2019年11月9日土曜日

深大寺散策 その1

先日、有償ボランティアをしている団体の皆さんと一緒に、ご近所の深大寺を散策してきました。
ボランティアをしている私たち、利用されているお年寄り、そしてサポートしていただいている事務局のスタッフの皆さん、16名が参加しました。
この日は暑くもなく寒くもなく、風もないというお天気に恵まれ、とても気持ちの良いお散歩となりました。

まずは、ご挨拶をして、その後、こちらの「深大寺散策マップ」の番号に沿って回ることにしました。


 さて、1番の「山門」です。
これは300年ほど前の元禄年間に作られたものだそうです。
七五三のご家族が記念撮影をしていました。


2番は「鐘楼」。
こちらは以前は明治3年のものでしたが、平成になってひびが見つかり、平成13年に新しく鋳造されたものだそうです。
今でも毎朝、昼、夕方の3回、撞かれているのだそうですよ。


3番は「常香楼」。
こちらは天保年間に建てられたものだそうです。
古いものなのですね。


4番の「ムクロジの木」というのは、よく分からなかったのでパス。

5番は「本堂」です。
これは大正時代に再建されたもの。


6番は「なんじゃもんじゃの木」。
これは春になると、真っ白な花が咲き、とても美しいのです。
毎年、この木の下で、東京消防庁の音楽隊のコンサートが開かれるので有名です。


7番の「中村草田男の碑」と、8番の「高浜虚子像」は、あまりに日差しが強すぎて、写真が真っ白になってしまいましたので、ありません。

9番は「参詣道標」でしたが、これは見落としました。

10番は「元三大師堂」。
延暦寺18代の座主で、平安時代、天台宗の中興の祖である慈恵大師の像です。
お正月の3日にお亡くなりになったので、「元三大師」と呼ばれているのだとか。
なんでも「おみくじ」の元祖だそうです。


11番は国宝の釈迦如来像が設置されている「釈迦堂」です。


ここは撮影禁止です。


ということで、パンフレットからいただきました。
こちらが国宝の釈迦如来像(銅造)です。
平成29年に国宝に指定されました。
釈迦如来像は、通称は白鳳仏と呼ばれています。
7世紀ごろに奈良で作られ、関東では一番古いのだそうです。
左右には薬師如来と夢違い観音が立っていました。


12番は「延命観音」。
これは洞窟の中に入っていて、岩のようなところに描かれているものでした。


みなさん、延命をお願いしていましたよ。


13番は「深沙大王堂」。
ここは改修中でしたので、写真は写しませんでした。
代わりに、近くの「大黒天と恵比寿尊」を写してみました。
ふっくらとしていて、可愛い姿です。


ということで、深大寺の有名なところをぐるりと回ってきました。

参加者の中には、この周辺の歴史やいわれについてよくご存じの方もいらっしゃり、いろいろとうんちくをお聞きしながら歩きました。

深大寺は、普段はさーっと歩いてしまいますが、たまにはじっくりと見て歩くのも良いですね。

ちょうどお腹も空いた頃なので、この後、お蕎麦屋さんへ向かいました。

(この項、続きます)


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