2025年3月8日土曜日

国分寺市の歴史資料 観音寺供養塔

もうだいぶ前のことになりますが、1月に川崎平右衛門の足跡を追って、国分寺まで行ってきました。

そこは「観音寺」というお寺で、住所は国分寺市西町になのですが、JR国立駅から行くところでした。

国分寺市と国立市は、ビミョーに入り組んでいて、分かりにくいですね。

鉄道総合技術研究所を通過。


ここは新幹線などの研究をする所のようです。かなり広い敷地でした。

そこを通り過ぎて、住宅街をずーっと歩いていくと、立派なお寺が見えてきました。

「観音寺」という真言宗のお寺です。

中に入って、川崎平右衛門さんを訪問したことを告げると、親切に供養塔のある場所を教えてくれました。ところがお墓というのは、似たようなものが多くて、なかなか見つかりません。かなり長く墓地を歩き回りましたが、見過ごしていたのでした。

ようやく見つかりました。

こちらがその供養塔です。大きくて立派でした。


堂々としていますね。高さは3.6㍍だそうです。


国分寺市教育委員会の説明板もありました。

寛政7年(1795)に中藤新田、谷保新田、高木新田の人々と観音寺の和尚により中藤村から現在地への移転に尽力した南北武蔵野新田世話役(後に代官)川崎平右衛門と、住職を供養するために建てられたものだそうです。寺院と村人との結びつきの強さが表れていると書かれています。平右衛門さんが亡くなってから30年くらい経っていました。

国分寺市にある妙法寺の謝恩塔▼よりは、4年早く造られたそうです。

川崎平右衛門さんがみんなから親しまれて、尊敬されていたことが伝わってきました。

帰路はお寺の方に教えていただいたように、バスで戻りました。




2025年3月6日木曜日

朝日 Reライフ 講演会

先日、朝日新聞主催の「Reライフ フェステイバル2025」という講演会に行ってみました。

会場は水天宮にあるロイヤルホテルでした。

有名タレント(上野千鶴子さん、アグネスチャンさん、三谷幸喜さん、北大路欣也さんなど)が登場する講演会でした。私はTRFのSAMさんがシニア向けのダンス(?)をしているという話を聞いてみたいと思いました。

どんなものかと思い、ネットで申し込んでみました。時間帯ごとに第3希望くらいまで書かされたので、何を申し込んだのか忘れてしまったほどです。私が当選したのは、脳科学者の前野隆司さんの講演会でした。

会場に到着して目にしたのは、受付の長蛇の列。ホテルのフロアにシニアがあふれていました。参加者はなんと3,000人ほどいたそうです。

私が参加する講演会の話し手は、慶応大学の先生ですが、10年ほど前にこの方の脳科学の著書を読んだことがあり、当時はなんだか難しい内容だった記憶があります。ところが最近は宗旨替えをしたのか、非常に分かりやすいお話でした。脳の専門家というよりも「ウェルビーイング」という、いかによく生きるかを考える学会の会長をされているそうで、プロフィールの写真も別の人のようでびっくりしました。

講演会はこの前野先生と、アナウンサー(というかラジオパーソナリティ)の吉田尚記さんという方の対談でした。どちらかというとアナウンサーの方が、よくしゃべっていていましたね。

幸せになるための科学的裏付けなどを話されていました。

適当にまとめてみると、幸せには「地位型幸せ」と「非地位型幸せ」があり、前者は例えばお金とか学歴とかそのようなものから得られる幸せで、後者はそれ以外の健康とか趣味とか友情とかそのような幸せだそうです。そして前者は長続きせず、人と比較をすることで幸せ度は低くなる。反対に後者は長続きするとのことでした。

また幸せになるためには

○やってみよう精神

○ありがとうの気持ち

○なんとかなるという心構え

○ありのままを見つめること

が必要だという話でした。

それらをデータを元にして説明していました。

どこまで科学的かどうかは分かりませんが、たとえば「笑うことにより免疫力が高まる」とか「創造性があると幸せになる」「多様な人と付き合う」というのは、データとは関係なく、悪い事ではありませんよね。

シニア向けのセミナーのためでしょうか、「幸せな人は長寿になる」「年を取ると幸せ感が増す」という話もあり、そういうこともあるかもしれないと思いましたが、といっても短命で終わった人でも幸せな人はいただろうに、と思ったりしました。

ひとつ印象的だった話は、東アジアに住む人々(日本人、朝鮮人、中国人など)は、ヨーロッパやアフリカの人たちに比べると、心配性の傾向が強いそうですが、その原因は稲作にある、という話でした。イネを作るためには、細かい作業がいくつもあり、天候を気にしたり、あれこれ世話をしないとなりません。反対に狩猟人種などは標的がいたときに頑張ればよいわけですから、「ケセラセラ」精神でよいのかもしれませんね、

農業の話が出てきたので、なるほどね、と思った次第です。

講演以外にも協賛企業があちこちでPR活動をしていました。老人ホーム案内、豪華客船の旅、楽器教室、がんの相談会などがありました。パンフレットを袋いっぱい渡されました。


