2017年8月20日日曜日

初めて見たもの

このところ、母が風邪気味というか、のどがゼロゼロしているという連絡があったので、ホームに行ってきました。

ホームには、いつもながら、可愛らしい手作りの作品が飾られていました。


私が見るところ、母は普段とたいして変わりもなく、食欲もあるようなので、それほど心配はしていないのですが、お医者さんやヘルパーさんたちはいろいろと気を使って下さいます。

どうも「酸素の濃度が低い」というのです。

それは「血中酸素濃度測定器」というので測ると、普通の人よりもかなり数値が低いというのが分かるそうです。

私はそういう器具があるのを知らず、初めて見ましたが、こんな形をしていました。


マッチ箱くらいの大きさで、小さなホッチキスのような形をしていました。

そしてその中に指を挟むと、ほんのわずかの時間で、その人の酸素の量が分かるというのです。


数字が二つ見えますが、こちらの写真だと98が酸素の量です。
80は脈拍ですね。

普通は95から100くらいの数字が出るそうですが、母は90なので、少し低いのですが、通常もあまり高くないので、それほど悪い数字ではないだろうとのことでした。

試しに私も指を突っ込んで測らせてもらいました。
私は97でした。

この機械(?)を皮膚に当てるだけで、動脈血酸素飽和度(というのだそうです)と脈拍数を測定できるとは、すごいものですね。

以前からあったのかもしれませんが、医学は進んでいますね。




2017年8月19日土曜日

上野で「ボストン」

昨日は、上野の東京美術館で開催されている「ボストン美術館の至宝展」▼に行ってきました。

夏休みということもあって、上野界隈はすごい人ごみでした。
上野動物園や、科学博物館に行く親子連れも多くいたのでしょう。

パンダの親子がお出迎えしていました。


東京美術館もかなり混んでいました。
前売り切符をシニア料金で買っていたので、普通の人の半額です。


ボストン美術館というのは、アメリカ独立から百年後の1876年、マサチューセッツのボストンに開館された美術館です。

ここは国立でも州立でもなく、またどこかの大富豪が作った美術館ではなく、ボストンの科学者、哲学者、財界人などの美術品コレクターが、それぞれ自分の持っているものを寄贈して作られたものだそうです。
美術品は50万点も保管されているそうです。

会場は、古代エジプトの部、中国の部、日本の部、ヨーロッパの部、アメリカの部、そして現代美術の部と分かれていました。


私のお目当てはもちろん日本の部でした。

前評判では、英一蝶の「涅槃図」がすごいということでしたが、大きさだけでいったら、京都の本法寺でみた長谷川等伯の涅槃図▼の方がずっと見ごたえがありましたね。
でも大きさでは負けますが、これはその補修がすごかったようです。
それと登場している人間や動物が大らかな気がしました。


曽我蕭白の絵画は以前も見ましたが、何回見てもパワーがあり、面白いですね。
色を使わず、墨絵のような色彩ですが、ユーモアもあって楽しい絵画です。

ヨーロッパの部では、睡蓮で有名なモネの絵画もありましたが、睡蓮以外にもいろいろと描いていたのですね。風景画などよい感じでした。
セザンヌやルノアールの絵も、一見してすぐに分かるというのは、やはり個性があるのでしょうか。

今回の呼び物は、ゴッホの「ルーランド夫妻」という絵画が、二人そろって見られるということでした。別々に見たことがありますが、ご夫婦だったのですね。

私も一緒に仲間入りさせてもらいました。


私が面白いと思ったのは、絵画そのものよりも、この美術館を構成しているスポンサーやコレクターたちのことでした。
モースやフェノロサなどの日本でも有名な人以外にも、いろいろな人が寄贈していました。
中でもアメリカのソプラノ歌手は、70歳になった時、34歳の男性と結婚して、そして美術品を集めたそうです。(このあたり、ちょっとあやふやですが、二人の生年月日を見たら、ものすごく離れていました!)

