2016年6月9日木曜日

オトハル塾@東京女子大 2 ごきげん顔の作り方

さて、オトハル塾の第二部です。

第一部▼では、心理学の先生から、「顔は相手とのコミュニケーションである」というお話を聞きました。

いよいよ次は実践編です。

美ファイン研究所▼のメーキャップアーティストの山口童子先生が、担当されました。

まずは自分の顔の造作をチェックするところから始まりました。
受講生はみな、手鏡で自分の顔を覗き込みます。

目の大きさ、顔の形、鼻の形、眉の形、眼と眼の距離など10項目を、それぞれ丸いか、直線的であるか、などを調べて、シートにチェックします。


そしてその結果、チェックした数が一番多かったグループが、その人の顔のタイプとなり、それぞれの顔の印象が判明しました。

顔のタイプは、大きく分けて、
 キュート顔
 フレッシュ顔
 エレガント顔
 インテリジェント顔
 ゴージャス顔など12タイプに分類されました。


私はどういうわけだか、キュート顔とゴージャス顔の両方のチェック数が多くなりました。
信じられませんでした。
インテリジェントに至っては、1項目しかありませんでした。
そうなのか~!

そして自分の顔をよく分かった上で、その良さを生かすようにというアドバイスがありました。

次に、山口先生が、モデルさんにメーキャップをすることになりました。

モデルになった方は、私より20年ほど(?)卒業年度が若い方でした。
もともときれいな方でしたが、ちょっと大人しいイメージがあったのですが、メーキャップ後はとても明るくイキイキとした感じに変身されました。


山口先生のメーキャップのうち、大切なのは、「ホットタオル」でした。
顔を熱いタオルで覆って、その後にお手入れをすると、肌がよみがえるのだそうです。


意外だったのは、お肌の手入れは、ホッとタオルの後に、まず美容液を塗ること。
私は美容液は最後に使うものだと思っていたので、驚きましたね。

他にも大切な点を教えていただきました。

◆化粧水は、したたるほどたっぷり使うこと。

◆日焼け止めは、SPF数値は低くても良いので、耳の裏までしっかり塗ること。

◆コンシーラーは使い方が難しいので、あまり使わない方がよい。

◆頬紅は、にっと笑ったとき、一番高い部分に指二本分ほど入れること。

◆顔全体にパールがあると、光が反射して美しく見える。

◆口もリップグロスを使うと若々しく見える。

◆アイシャドウは2色で足りる。

◆眉をちゃんと描くと、横顔がシャープに見える。

などなど、参考になるお話をいろいろと伺うことができました。

ということで、私はこの日以来、ホットタオルをするようになりました。

*****

心理学の話とメーキャップ講座、それにお土産付で千円というのはかなりお得なセミナーでした。

講義は24号館という建物で行われましたが、もちろんこの建物は私の在学当時にはありませんでした。
校舎はずいぶんと増えていましたが、緑の多い構内は昔と少しも変わっていないように見えました。


女子大の存在意義が問われる現代ですが、卒業して半世紀近く経ってからも講義が受けられるのは良いことですね。


「S&S」の校章も懐かしく思いました。



0 件のコメント: