2017年4月11日火曜日

市民カレッジ 「芸術を創る脳」1

4月になり、また新しい市民カレッジの季節となりました。
今期は、がんばって3講座も申し込んでしまいました。
一つはお勉強系、もう一つはリラックス系、もう一つは体育系でしょうか、違うジャンルのものばかりです。

先日、お勉強系の初めての講義がありました。

「芸術を創る脳」▼です。


私は少し前までは、脳科学の専門家の集まりの仕事をしていたので、普通の主婦よりは多少、脳科学の知識があるかもしれません。
といっても脳科学というのはとても広い領域に渡っていて、お医者さんのように生理学的な研究をする脳科学もあれば、数学者のように数式で脳を解く立場の脳科学もあります。
今回の先生は、私が思うに、文系の脳科学とでもいうのでしょうか、哲学的な感じも受けました。

講義の進め方は、先生が対談したこちらの本に登場する音楽、将棋、手品、絵画という芸術について、話をすすめられるとのことでした。


それぞれの対談のゲストは、曽我大介、羽生善治、前田知洋、千住博の各氏です。

講義の第一回目は、「なぜ音楽は楽しいのか」というタイトルでした。

先生はクラッシック音楽に造詣が深く、ご自身もバイオリンやフルートを演奏されるとのこと。

講義の合間には、バーンスタインが指揮をする「運命」のDVDを見せていただいたりしました。
ちなみにベートーベンとモーツアルトでは作曲の仕方が違うのではないかというご意見でした。
ベートーベンの作曲は一つ一つのパートを組み立てて作るのに対して、モーツアルトは頭の中ですべて出来上がっているタイプなんだそうです。

またこの頃の印刷技術では、音符は裏返して手で書いて、それを印刷していたとのこと。
大変だったのですね。

面白いと思ったのは、人間の聴覚には、視覚と同様に錯覚があるということ。
視覚の錯覚についてはいろいろなことが知られていますし、騙されやすいことも多いのですが、聴覚にも同じようなことがあるということでした。

例を挙げて説明していただきましたが、私はその錯覚にはひっかからないタイプの人間でした。
うまく騙されると、音が続いて聞こえるようになるという例題でしたが、私は3回ほど試しましたが、音が途切れてしまってダメでした。
これって脳が良いのか、悪いのか・・・・?

先生は芸術というのは、言語能力と深くかかわっているという説をもっていらっしゃいました。
ただし、どうも私にはピンときませんでした。
つまり、もし耳や口が不自由で、言語を自由に操れない人は、芸術とは関われないというような受け取り方もできてしまうのではないかと思いました。

人間の外部から素晴らしい音楽などの芸術が入ってきて、それを頭の中で解釈して、そして素晴らしいと感じるということは分かりますが、それと言語がどのように繋がっているのかは、ちょっと疑問でした。

知的レベルが高くないとついていけない内容かもしれませんが、脳についての研究には、いろいろな方法があるものだ、と感じた最初の講義でした。

*****

この日の装い。

雨模様でしたので、シルジェリー着物です。


脳科学とは、まるで何も関係はない装いです。






2 件のコメント:

うたどん さんのコメント...

文科系 スポーツ系と お勉強に余念がありませんね。
体を動かすだけの私には 脳みそを使うことは無理

ウオ―クも皆さんのお尻についていくだけで??

おおしまとしこ さんのコメント...

うたどんさん、いつもあちこち精力的に活動されていて、
素晴らしいですね。
私は知らなかったことや、分からなかったことを教えてもらうのが好きなので、
こういう講座にはなるべく参加するようにしています。
刺激を受けていないと、退化してしまうタイプだと思いますよ。