美術館の前庭にあるこの大きな鏡のボール(?)、いつも自分撮りを試してみるのですが、なかなかうまく撮れません。
今回は、建物の中から写してみました。


そういえば、名古屋にあるボストン美術館は今年で終了してしまうそうですね。
駅近くにあり便利だったのに、ちょっと残念です。

その後はぶらぶらして、「氷」の旗に魅かれて、古くからある甘味屋さんの「新鶯亭」に入りました。


外国人のお客さんが多くいましたよ。
いかにも日本的なところがよいのかもしれません。

こちらのお店は、お団子の他に、おでんが有名なようですね。


お汁粉が下に入った「氷しるこ」を注文しました。
写真だけ見ると、ただの氷だけに見えますが、氷の下にはお汁粉が潜んでいます。


大きな白玉が二つも入っていて、けっこうお腹がいっぱいになりました。
白玉の姿が写っていなくて、すいません。


その後は不忍池を歩きましたが、蒸し暑くて大変でした。

蓮は花も咲いていましたが、葉が大きく育ってしまって、あまりうまく写せませんでした。


それでも蓮の花は可愛らしくて、大好き。


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この日の装い。

以前、デパートの催事で千円で購入した絽の着物です。


黒に青の縦縞が入っていますが、どうもこういうのは似合わないですね。

あまり粋になりすぎないように、ナデシコ模様の絽の帯にしました。






2017年8月18日金曜日

初めての体験

先日、初めての体験をしました。
それは脳のCTスキャンを撮ることでした。


(写真は無料サイトより拝借しました。)

それというのも、このところ左手の指先が、時々ピリピリすることがあって、いつも行く内科のお医者さんからは、血行促進のためにビタミンBの錠剤を処方されていました。

それだけなら気にならなかったのですが、つい最近、今度は左の足さきもピリピリしたり、顔の右半分がなんとなく引きつるようなことがあって、これはヤバいと思いました。

ところがそういう場合、何科に行けばよいのか分からない。
それでインターネットで、「手足のしびれ」を検索したところ、それは神経内科が専門と分かりました。
おまけに「非常に深刻な病気の可能性もある」というようなことが書かれていました。
ということで、近くの神経内科の病院を検索して、恐る恐る行ってみました。

初めに医者から「こういうことはできますか」と言われて、たとえば自分の指で自分の鼻を指すとか、両方の手を同じ位置に水平に上げるとか、そういうテストを受けました。
ちゃんとできたので、「念のため」ということでCTスキャンを受けることになりました。

長いベッドに横たわり、頭だけ穴倉のようなところに入って、そこで何枚も写真を撮られました。

しばらくして、また医者に呼ばれました。

結果は何ともありませんでした。

頭を輪切りにした写真を何枚も見せてもらいましたが、「とてもきれいなので、心配はありません」とのこと。
よかった!
血行を良くするために、ビタミンEの錠剤をいただいてきました。

実は私の父は脳梗塞で亡くなっていますし、母はまるで記憶のない認知症なので、私もいつかはそういう状況になると思っていますが、今のところは問題がないということで、ホッとしました。

検査代金と薬の代金を合わせると7,000円ほどかかりましたが、安心料だと思えば安いものですね。

ほっとしたので、病院の近くにある「ほっとれーる」というカフェでパンとコーヒーをいただきました。


ここは真下に電車が走っているのが見えるところで、子供たちにも人気のスポットなのです。

上の写真の左上に見えるのは、子供が靴を脱いで遊ぶためのマットです。

日日草が雨に濡れてきれいでした。


ここでしばらくボーっとしていました。



2017年8月17日木曜日

「和ハーブおばんざい教室」

先日、「和ハーブおばんざい教室」▼に参加してきました。
ずっと行きたいと思っていたのですが、なかなか日程が合わなかったのですが、ようやく実現できました。

会場は東京の私鉄沿線にある、高級住宅街の一角です。
「サロンエルマール」という素敵なところでした。


この教室では、毎月、いろいろな和ハーブについて、テーマを変えて開かれていますが、今月は「夏バテ解消 シソづくし」というテーマでした。

お部屋に入ると、ジャーに冷たい水とシソとレモンを加えた爽やかな飲み物が迎えてくれました。
一口いただくと、さっぱりとしていて、火照った体を鎮めてくれました。


実は私はシソとか、ミョウガとか、山椒などの薬味類が大好きなのです。
お刺身をいただいても、魚よりも薬味のほうをパクパクといただいてしまうほどです。

特に夏にはシソはよく食べていましたが、実はこれは理にかなっているそうです。
シソには夏バテや食中毒を予防する抗菌作用があるのだそうです。
他にも免疫力アップやむくみ対策、ダイエット効果などもあるそうで、シソは大活躍ですね。

この日は先生とサロンのオーナーさんを含めて7人で、少しずつ分担して調理しました。

こちらは材料の一部です。
シソがたっぷり。


私は「シソ入り鶏ひき肉と豆腐のミニハンバーグ」の形を作る係りでした。
コネコネしているところを、知らない間に写されていました。


白い割烹着を着ています。

ちょっといびつですが、すいません。


もうお一人、着物で参加された方がいらっしゃいましたが、素敵なピンクの割烹着でした。


ハンバーグの他には、マグロのシソ巻きや、シソとじゃこのご飯、キャベツとシソのサラダを作りましたよ。

できあがり。
テーブルには半巾帯をセンターライナーとして敷いてあります。


では、いただきます!


