル模様の水色とピンクの着物の試着。
「シュガーホリック ラズベリー」という名前だそうです。舌をかみそうだわ。
この模様は、私たち世代にはセーターの模様として懐かしいのですが、若い子は斬新なデザインとしてとらえているのかもしれませんね。
左はデザイナーの「はいかる糖花」▼のそらこさん。
超可愛くて、娘というよりも、もはや孫のような方でした。


最後は、赤に白い鶴(?)が飛んでいる着物。「ことほぎロマンチカ」という名前だそうです。
どう見ても十代の若い娘さん向きですが、古典柄なので、3回目の成人式もとっくに過ぎたおばあさんでもいいか、ということで着てみました。
頭にはへアドレスというのでしょうか、なんと羽のついた飾り物も乗せられてしまいました。
髪の毛が立っているわけではありませんよ。


他にも和洋兼用のポンチョのようなものを着てみたり、いろいろと遊ばせていただきました。

それにしても、売り子さんたちもお客さんたちもみんな若く、みんなとても楽しそうにしていました。
私は彼女たちの2~3倍ほど年をとっているのですが、良い気分にさせていただき、ありがとうございました。

おばあさんも、冥途の土産話ができました。

いろいろ試着させていただきましたが、お買い上げはこちらの播州木綿の反物。
洋服用の生地を作っているメーカーとのコラボで織り上げたろっこや独自のものだそうで、とてもしなやかで軽くて発色も良く、木綿なので自分で手洗いできます。
幅が広いので、男性でもOKだそうです。

織り方が違っている部分が、縞模様のようになっています。凝った織り方なのですよ。


ちょっと粋な着物になりそうなので、野暮な私にはもったいない気もしたのですが、きれいなグリーンが決め手でした。

何とも楽しい成人の日でした。

****

この日の素の装い。

超激安の色無地。
地模様が気に入りました。
売れない演歌歌手?


白い帯は「なかむら」で購入した川島織物。

それにhanamameさんの帯留です。






0 件のコメント: