2018年4月18日水曜日

「ショパンとドビッシー」 1

また市民カレッジの季節がやってきました。
今回もまた、津田真理先生のピアノ講座を受講しました。
この講座は、去年の今頃▼も受講しています。
先生がとても素敵なので、今年も申し込んだのです。


(プロフィール写真は、イベントチラシから拝借)

人気の講座なので、先生は同じ内容を1週間に3回もされているほどです。
もう7年ほど、続けているそうです。
今回のテーマは、「ショパンとドビッシー 生涯と作品」


津田先生は、ピアノがお上手なのはもちろんですが、明るくて素敵な先生です。
講座の形式は、まず作曲者の人生についてのお話があり、曲の説明をされて、そして何曲か演奏してくださいます。
1回につき、ワンコインという超お得な講座なのです。


ショパン(1810~1849)はフランス人の父とポーランド人の母の間に生まれて、他には女性の姉妹が3人いました。
子どものころから学業も優秀で、そして音楽面でも早熟な天才だったようです。
その後、フランスで評判を得ますが、祖国ポーランドに対する郷愁をずっと持ち続けていたそうです。

今回の演奏曲はこちらの3曲でした。
1.夜想曲 (ノクターン)
2.練習曲「革命」
3・アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
これらは20歳から、24歳ころの若い時に作られた曲です。
「ノクターン」はとても有名な曲ですが、弾き手にとってはかなり難しい曲(とくに左手が難しい)とのことでした。

休憩の後は、ドビッシー(1862~1918)についての説明がありましたが、私はほとんど知りませんでした。
今年はドビッシー没後100年なので、いろいろな行事もあるそうです。
ショパンよりは後世の人で、ショパンをお手本にしたそうです。
フランス生まれですが、h貧しい家の出でした。
パリ音楽院に入学しますが、その頃はバッハを愛していたようです。
若い頃は歌曲を書いていたそうですが、従来の音楽(ベートーベンなど)とは異なる音楽を書いていたそうです。
晩年は病気になり、彼の人生は全体的に苦労が多いものだった、とのことでした。

今回の演奏曲。
ベルガマスク組曲より
1.前奏曲
2.メヌエット
3.月の光
ただし、私はあまりに気持ちが良くて、ほとんど眠ってしまいましたが。

会場には、クラシック音楽に造詣の深そうな方がたくさんいらっしゃいました。
このシリーズは月1回、4回続きます。

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この日の装い。

暖かい日だという予想でしたが、意外に肌寒かったので、着るものを急遽変更。
結城紬の単衣にしました。


色が飛んでしまっていますが、トウモロコシ色の無地です。
帯は、だいぶまえにリサイクルで買ったもの。

この日のメインは、墨流しの半襟です。


去年のきものサローネ▼で自作したもの。
というより、武田染工さんに教えていただいたものです。
淡い墨の色と、明るい黄色がうまくマッチしたと、満足した半襟です。



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