2007年12月18日火曜日

トールペインティングに挑戦


「トールペインティング」って、聞いたことあるかしら?

そう、ヨーロッパやアメリカなどでよく見かける手芸の一種ですけど、家具や小物にいろんな形をペイントして飾ってあるもの。

昔からこういう手芸には興味があったのだけど、時間もゆとりがなかったので、ちょっと頭の片隅にあっただけでした。

それが、ちょうどクリスマスシーズンで、クリスマス用のトールペインティング体験教室というのがあったので、参加してみました。

もともと不器用なので、そんな人間でもできるかしら、とちょっと不安でしたけど、先生が、「型があるので、誰でもできますよ」とおっしゃるので、こわごわと挑戦してみました。
参加者は私を含めて5人の教室です。

教室の壁には先生や生徒さんの作品が飾られていたけれど、みんなすご~く上手。

初めに今日の作品の、先生のお手本を見せてもらいます。
クリスマスにぴったりの絵です。

わぁ、素敵という声。
でも、本当にできるのかしら?
「大丈夫、これはごく初心者用のものですから」と先生。

さっそくテーブルに用意されたのが、その下絵。これをトレーシングペーパーに写します。
その次は、台になる鉄板にチャコペーパーを敷いて、その上にさっきのトレーシングペーパーを乗せて、もう一度、絵を写します。

ここまでが準備よ。

いよいよ筆を持って、これに色を付けていきます。
最初は葉っぱの緑から。
ぬり絵の要領で、ということですけど、けっこう難しいわ。
乾いてから、二度塗りします。
先生は「マニュキアを塗るときも、乾いてから塗りますよね」とのこと。
そうそう、私ってマニュキアも下手だから、うまくいかないのよね。
でも、何とかクリアー。
次はお花の部分。そして、ベルや文字に次々に色を付けていきます。

もともとは同じ絵なのに、生徒によって微妙に違って出来上がるのが面白い。
ゆっくりじっくりと色を塗る人もいれば、大胆にさっさとする人も。
性格の違いがよく出てくるわ。
葉っぱの茎など、人によって細さもさまざま。

仕上げは、金粉をまぶします。
そうすると、あ~ら不思議、何となくそれっぽいトールペインティングが出来上がり。

嬉しいな~。

その後、ヘアドライヤーで乾かして、ニスを塗って完成。

みんなで品評会。

それにしても、緊張した2時間でした。
筆を持つなんて、久しぶりでしたもの。
おかげで肩が凝ってしまったわ。

でも可愛いものができて、大満足。

これは外のドアに下げてもいいのだけど、それはもったいないので、寝室のドアに下げました。

うちの人の評判はどうかしら?

そうそう、トールペインティングの先生は若くて素敵なので、ラジオ番組に出演してもらう交渉もして、OKをもらいました。もっと詳しいお話を伺う予定。
こんな体験も取材と結びつけてしまうのよ。

今回の作品に満足したので、また別の作品をしてみたいな、と思いましたわ。

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