2013年9月30日月曜日

愛知の旅 2 明治村の建物

博物館「明治村」▼は犬山駅からバスで30分くらい乗って行く、田舎にあります。
100万平方メートルもの広大な敷地内には、全国各地から集められた60以上の明治や大正時代の建築物が点在しています。

こちらが正門です。


ちょっと恥ずかしいのですが、記念撮影をしてもらいました。
今年は明治148年になるそうです。


三重県庁舎。明治12年建築。
素晴らしい白亜の殿堂でした。


日本赤十字社中央病院棟。
渋谷区にあったものだそうです。


ハワイ移民集会所。
アメリカのハワイ州から持ってきたそうです。


宇治山田郵便局舎。
ここから実際に郵便を出すこともできます。


聖ザビエル天主堂。
京都にあったものだそうです。
ステンドグラスも素敵でした。


東京駅警備巡査派出所(?)


東山梨郡役所。
明治18年建築。
旅館のようで、役所とは思えませんでした。


監獄。
木造の建物でしたが、刑務所にしては立派すぎますね。


建物を見るだけでも時間がかかります。
また建物の中ではいろいろなイベントも行われているので、それに参加するとなると、1日では時間が足りないほどです。

 
ここは園内を走るバスもあるのですが、全部歩いて回りました。
好天に恵まれたので、ハイキング気分で廻れることができました。
 
私のお気に入りの帝国ホテル中央玄関と、大阪にあった歌舞伎小屋のご紹介は、また後ほど。
 
 
 


2013年9月29日日曜日

愛知の旅 1

9月27日から2泊3日で愛知へ旅行してきました。

初日は犬山にある明治村。
ちょっと気恥ずかしい記念撮影です。


広い敷地にいろいろな建物があり、想像していた以上に素敵なところでした。

2日目は常滑にあるINAXのタイルミュージアムとセントレア飛行場。
世界中のタイルを見学できました。


セントレアは海の中に作られた空港でしたが、青空がとても美しくて、感激しました。


3日目はガラスミュージアムと大須観音で着物屋さん巡り。
ガラスの展覧会の無料招待券が当たったので、それが旅行をするきっかけにになりました。
大須観音の商店街巡りはもう何回目かしら。浅草のように楽しい町です。
コメ兵でめっけものの帯を買ったり、BERRY工房さんでバラの花模様の草履を誂えたりしました。


お天気に恵まれて、とても楽しい旅行でした。

詳細はまたね。


2013年9月27日金曜日

日本絵画名品比べ 8

今年の4月から始まった「日本絵画名品比べ」もいよいよ最終回を迎えました。

毎回、出光美術館の学芸部長さんから面白い解説と、たくさんのスライドを見せていただきました。歴史資料も山ほど用意していただき、こんなに充実したセミナーを、1回あたり1000円もしないで受講できたのはとても幸せでした。

最終回は2部に分かれています。
1部は与謝蕪村 VS 池大雅のお話。
2部は江戸名所図屏風 VS 洛中洛外図屏風のお話でした。

まずは1部の簡単なまとめから。

与謝蕪村や池大雅のように、本業は絵描きさんではなく、知識人(医者、詩人、先生など)が「自娯(じご)」のために描いた、いわゆる「文人画」についてのお話でした。
この分野の絵はある時期、流行しましたが100年くらいの後には廃れてしまったそうです。
当時、1700年代の日本というのは、天変地異が多く、飢饉や一揆などの社会的不安状況が続き、世の中が不穏なムードに溢れていました。(なんとなく現代のような感じですね。)
そんな時に、現実から逃避して、自分の理想とする世界を実現するために描かれたのが、この「文人画」だそうです。

したがって、すごく上手とか優れているというよりも、味わいがあるという絵が多いようです。なんとなく「下手ウマ絵」のような感じがしました。

こちらは蕪村の「夜色楼台図」。
とても横に細長い絵でした。右に大きく題名が書かれています。


これは京都・東山の冬景色になります。
雪が桜の花びらのように舞い散っています。
蕪村は俳人としておなじみの人ですね。
彼は祇園の近くに住んでいたそうで、この絵は鴨川の行きつけの料亭を描いたものとも言われているそうです。

