2016年7月22日金曜日

「UKINE」 浮世絵+長唄+日本舞踊の世界

先日、浮世絵+長唄+日本舞踊という素敵な世界を体験してきました。


場所は六本木のサロン。
なんてかっこいいでしょ。


「UKINE」というのは、【浮世絵と三味線の音色=浮き音】という意味です。

ゆったりと浮世絵を眺めることができ、長唄のお唄と三味線を聞いて、そして美しい踊りを堪能できました。

浮世絵は、国際浮世絵学会▼の理事でいらっしゃる國學院大學の横山實先生が丁寧に解説してくださいました。
「横山コレクション」からの展示でした。

サロンの廊下に展示してありましたが、こんなに間近で見られるなんてラッキーでした。


右にいらっしゃるのが横山先生です。


今回は、夏らしい浮世絵を集められたようで、蚊帳の中に入る親子や美女などの浮世絵もありました。

歌麿の「団扇売り」というのは、細長い浮世絵でしたが、お洒落な感じがしました。

こちらは豊国の「月見の舟遊び」です。
着物も帯もぞろりとして、いい感じ。


他にも広重の作品や、昭和になっての伊東深水の女性像などがあって、どれも美しい風景や風俗が描かれていました。

長唄の演奏は、「菖蒲浴衣」と「多摩川」。
どちらも私の好きな曲目でした。

演奏中は写せないので、準備中のところをちらりと。
左は「ひなの会」でもお馴染みの今藤美知央さんです。助演されていらっしゃいました。


とても暑い日でしたが、涼しい風を感じたようでした。


こちらはおまけですが、休憩の間、近くにあるテレビ局でドラえもんのフェスティバルが見えました。
ものすごくたくさんのドラえもんが集合していて、びっくり。



*****

この日の装い。

「菖蒲浴衣」(あやめゆかた)という曲が演奏されるということだったので、浴衣にしました。
とはいえ、六本木まで浴衣そのもので出かけるのは気が引けたので、半襟にお太鼓帯です。


これは、初めて誂えた浴衣です。
八王子にある「坂本呉服店」▼さんで、選んだ浴衣です。

後ろ姿はこんな感じ。

紺色の夏帯ですが、銀色の丸がお月様に見えたり、お団子に見えたりします。

同系色でまとめてみました。






0 件のコメント: