2017年7月11日火曜日

市民カレッジ「ブレス&ヴォイス」終わりました

4月からスタートした市民カレッジ「ブレス&ヴォイス」のトレーニングは、先月まで6回受講して、今回のコースは終わりました。


この講座はとても人気があり、私も3回目の応募でようやく抽選に当たったのでした。
参加者はほとんどがおばさんばかりでしたが、2名ほどおじさんもいました。

こちら▼は、初回の時の感想です。

 レッスンは、2時間のうち、初めの1時間半ほどは、いわゆるストレッチ体操などをして、最後の20分くらいで歌を歌うというスタイルでした。

みんな、床にマットを敷いて、その上ですごい変顔や、すごい格好をしながら、身体を楽にしていくのです。

先生の基本方針は、自分の身体という器具を使って、音を出すということでした。

そしてその身体を、「ゆるめて、落として、広げる」のが良いそうです。
つまり緊張をほどき、力を抜いて、身体の中を大きく広げると、自然に声も出てくるということです。

先生のすごいところは、その比喩力でしょうか。
たとえば「足の裏から声を出すようにして」とか「頭の後ろに10人の人が並んでいるから、その一番後ろの人まで届くような声を出して」とかおっしゃるのです。
そうすると、その気になって、本当にしっかりした声が出るのが不思議でした。

また、先生は一人ひとりの身体をつかんで(ほんとに)、「もっとこうして」と叫びながら、訓練してくださいました。さぞお疲れになられたことと思います。

おかげで2時間の終わりごろには、伸びた声がでるようになった感じがしました。


みんなで歌った歌は、
「四季の歌」
「サンタルチア」
「浜辺の歌」
など誰でも知っている懐かしい曲ばかりでした。
中でも「遠くに行きたい」は、歌っていると、いろいろなことが思い出されてきて、涙が出そうになるくらい良い曲でした。

ただ、レッスンの中で非常に抵抗を感じたのは、声を長く出すトレーニングでした。
みんな寝転んで、一斉に「あー」と言いながら、声を伸ばすのですが、私はすぐに途切れてしまいました。
ところが「あーーーーーーーーーー」というように何分も続く人がいて、その声が聞こえると、とてもストレスを感じました。
何も他の人と比較することはないのですが、どうしてあんなに声が続くのか、不思議でした。
そのような方は、みなさん痩せていて、普通に話しているときは、とても声がかぼそいのに、声だけは長く続くのが意外でした。

声を伸ばす練習は嫌でしたが、それ以外はとても楽しい時間でした。

また機会があれば、こういうレッスンに参加してみたいと思いました。


2 件のコメント:

マサ さんのコメント...

まぁ、素敵な講座ですね。
特に伸びた声が出るようになるのは、魅力的だわ。
また募集があれば、私も申し込んでみようかな。曜日にもよりますが。

おおしまとしこ さんのコメント...

この講座は、マサさんのように朗読をする方にもピッタリだと思いますよ。
とても人気があるので倍率が高いのですが、先生もユニークで楽しめました。
それにすごく格安でお得な講座でしたよ。