さて、こちらは池大雅の「浅間山真景図」。


大雅という人は自然が好きだったようで、屋内ではなく屋外で絵を描いていたそうです。そして登山が好きで、なんと富士山には3回も登ったことがあるのだとか。江戸時代、京都に住んでいて、よくできたものですね。そしてこの絵の右奥にも富士山が小さく描かれていました。
この絵はよく見ると、後ろの空が青く描かれていますが、日本絵画で空を青く塗って表現したというのは、この人が初めてなんだそうです。それまでは青い空は、考えられないことだったのだとか。

この二人はかなり対比的な人物なのですが、「十便十宜帖」という二人の合作があります。
これは別荘を建てるのならどんなところがいいか、ということを一人10枚ずつ絵で表したもので、たとえば「釣りができるところ」とか「春夏秋冬のいつがよいか」など、いろいろな角度から描かれています。
こちらは蕪村の理想とする別荘のひとつ。


こちらは大雅の理想だそうで、釣りが好きだったのでしょうね。
「釣便」という言葉を使っていますね。


こういう絵はほんとに無邪気な感じがします。
武者小路実篤もこの系統になるのかもしれませんね。

******

2部はおなじみの町の風景を描いたものですが、私はこういう絵を見るといつも「ウォーリーを探せ」を思い出してしまいます。何人の人が描かれているのでしょうね。

 「江戸名所図屏風」


江戸名所図屏風は左右2つに分かれています。
右の屏風には隅田川から始まり、浅草、上野、神田、吉原、湯島、日本橋が描かれています。
左の屏風には江戸城、京橋、銀座、木挽町、愛宕山、品川が描かれています。
ここに描かれている江戸城は天守閣が描かれているので、明暦の大火以前のものだそうです。
また江戸の町には川が多かったというのが分かります。

「洛中洛外図屏風」


狩野探幽の洛中洛外図屏風には、右の屏風には東山や鴨川あたり、左の屏風には桂川あたりが描かれています。細かいところを見ていくと、かなり問題のありそうな風俗シーンも描かれていました。

どちらの絵にも、いろいろな職業の人が詳しく描かれていて、よく見るといろいろな発見ができそうです。

これらの屏風絵から、浮世絵の時代に移っていったわけです。

*****

出光の学芸部長さんには長時間に説明していただきました。
スライドを写すとき、部屋が暗くなると眠くなることもありましたが、楽しい雑談もありました。
本当に絵画鑑賞がお好きなんだろうなと思わせる方でした。

来年の4月には、こちらの学芸部長さんの企画で「日本絵画の魅力」というテーマで出光で展覧会が開かれるそうです。

楽しみにしていましょう。


2013年9月26日木曜日

何を着て行くか?

週末は名古屋方面に旅行の予定です。
今回は明治村や、常滑にあるINAXミュージアムなどに行くつもりにしています。


天気予報を見ると、名古屋はまだ暑くて30度近くまでなりそうです。
お彼岸も過ぎ、東京はかなり涼しくなったのですが、それでは夏と同じですね。

屋内のコンサートや美術館巡りなら、クーラーが効いているので、少しは暑くても我慢できるのですが、旅行となると炎天下を歩くこともあるでしょう。
それで、いったい何を着て行けばよいのか、困っています。

私の場合、靴を履いていると長時間歩けないので、洋服を着て旅行するという選択肢は普通はありません。

それでどんな着物にしようかと、最近の他の方の着物姿を思い浮かべてみました。


先日の日本舞踊発表会の時、私は暑いのを我慢して単衣で出かけたのですが、ご挨拶をされた年輩の会長さんは真夏の透けた着物をお召しでした。

三味線発表会の時は、私たちは浴衣で統一しましたが、帯は絽つづれあり、木綿あり、羅の方もいて、それぞれさまざまでした。
お唄の先生はお一人は単衣の小紋、お一人は夏の着物に博多帯をされていました。

町で出会う着物姿の方を見ても、単衣に立派な袋帯の方もいらっしゃるし、ペアで浴衣を着て銀座を歩いていた若い男女もいました。今ごろ浴衣? と思いましたが、気温だけ考えたら浴衣でもOKかもしれませんね。さすがに私はお彼岸過ぎに浴衣で銀座は歩けませんが・・・。