みゆき先生、サロンのオーナー様、どうもありがとうございました。
楽しいひと時が過ごせました。


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この日の装い。

蒸し暑い日だったので、お気軽な着物にしました。
着付けもゆるゆるです。


いただきものですが、麻が混じっているのでしょうか、サラサラとしています。
おまけに洗濯してもなんともないので、暑い日には重宝しています。

兵児帯と、三分紐は、funny coco▼さんの製品です。




2017年8月16日水曜日

東京の風景

先日、ちょっと用事があり、都心の高層マンションに行く機会がありました。

屋上からの景色が良いというので、40階まで上ってみました。

そこにはオリーブの木が植えられていて、椅子やテーブルが置いてあり、ゆっくりできるスペースになっていました。
地上40階でも、風よけのガラスがあるので、風が強くても安心です。


右手に見えるのは新宿方面でしょうか。


目の下には、まだまだ新しいビルがどんどん建設されていました。


正面は東京タワー。
周りのビルがどんどん高くなっているので、小さく感じられました。
昔、ゴジラが踏みつぶしたころは、もっと高かったですよね。


遠くに海が見えるのは良いですね。
気持ちが広々としてきます。
房総半島もうっすらと見えました。


スカイツリーも羽田飛行場も良く見えました。
飛行機が飛び立っていくところは、気持ちがよいですね。
天気が良いと富士山やアルプスの山々も見えるそうです。

こちらは1階のエントランス。


気持ちの良いところでした。


2017年8月15日火曜日

「天璋院篤姫」 

宮尾登美子さんの「天璋院篤姫」を初めて読んだのは、だいぶ前のことでした。
混乱の幕末期を生き抜いた女性が主人公の物語で、格調高い文章がとても気に入っていました。

ところがその後、NHKの大河ドラマで宮崎あおいが篤姫を演じ、堺雅人が家定を演じると聞いて、その人選にあまりにがっくりしてしまい、しばらくは宮尾さんの本も読む気に慣れなくなったほどでした。

篤姫はもっと堂々とした女性だったはずだし、家定は堺雅人が演じるにはあまりにかっこよすぎますよ。
私の中のイメージでは、篤姫は長山藍子さんを若くしたような、しっかりした女性だったのです。

そんなわけで、しばらくはこの時代の小説とは距離をおいていたのですが、また篤姫を読んでみることにしました。


小さいころから頭脳明晰で、そして傍から見ればトントン拍子に出世して、ついには将軍の御台所となった篤姫。
ところが精神的にも肉体的にも脆弱だった夫とはついに真の夫婦とはなれず、そして若くして未亡人になってしまいます。
また皇室から迎えた嫁・和宮との確執。
そしてその後の激動の幕末期を生き抜いた女性の一生が、しっかりと描かれています。


徳川最後の時代に、徳川家に嫁いだ篤姫ですが、実家である薩摩藩からの攻撃があっても、あくまで嫁ぎ先での立場を守り、江戸城や大奥を守った気骨ある女性として描かれています。

もし彼女が現在生きていたら、男性と対等に立ち向かい、きっと国連大使とか、小池百合子さんクラスの立場になったのではと思われる人です。
「凛とした」という形容詞がぴったりだったと思われます。

幕末期の小説は、とかく男性目線で描かれていますが、これは篤姫という一人の女性を通して、しっかりと幕府の崩壊していいく最期が描かれています。

この小説を読んでいて気になったのは、最後の将軍となった徳川慶喜の存在です。
篤姫は、慶喜を一目見て、いい加減な男だと嫌ってしまいましたが、実際はどんな人だったのしょう。

ということで、今は司馬遼太郎の「最後の将軍 徳川慶喜」を読み始めています。

あの時代は誰が将軍になっても難しかったのだろうな、とも思いながら読んでいます。

2017年8月14日月曜日

楽しい相談

先日、清澄庭園の展示会で出会ったピンクの大島紬▼が、湯通しをされて手元にやってきました。


手に取ってみると、写真に写した記憶よりも、実物はかなりはっきりとしたピンクなので、私が着こなせるかどうか、ちょっと自信がなくなりました。

この反物を持って、仕立てをお願いに出かけました。


いつもいろいろと難題をお願いしている「ゆめこもん」▼さんです。


今回もピンクとクリーム色の大きな段々になっている反物の、柄合わせの相談に乗っていただきました。
どこにピンクを出すか、クリーム色を出すかによって、だいぶ雰囲気が違ってきますものね。

