2018年8月13日月曜日

TOKYO WATER TAXI

もう1週間以上前のことになってしまいますが、「築地魚がしコンシェルジュ」▼さん企画の「浴衣でクルージング&会席料理を愉しむ会」▼に参加してきました。
隅田川クルージングと、新橋の隠れ家でお料理を楽しむという会でした。
今日のブログは、クルージングのレポートです。


(こちらの写真は「TOKYO WATER TAXI」のHPより拝借させていただきました。)

これは「TOKYO WATER TAXI」▼という水上タクシーに乗っての隅田川周遊ツアーでした。
この水上タクシーは、2016年の夏から運航を開始しているそうです。

まずは、築地魚がしコンシェルジュさんより、波除神社▼に集合との通知がありました。
波除は、「なみよけ」と読みます。
築地駅からちょっと歩いたところにありました。


この波除神社は、築地とは切っても切れない縁の深い神社のようで、漁業関係者やお店の人はよくお参りしているところのようです。
江戸時代は、築地のあたりはまだ海で、堤防を作っても激しい波が打ち寄せて、被害が多かったところでした。
それがある時、海に不思議な光が浮かび、その御神体を祀って神社を作ったところ、波風はぴたりと収まったので、「波除神社」と名付けたそうですよ。
それ以来、災難を除き、波を乗り切る 波除稲荷様として、災難除・厄除・商売繁盛・工事安全等の神様となっている神社です。

というわけで、波除神社でこの日のクルージングの祈願をした、日舞ずっこけトリオです。
トリオと言っても、私以外のお二人は、ご覧のような美人さんです。
浴衣姿も美しいですよね。
私は付き添いの婆やでしょう。


さて、神社に他の参加者も集合して、合計6名で勝鬨橋の船乗り場まで歩いて行きました。
なかなか涼しげな光景でしょうが、実際はとても暑い日でした。


こちらは勝鬨橋の信号です。
私が子供の頃は、勝鬨橋は大きく左右に開いてその下を船が通っていましたが、今は橋は開きません。


それにしても、このあたりの激変ぶりに、びっくり。
大昔、築地には祖父の兄弟が住んでいて、父に連れられてこちらに来たことがありますが、今は昔、高層ビルばかりでした。
ウオーターフロント、というのかな。


しばらく隅田川のほとりで待っていましたが、やってきたのが、こちらの黄色い水上タクシー。


わーい、これに乗るんですね!


みんなウキウキ。
船着き場で、揃って記念撮影です。
ここでも、私が一人で平均年齢を上げています。


「では行ってまいります!」と、TOKYO WATER TAXIが用意したインスタ用のフレームでも撮影しました。


すっかりおのぼりさん気分になって、水上タクシーに乗り込みました。
1台に定員6名というこじんまりした広さでした。
船長さんと、補佐をするクルーのお兄さんがお出迎えしてくれました。



(写真は水上タクシーのHPより拝借しました)

航海のコースをざっと説明すると、勝鬨橋から隅田川を上り、いくつかの橋をくぐり抜けて、日本橋川に入り、そこから茅場町や日本橋などの都会を通って、そしてUターンをして隅田川を下り、豊洲の方まで行って、築地に戻るというコースでした。

この中では飲食も自由にできるというので、おいしいワインで乾杯しました。


隅田川を上りながら、移動します。
こちらは日本橋の橋を、水上から眺めたところ。
日本橋の風景も、下から見るとちょっと違った感じになりますね。


みんなごきげんで、かなりのハイテンションになりましたね。
スマホで一斉に撮影している姿です。


にょきにょきと立っている高層マンション群。


大型の船も見えました。


レインボーブリッジ(でよかったかしら?)

 

船内で満足しているお二人さん。


私もリラックス~。


こちらは工事中の東京オリンピックの選手村です。


水上タクシーで何より良かったのは、現在の築地市場と、移転先の豊洲市場を水上から眺められたことです。
ニュースではよく見る新市場でしたが、現実味が帯びてきました。

乗り始めた時はまだ陽が高かったのですが、次第に夕暮れになってきて、それも素敵なシーンでした。

船を下りて、また記念撮影。
夕暮れで、せっかくのお顔がきつくなってしまったので、ちょいとソフトフォーカスに加工しました。


こちらはお世話になった船長さんとクルーのお兄さん。
安全運航していただき、またガイドをしていただき、ありがとうございました。


外国からの親戚が来た時には、この水上タクシーで東京案内をしてあげたいと思いました。

東京は美しい町だと思いました。

そしてまた、東京というところは、つくづく水の都だなと感じました。
私は時代小説が好きで、この近辺を舞台にした物語をよく読みますが、昔は「猪牙」(チョキ)という小さな舟で吉原などにも移動していたという場面が思い出され、今も昔も東京(江戸)は、川を中心に栄えていたのだろうなと感じました。

今後も、水上タクシーをうまく利用して、新しい移動手段になれたら良いですね。

ひとつ注文をつけるとすると、どこの場所を航海しているかを私はスマホのマップで確認しながら乗っていましたが、できたら、航海路マップのようなものが配布されると、もっと良くなるのではと思いました。

さて、下船した後は、今度は新橋の料理屋さんまで行くことになりました。
続きはまたね。

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今回のブログには、参加者のみなさまからいただいた写真が含まれています。
使用させていただき、ありがとうございました。



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