2008年1月23日水曜日
雪の日の収録
北国の人には笑われてしまうだろうが、今日は東京に2年ぶりの雪が積もった。
そんな日がラジオの収録日となってしまった。
私たちのラジオ収録は月にほぼ2回していて、スタジオにある機械を借りる日と、自分達で機械を持ち込む日がある。
機械というのは、音声を取り込むときのミキサーと、マイク、それにコード類だ。結構重くてかさばるシロモノだ。
そしてそれらはいつもメンバーのうち、車の運転ができる人が運搬を担当している。
ところが今日に限って、車が使えなくなった。
とうことで、雪の日に機械をかついでスタジオに入ることになった。
インタビューのゲストにも雪のためにご苦労をかけたと思うが、天候ばかりは仕方がない。
雪で身体も冷え、口もなめらかに動かない。
ゲストの緊張をほぐしていただくために、収録前にはしばしのおしゃべり。
そして本番となったが、マイクを通していろいろなお話が聞けた。
今日のゲストはふたりとも女性だったが、期せずして共通点が感じられた。
おひとりは小学生のお母さんでもあるが、トールペイントというご自分の趣味を生かして、それを教えている方。
もうおひとりは長い間、会社員と主婦業の両方をしていらしたが、早期定年退職をされた後は、自由な時間を確保して、それを投書という形でご自分を表現されている方。
お二人とも、ご自分の生活の身の回りにあるモノや出来事に対して、ご自分のスタイルでひたむきに打ち込んでいる。
しかし妙に肩肘を張らずに、さりげなくそして爽やかに生活を楽しんでいる様子だった。
私はゲストのお話を聞いていていて、つくづく、今は女性の時代なのだなと思う。
男性には、このように自分の生活の中から楽しみを見つけていく、という人はまだ少ないのではないだろうか。
私たちの母親くらいの世代では、女性の生き方も制約があったと思う。
しかし今では、ある程度は自分の選んだ好きなことができるようになってきた。
女性にはいろいろな可能性が含まれているのだ。
収録後には雪はやんで雨になっていた。
また重い機械を担いでスタジオを後にしたが、ゲストのお話に心を動かされて、私の心は暖かくなっていた。
昨日はお世話さま。
返信削除あの天候の中、重い機械を運んでいらしゃったんですね。そんなこと、ちっとも知らず、楽しくお話させていただきました。
本番前、こちらの緊張をほぐそうといろいろ話かけてくれたこと、伝わりましたよ。ありがとうございました。
放送楽しみにしてますね♪
OLのエッセイ、読みました。本当におかしくて、真実に迫っているし、人物描写がうまい! あの本を読んでいたらもっと違ったインタビューができたのに、と残念に思いました。
返信削除そうそう、私の妹はお嬢様と同じ名前なんですよ。ただ夏に生まれたという理由だけですけど。
娘が今はOLをしています。いろいろと職場でも問題があるらしいのですけど、マサさんの本を読んでごらん、と薦めました。
きっとどの時代も同じような悩みがあるのでしょうね。
それからトーストはチラシの上で食べるというお話、すごかったです。そうやって仕事と家庭を両立させてきたんですね。今は優雅にされていますでしょうか?
○○亭でお会いしたときに、お持ちすればよかったですね。
返信削除「トーストはチラシで」は、友人と会うと今でも話題にされますよ。そして、笑われます。おぉ~、恥ずかし~い(汗)
同じマンションの住人(面識のない人)に、「いつも走ってらっしゃいますね」って、言われたこともありましたね。
今は、どうでしょう。根ががさつで貧乏性だから、どうやっても優雅な生活とは、いかないみたい。
マサさんへ
返信削除今、京都の駅前にあるネットカフェからコメントしています。ブログのつながりからここまで来ました。
私も朝食はチラシにするのはいいアイディアだと思って、まねしてみようかと思いましたよ。でもたしかにチラシの内容を選びますね。