着替えを持っていくと荷物が多くなるので、着たきりすずめです。

週末は雨の予想がない、というのはラッキーなのですが、旅行中はあまり暑くなってほしくないな、というのが私の願いです。

(キバナコスモスとソバの花は無料写真よりお借りしました)




2013年9月25日水曜日

日本舞踊の発表会

先日、私の住んでいる市の日本舞踊連盟発表会というのがありました。

その会に、昔からの知人が出演するというので、行ってみました。


彼女はジャズダンスやラテン系の踊りがとても上手な人ですが、その彼女が日舞というので初めは信じられませんでした。
愛犬が亡くなってしまい、それで何かに挑戦したいという気持ちが湧いて、日舞になった、ということでした。

本番前に舞台裏で、ポーズをとってもらいました。
さすがに決まっていますね。


浴衣姿で端唄や民謡の踊りを披露されました。
扇の扱い方もとてもお上手。


とても色っぽくて、眼つきや腰つきが悩ましかったわ。


私も以前、半年くらい、日舞に挑戦したことがありますが、振りがなかなか覚えられずに、あえなく挫折しました。

彼女も私も数年前までは、お互いに日舞や三味線の世界に入るなんて、想像もしていなかったのに、不思議なものですね。

この日の装い。


おめでたい会なので、ちょっと金や銀の入った白い帯を締めてみました。
帯締めも白に金。
着物は先日の1000円の単衣ですが・・・・。






2013年9月24日火曜日

おさらい会

昨日は三味線のおさらい会「浴衣会」でした。

会場は市の文化会館にある和室の部屋。

最初は生徒みんなで「越後獅子」の唄と演奏。
これは元気のよい曲なので、弾いていると気分が高揚してきます。

こちらは先輩たちの演奏風景です。


下の写真ですが、手前に写っているお二人はお唄のプロの先生方です。
89歳、83歳というご高齢なのですが、艶のあるお声、凛としたお姿で、まるでお年には見えません。
そんなプロの先生に唄っていただくので、すごく緊張しました。


長唄は1曲が20分くらいあり、とても長いので、お客様が飽きないように、途中でお楽しみタイム。
「海」と「少年時代」を演奏して、みんなと一緒に唄いました。
三味線で弾いた「少年時代」は、なんとなく讃美歌のように聞こえるという感想でした。

休憩時間に用意したお茶菓子です。
コスモスのようできれいで、一口で食べられるのでいいですね。


最後は私の「外記猿」という曲。
私のような新米がトリをするなんておかしいのですが、曲が雄大ということでそういう順番になってしまいました。
プロのお唄の先生と合わせたのですが、もう心臓がばくばくして、手からは脂汗が出てしまいました。
かなり間違えてしまいましたが、先生にうまくリードしていただきました。
お調子を変えるところ(三味線の糸をぐるぐると巻きあげたり、下げたりして音程を調節すること)だけはうまくいったので、自分としては一つ進歩したような感じでした。
お唄の先生からも「よかったですよ」と言われて、ホッとしました。

最後に三本締めをして、記念撮影。

こちらはお客様のお土産のお煎餅詰め合わせ。


三味線を初めて聞きに来てくださった友人からは、「すごいね」と言われて、恥ずかしくなりました。

ブログ仲間のうたどんさんも来てくださいました。
(ちょっと逆光なので顔が真っ黒ですね)


この日の装いは、初めて誂えた浴衣。
帯はさとさんからのいただきもの。
そして帯締めは八王子の「芸者さんと遊ぶ会」のくじ引きで当たった黒い帯締めです。

うたどんさんは刺繍がとてもお上手な方なのですが、お手製のお土産までいただき、感激。ピンクッションやコサージュなどはすべてお手製です。
細かい刺繍がしてあり、ほんとうに嬉しいですね。ありがとうございました。


片づけの後、先生と弟子たちで天ぷら屋さんで打ち上げ会をしました。
ビールのおいしかったこと。


わいわいがやがやと反省をして、次回の曲を決めていただきました。
私は「松の緑」です。
もっとうまく弾けるようになりたいですね。


2013年9月23日月曜日

日本橋で 3

日本橋プラザで秋の着物小物を買って▼三越で伝統工芸品展を見て▼、そしてその足で同じ三越デパートの中にある三越劇場に行きました。

実はこの日のメインは、三越劇場でのコンサートだったのです。

なんと、日本のお神楽とジャズ・ギターのジョイントコンサート!
題して「KAGURA MEETS JAZZ」
いったいどんな展開になるのか、演奏前には他のお客さんたちと話がはずみました。