おまけに私はかなり特殊な体型(チビで下半身デブ)なので、仕立ての相談にも乗っていただきました。

出来上がりが楽しみです。

こんなふうに、「ゆめこもん」さんにはいろいろとわがままを聞いてもらってきます。

ところがこのお店も近々、吉祥寺から池袋へ移転するとのこと。
ちょっと寂しいですね。

吉祥寺の思い出を込めて、今回はご近所にある老舗を案内していただきました。


井の頭公園近くにある和菓子屋さん「俵屋」です。
なんと安政2年創業とのこと。

こちらで上品な水ようかんを見つけました。
(あっ、ゆめこもんの女将さんがガラスに写っていますね!)


着物だけでなく、お買い物の相談にも乗っていただき、ありがとうございました。

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この日の装い。

やはりピンク系の小千谷縮です。
水色やオレンジも混ざっています。


青い麻の帯と、ちょっと珍しい模様織りの帯締めは、地元の骨董市でどちらも千円でした。

2017年8月13日日曜日

mini mini ひなの会

先日、日本橋のコレド室町にある和室で、「長唄ひなの会」▼の三味線演奏会がありました。
私の三味線の先生も、この会のメンバーでいらっしゃいます。


「ひなの会」は演奏のすばらしさはもちろんのこと、解説がとても楽しいのですが、今日は特に初心者向けの解説がたくさん用意されていて、分かりやすかったと思います。

三味線の組み立て方、お唄と三味線の人の舞台での並び方、プログラムの見方、お調子の合わせ方やから始まり、曲の説明がありました。

「勧進帳」のお話は、お馴染みのイラストで紹介していただき、そして演奏となりました。

演奏中の写真は取れないので、休憩に入った時のスナップ写真です。


この会には着物友だちのKさんをお誘いして出かけました。
間近で聞く長唄三味線を喜んでいただけたようです。

会場の「橋楽亭」の前で撮影しました。
初めて下ろしたお着物とのこと。
帯もとても素敵でお似合いでした。


無地のように見えますが、細かい黄色の格子柄が織り込まれていました。
これは水にも平気な素材なので、雨模様の日にはぴったりですね。
ステキな着物を着ていらっしゃるのを見ると、こちらまで嬉しくなりますね。

演奏会の始まる前には、近くにある日本橋三越に寄ってみました。


呉服売り場をのぞいたり、「始まりのカフェ」というところでランチをしたりしました。


オクラが入った柚子胡椒味のスパゲティをいただきました。

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この日の装い。

叔母が着ていた着物ですが、レースの生地です。
この着物はたぶん数十年前のものだと思うのですが、その頃からレース着物があったのか、とびっくりしました。
渦巻き模様で、ラメも入っています。


合わせたのはデパートの催事で買った千円の帯。
グレーとピンクで、これも波のような模様です。

「ものづくり匠の技の祭典」で作った帯留▼をしてみました。


2017年8月12日土曜日

帯留め作り@国際フォーラム

先日、国際フォーラムの「ものづくり匠の技の祭典」▼に行った時、西陣織の浅山織物という会社が、帯留め作りのワークショップをしていました。


その帯留は、「グルーデコ」といって、キラキラ光る石を埋め込むものでした。

予約制でしたが、ちょうど人も少なかったし、30分くらいあればできるというので、挑戦してみることにしました。

ハート形でクリップ式のものは2000円、小さな楕円形は1000円でした。
私は帯留はあまり大きいと似合わないので、小さいほうをお願いしました。

こちらの左が見本で、右がこれに使う部品です。
三角の容器に入れましたが、とても小さい!
吹けば飛ぶようなものでした。


見本は台がゴールドでしたが、私はシルバーを使うことにしました。
右下に見える黒いものです。

まずはゴムのようなグルーというのを2種類計量しました。
0.85グラムづつ測るのですが、これがなかなかぴったりといかず、結構、気を使いました。


そしてそのゴムを、容器にトントンと指で詰めます。


ここに先ほどの小さな石を、ピンセットでつまんで入れます。

極小のものは、バキュームというストローのようなもので吸い上げるようにして、つかみました。

こんな感じで作りました。
バキュームを操作しているところです。


他の皆さんが制作している様子。
真ん中の方が先生です。


はい、出来上がりました。


とても楽しくできました。
先生の言う通りに石を置いただけですが、なんとか様になりました。

24時間は触らないようにというので、そっと持ち帰りました。

そして翌日、さっそく使ってみました。


この時は着物も帯締めもラメが入っていたので、ちょうど良かったと思います。

キラキラしたものは、女心が弾んで、嬉しいですね。