2008年2月3日日曜日

楽しい打ち合わせ


ラジオに出演していただくゲストを見つけるには、いろいろなアンテナを張りながら、候補者を見つけるようにしています。

新聞や雑誌に掲載されていた方に直接、連絡を取って出演交渉をすることもあるし、たまたま出かけた講演会が面白かったので、講師控え室まで押しかけて出演交渉をすることもある。
まったく図々しいおばさんだわね。

割と多いのが、ゲストからゲストへと、タモリのテレビ番組のようにご紹介で出演していただくというケース。

今回のゲストは、2003年に出演していただいた大学の先生からご紹介を受けていたのだけど、なんとなく今まで実現しなかった方。長いことずっと気になっていたのだけど、ようやく交渉をすると、トントン拍子に出演OKとなりました。

ということで、雪の中、メンバー3人で、○○銀座にある花屋さんにお会いしてきました。60歳近くになって、ニュージーランドやブラジルに留学したりという面白いおじさん。

地元の方かなぁと思っていたけれど、最初の挨拶のアクセントから
「ひょっとして九州の方ではないですか」とお尋ねしたら、なんと鹿児島出身の方。

いろんなお話をしていただいたが、収録前なのであまり具体的なことは書けないのだけど、じんときた話があったの。

それは「ボクはね、ずーっと昔から思っていたんだけど、嫁さんをもらったら、絶対に自分で店をしようと思っていたんです。それで、かみさんと結婚しようと思ったときは、ボクは無職だったんだけど、親に頭を下げてかみさんをもらい、ふたりで店をもつことにしたんです」という話。

それで小さな花屋さんを始めたんですって。

うーん、夢を実現したおじさんもえらいけど、ゼロからスタートした奥さんもえらいな。


さて、この花屋さんの話はまた放送で聞いていただくことにして、それよりもすごい収穫!
それは、この打ち合わせは○○銀座の中にあるコーヒーやさんで行ったのだけど、ここのママがこれまた素晴らしい方でした。

昭和一ケタ生まれとは信じられないほど、若くて美人なの。
世界中を旅行するのが趣味で、どこに行ってもかならず指貫を買ってくるんですって。

キルトパッチワークを作るときに、指にはめるでしょ。
写真はその指貫の数々。

お店のカウンターに飾ってあります。とてもきれい。

世界のいろんな国によって、ベネチアングラスでできているもの、カナダはカエデの絵柄、イギリスのもの、韓国のもの・・・・・たーくさん飾ってありました。
こういう小さなお土産っていいわね。

ママさんは20カ国以上出かけているそうで、ものすごくパワフル。
こういう方にお会いできると、小さな悩みなんて飛んでしまうほど。

写真の下のほうにおいてあるのは、ちりめんの布で作った小物たち。

こういう小さくてきれいなものを手作りするのがお好きなんですって。
客さんが来なくて時間があるときは、ここで縫い物をするんですって。

目も悪くなくて、針に糸がすっと通るそうよ。私なんて、全然だめなのに・・・。

楽しくて、明るくて、きれいなものが好きで、そして人が好きなんでしょうね。
こういう人っていいなぁ。

是非、次のゲストになっていただきたいとお願いしました。

こんなふうに、私たちは突撃隊のようにして、いろんな方にラジオでお話をしていただくようにお願いしているのです。

そして皆さん、嫌がらずに出演していただけるので、それは嬉しいことです。

6 件のコメント:

  1. 匿名2/03/2008

    としちゃんのアンテナ・ピピピ!はすごい♪ずいぶん素敵な方との出会いがあったのでしょうね・・そんな話を、私はとしちゃんの気持ちに少しだけなって、としちゃんに、インタビューしたいものだ。きっと言い話聞けそう。
    この指貫、いいよね、私も指貫のコレクションみたことあるのだけれど、芸術品だった。

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  2. あのね、このお店に行って、コレクションを見たときに、トントンのことを思い出したのよ。絶対にトントンなら指貫はもっているだろうし、小物を作るのもお手のものだろうな、と。

    こういう小さなものなら、お土産に良いわね。今度、フランスに行ったら、買ってきたらどう?

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  3. 匿名2/04/2008

    昨日は日曜日、お花屋さんの取材と伺っていたので気になっていたのです。
    なんと同じ鹿児島出身と聞いてメチャ放送が待ち遠しくなりました~また教えてね。

    面白そうな指貫のコレクションですね。
    私は裁縫はもう全然だめ・・・だからこういうい才能を持ってる人は尊敬!!
    トントンさんの刺繍もホントに素晴らしいものね。
    私の妹も器用だったけど同じ姉妹でもどうしてこうも違うのだろう。。。

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  4. さとさん、私も昔はこれでもパッチワークなどしていたのですけど、布の管理などが大変になり、おまけに針に糸が通らなくなったし、肩が凝るので、最近は針仕事はあまりしていません。トントンが羨ましいわ。

    この花屋さんは話し出したらキリがないという鹿児島男児。少子化問題から年金問題までとうとうと語って下さいましたが、12分しかないのよね。
    収録は今週の土曜日です。もう雪が降らないといいけどね。
    マサさんのときは、東京では初雪で、収録の場所に来ていただくだけでも大変でしたもの。

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  5. 匿名2/04/2008

    ○○銀座って、○○銀座かしら(笑)。
    昭和1桁生まれと聞いて、思わず歳を数えてしまいました(悪いクセ)。でも、こういう方がいらっしゃると、我々世代も励まされますよね。
    花屋さんからコーヒー屋さんへ、楽しい出会いが、繋がっていきますね。

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  6. マサさん、お返事が遅れてごめんなさい。
    そうです、○○銀座は、あの小鳥やさんが角にある○○銀座ですよ。

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