私は着物を着ていたので、「どちらの関係の方ですか」などと聞かれましたが、さまざまな関係者がいらっしゃっていました。
ギター・ファンの方もいれば、下町のおじいちゃん、おばあちゃんのような方もいらっしゃり、色とりどりでした。ほんとに競演という言葉がぴったりですね。

最初はジャズ・ギターのジャム・セッションから。
ギターとベース、そしてドラムスというトリオでした。
ギターは名実ともに世界的に有名な渡辺香津美さん。
ちょびひげのおっさんという感じですが、パワフルな演奏でした。
ドラムスのお兄ちゃんが素敵でした。

演奏した曲は
マイルス・デイビスの曲
「スキヤキ・ソング」(上を向いて歩こう)
オリジナル曲「遠州ツバメ返し」
どれもかっこいい曲でした。

その後は場面が一転して、なんと獅子舞が始まりました。


会場の中を獅子が練り歩きます。
こんなに近くで獅子舞を見たのは初めてでした。
子どもの頃は、お正月に獅子舞が家に来ましたが、今ではあまりお目にかかれないですね。
獅子はいろんなしぐさがとても上手で、足をぺろぺろとなめたり、耳を動かしたり、芸の細かいこと。
そして口を大きく開けて、ご祝儀を受け取っていました。

そしておかめ、ひょっとこなどの踊りなどが続きました。

ミニ解説のコーナーがあり、お神楽というのは日本の最も古い即興の芸ということを教えてもらいました。能や歌舞伎もお神楽から発生したのだそうです。

そしていよいよ、そのお神楽とジャズの競演になりました。

お神楽は、松本源之助さんという90歳近い師匠が登場しました。
他には恵比寿様や大黒天なども踊っていました。

会場のお客さん(若い女性、中年男性)にお神楽の衣装を着せるというコーナーもあり、面白い試みでした。

踊りは一人の人が、前半分が女性の姿、後ろ半分が男性の姿という衣装で、交互に踊り、二人で踊っているように見せます。男女の踊りに合わせて、演奏も変わりました。その変化がとても面白かったです。

そしてお神楽とジャズの間を取り持ったのは、杵屋裕光さんという長唄三味線の弾き手でした。
立ったまま、三味線をギターのような感じで演奏していました。この方は歌舞伎の演奏、海外での洋楽との共演など、いろいろな方面で活躍されていらっしゃるようです。

とにかく派手で明るくて楽しいお神楽。
社中の皆さんの笛、太鼓、鉦が鳴り響き、そこにギターやドラムスが加わって、元気いっぱい。
踊りも楽しくて、みんなで手拍子で声援しました。
ジャズの8ビートとお神楽の笛や太鼓がとても合っていました。

神楽というのは「魂を復活させる」ため、「世の中を明るくさせる」ために生まれたものだそうです。

こういう音楽で世の中に福が増えるといいですね。

このイベントは東京発・伝統WA感動実行委員会というところが主催しているので、補助金があるためでしょうか、チケットは2000円という格安料金でした。

とてもいい気分で過ごすことができました。
お神楽もこれからも長く続いてほしいですね。




2013年9月22日日曜日

日本橋で 2

日本橋プラザで和小物のお買い物▼をして、日本橋をくぐり抜けました。
夕方だったので、色がきれいに出ませんね。
ここは先の東京オリンピックの時に、高速道路の下になってしまった日本橋です。


日本橋三越に到着しました。
ライオンさんも堂々としていて、さすが豪華な入口です。
 

こちらのお目当ては「日本伝統工芸展」▼

日本中の優秀な工芸品の公募展ですが、今年でちょうど60回目だそうです。
60年前といえば、まだ戦後のごたごたしていた時ですが、そういうときでも工芸の制作に一生懸命携わっていた人たちがいたのですね。
その60年の間に受賞した作品が「受賞作品の足跡」として特別に陳列されていました。


会場には着物や工芸、人形などがずらりと展示されていました。

着物に関して言えば、織は紬がたくさんあり、すばらしい作品ばかりでした。
人間国宝の北村武資さんのごく薄い羅の織物はためいきが出るほどでした。
また琉球の薄い生地のものは素敵でしたね。