こちらはお土産にいただいたカルボナーラの素。

シニアは時間に余裕があるし、そこそこお金もあるし、よいお客様なのでしょうね。





2025年3月4日火曜日

肺炎球菌のワクチン接種

肺炎球菌にかかると、突然、発熱と倦怠感がおこり、 咳や胸の痛みがあり、血の混じった痰が出るのだそうです。そして頭痛や痙攣がおこったり、首が動かしにくくなったりすることもあるそうです。

特に高齢者がかかると、肺炎になったり重症化することがあると言われています。


それを予防するワクチン接種のお知らせが来ていましたが、すっかり忘れていました。
コロナワクチンやインフルエンザワクチン、帯状疱疹ワクチンなどあれこれあって、分からなくなりますよね。

気づいてみると、このワクチンは今年の3月末までに接種しないとならないとのことでした。

接種しなくても構わないのですが、娘から「やっておいた方が良い」と言われたので、近所の病院で受けてきました。まるで痛みを感じなくて、これで効くのかしら、と思ったほどです。

市の補助が5,000円あり、個人負担は3,000円でした。まぁ、これで肺炎にかからなければ良いのですが。


2025年3月3日月曜日

娘と孫からの進学祝

このたび大学の進級が決まったことを娘に伝えたところ、ランチでお祝いをしてくれました。

人形町にあるパスタ屋さんで、ランチタイムは食べ放題のメニューでした。

といってもそうそう食べられる訳でもありませんが、サラダ、ピザ、パスタ、デザートなどいろいろと揃っていました。

どういうわけか、信玄餅のようなデザートもあり、きなこを振りかけていただくのでした。左上の小さなカップに入っているのが、それです。

娘は何回もおかわりをしていました。

私はコーヒーがおいしかったな。

夜はワインのお店になるようです。

孫娘からはリンツのチョコレートを貰いました。

彩りを考えて、選んでくれたそうです。ありがとう!

ということで、おばあちゃんはこれからもしっかりお勉強しないとなりませんね。


2025年3月2日日曜日

第7回着物ファンファンお譲り会報告

ようやく春めいてきましたね。

先日、第7回目のお譲り会を開催しました。

ざっと報告しておきます。

今回は参加者が19名(うち1名欠席)でした。

会場はいつもと同じ調布市文化会館たづくりの10階の和室。

会場設営をしているうちに参加者のみなさんがいらっしゃり、受付開始。

机を並べたりとお手伝いをしてくださいました。もう皆さん、慣れていらっしゃいますね。

顔ぶれがそろったところで、開会の挨拶。

お譲り会のルールを説明して、あとはご自由に着物や帯を選んでいただきました。


気に入ったものは、ありましたか?

今回は参加者に比べて、出品が少ないかもしれないと危惧していましたが、結構、いろいろな品が並べられていたようです。

一段落したところで、お茶タイム。

毎回、スタッフのKさんがお菓子を選んで来てくれます。

たすき姿もサマになっていますね。

その後は、今回は「三重紐を使った帯結び」のデモンストレーションをしてみました。

着付師さんがいろいろな帯を自由に操って、可愛い帯結びができました。

こちらは半幅帯を使ってみた様子です。Sさん、モデルになっていただき、ありがとうございました。

そしていよいよお譲り会の決戦です。

一枚の着物をめぐって、じゃんけん大会が繰り広げられました。

一つの品に6人が立候補したものもあり、勝った方は嬉しかったでしょうね。

そんなこんなでなごやかに時間は経過して、お開きとなりました。

参加者のみなさま、どうもありがとうございました。


写真は、ビミョーに違います。


スタッフです。今回はみんな、濃い色のお着物でした。


写真を提供していただいたみなさま、ありがとうございました。

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この日の装い。

三重紐のデモ用に、フリル帯を着用。

ただしこちらは紐は使わず、リボン結びにたれをからげただけです。


着物はリサイクルで2000円だったかな。




2025年3月1日土曜日

府中 大國魂神社へ

このところ、府中生まれの「川崎平右衛門」という人の追っかけをしています。

今回は、彼が関わりをもった府中の大國魂神社に行ってきました。ここはお正月の初詣にも行ったところです。この日は普通の日曜日でしたが、そこそこの人がお参りに来ていました。

その前に、境内にある「ふるさと府中歴史館」というところへ。

ただし、あまり見るべき展示はありませんでした。

ついでにこの建物の2階にある府中市立図書館に行ってみました。そして近隣の市民ということで、貸し出しカードを作成して貰い、川崎平右衛門関連の本を2冊借りてきました。

その後、神社へ行きました。というのも川崎平右衛門はこの神社の修理に一肌脱いだというのです。その記念碑などあるかなと思って境内をぐるぐる回りましたが、めぼしい物はなし。

諦めて仕方なく隣にある観光案内所へ行ったところ、そこのスタッフの方がいろいろと親切に対応してくれました。そして大國魂神社の奥にある「東照宮」というところが、川崎平右衛門が関わった場所である、と説明してくれました。さすが、地元の人はよくご存知ですね。

それでもう一度、神社の境内へ。

裏に回ると、東照宮がありました。両側に狛犬が座っていました。


東照宮というのは徳川家康を祀ってあるところですが、なんと日本中には100以上の東照宮があるのだそうですよ。中には入れないので、覗くだけでしたが。


ということで平右衛門さんの足取りを確認できて、満足して帰宅したのでした。