2007年11月21日水曜日

これぞ役得


今日はまたラジオ番組の収録。
午前中は漢方薬局の薬剤師さん、午後はチター愛好家というスケジュール。

薬剤師さんのインタビューは、初めは、普通の西洋医薬と漢方の薬とはどのように違うかとか、どんな特徴があるのかとか、一般的な話からスタートした。

具体的なお話もしていただいた。たとえばよく聞く「葛根湯」というのは、ひとつの種類の薬ではなくて、生姜、ニッキ、麻黄・・・・など6種類をあわせて作った薬なんですって。知らなかったわ。実物も持ってきて下さったの。布の袋に数種類の漢方が細かく砕かれて入っていて、いい香り。

そのうちに話がだんだん佳境に入ると、そこは好奇心旺盛なおばさんのこと、実にいろんなことを根堀り葉堀りお聞きしたのだ。

たとえばダイエットにはどんな漢方がいいのかとか、皮膚の美白にはどんな漢方がいいのかとか、個人的な相談まで、あれこれ聞きまくった。これぞ役得。このあたりは放送には流れないが、裏話として、とても役に立つお話を聞くことができた。

この方は娘さんの結婚式の写真撮影のために、6ヶ月かけて6キロのダイエットに成功したそうで、漢方以外にもリンパマッサージや食事療法のコツをいろいろと教えていただき、とても参考になった。
それに「きれいになりたい」という気持ちが大切なんですって。そうそう、おばさんになっても、いつまでもきれいでいたいですよね。

私自身には身体のある数値がよくなくて、毎月、薬を処方されているのだけど、そのことを話したら、「そういう人には黒酢とトマトジュースをMIXして飲めば、正常値になる」と言われて、収録後にはさっそく黒酢とトマトジュースを購入したのよ。

また美白のために、ははと麦とどくだみが良いそうです。はと麦は肌に良い成分があり、どくだみは解毒作用がいいんですって。この漢方薬局の近所に住む75歳のおばあさんも愛飲中だとか。はと麦とどくだみも近日中に購入して実行する予定です。

こういう話って、たとえば週刊誌やテレビでも取り上げられている話題だけど、やはり身近な方から、直接、生でお話が聞けると、すごくリアリティがあって、その気になるのです。

午後のチター愛好家には、スタジオにチターを持参して、その場で演奏していただいた。
これに関しては、10月28日のこちらのブログをご覧ください。
目の前で奏でられるチターの音色はそれはそれは優雅で素敵でしたよ。うっとりして、世俗を忘れました。

こういう楽しみがあるから、ラジオのインタビューは止められないのです。

この2つの収録は12月にオンエアーされ、HPでも聞けますので、是非、お聞きくださいね。

2 件のコメント:

  1. 新薬はほとんど、アレルギー反応を起こしてしまう私・・漢方専門。病気になると、抗生物質が使えないので、なおるまでが人の数倍かかる。こんなことから、のんびり人生が身についた。

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  2. 西洋医薬は身体の悪い部分を攻撃してやっつけるけど、漢方は身体全体を見て治すのだ、と説明していましたよ。
    トントンは漢方専門なのね。それでのんびり型なのかな?
    私は子の年になっても、せっかち人間の部分があります。
    でも漢方の匂いは好きよ。

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