ただし染めのものは、私にはあまりピンとこなくて、いいのか悪いのかよく分かりませんでした。こんなこと言ってはいけないのかもしれませんが、京都の千総などで見た染めの着物のほうが素敵なのが多かったように感じました。

全体的に、国展のほうが私の好みに合いましたが、それでもじっくりと拝見できたのはラッキーでした。


そして素敵だったのが、ガラスや陶器などで作った大きなお皿やお盆など。
どうやって作るのかその技法はまるで分かりませんが、立派な作品を作り出すまでには、きっと何回も失敗したこともあるのだろうなと思いました。
斬新なもの、繊細なものなどがあり、どれか一つでもうちにあったらいいな、と思うものばかりでした。こういうのは販売はしないのでしょうね。

それらがガラスのケース越しではなく、すぐそこに置いてあったのが魅力的でした。

この日は、午前中には天皇・皇后陛下もお見えになったのだとか。制作者は光栄に思われたでしょうね。

入場無料なので、こういう機会に日本の伝統的な作品の素晴らしさを多くの人に見ていただけれるといいなと思いました。
ギャラリートークも行われているので、作家の生のお声も聞けるチャンスがあります。

東京での開催は9月30日まで、その後、名古屋、京都、大阪、金沢などでも展示されます。詳細はこちら▼

この後は、この日のメインである三越劇場へ。
といっても、同じデパートの階を下るだけですが・・・。

(この項、続きます)





2013年9月21日土曜日

日本橋で 1

年甲斐もなく、下北沢にある若向きのリサイクル着物のお店「TOKYO 135」の会員になっているのですが、ここは「たんすや」さんのチェーン店であり、その本部からセールのお知らせが来ました。
日本橋で大々的なイベントをするとかで、1000円引きの案内も入っていました。

ということで、いそいそと日本橋へ。


単衣の着物を探していたのですが、今回のセールでは袷しかないというので、残念。

それでこの前、中野さんの蝙蝠の帯留めを買ったので、それに合う帯締めを探しました。
濃い青が欲しかったのですが、なかったので仕方なく黒の三分紐を購入。

ところが手持ちの帯とはあまり合わないことを発見。


やはり黒はインパクトが強すぎますね。
どうもセールというと、何か買わないといけない雰囲気にだまされてしまいますね。


その後は、「クリエイターズモール」のコーナーに行き、モダン着物小物の梅まりさんのお店▼でフランスのアンティークレース模様がプリントされた半襟を見せてもらいました。

WEBで見たときは、ブルーのが良さそうに思えたのですが、梅まりさんのアドバイスで、ちょっと無難にベージュにグレーの模様のにしました。写真では分かりませんが、ラメがきらきらしていて、とてもきれいなのです。
ガーリッシュな気分になれそうです。


これで私も少しはセンスアップできるかしら?

その後は歩いて日本橋三越まで行き、日本伝統工芸展を見ることにしました。

*******

この日の装い。

夕方から出かけたので、さすがに夏着物ではおかしいだろうと思い、単衣着物を初めて着ました。
ところが気温が30度近くあったので、暑くて死にそうでした。

これもたんすやさんで買った1000円の単衣です。
はは、1000円には見えないでしょう。


写真を写した後で、帯揚げの色がおかしいので、薄いグリーンのものに変えました。



(この項、続きます)

2013年9月20日金曜日

昨日は中秋の名月でしたね。
各地でいろいろなお月見会が催されたようです。

こちらは我が家のベランダから見たお月さま。
まだ夕方のころです。
丸いのは、お隣のマンションのタンクです。


8時13分。
いちばんまんまるに見える時間帯なのだとか。


ススキならぬオリーブの木とお月さまです。


 季節は確実に秋になっていきますね。

そういえば、高尾山に行った時のこと、高尾山口駅近くで、今頃になると決まって咲く、あの花に出会いました。


そう、彼岸花です。

あんなに猛暑だったのに、やはりお彼岸が近づくと、ちゃーんと暦通り咲くのですね。
エライものです。


1週間程度、咲いたと思うと、またいつの間にか姿を消してしまいます。
来年までは、どこにいるのか見渡しても分かりません。


お月さまと彼岸花。

もう秋ですね。