2008年5月2日金曜日

人生の並木道 ?


今日は午前中、お仕事の休みをもらって、母のショートステイの相談に出かけてきたの。


今までお会いした相談員の方は、だいたいが中年の女性(というか、私とほぼ同世代の方)だったけれど、今日の方は若くてキレイな人。

そういう職種の方には珍しく、マスカラなんぞをばっちりと決めているの。話しぶりもてきぱきしていて会社のOLさんのような感じの方でした。

私、そういう人のほうが好きなのよね。

福祉関係とか、高齢者対象のお仕事をしている人って、それだけで真面目そうで堅苦しそうで、偏見かもしれないけれど、お洒落なんか無関係という方も割りと多いでしょ。

そういう方よりもマニュキアやピアスをして、ヘアダイなどしている人のほうが、私には親しみやすくて、よい印象があるの。

*****

母の健康状況や生活状況などの相談をしてきたのだけど、こういう時って、つくづく無力な個人になってしまうのよね~と思うわ。

たとえ私が世界を股にかけて走り回っている女実業家だったとしても、たとえ私が有名料理名人だったとしても、たとえ私が人気のあるミュージシャンだったとしても、それとこれは別の話だろうな、と思うのよ。

つまり私は単に、一人の老人の娘である、ということでそれ以外の何者でもない、ということを思い知らされるのね。

私にお金があろうがなかろうが、暇があろうがなかろうが、それは関係ないことなの。

そういう時って、素の私が出てくるのかもしれないな。


通りすがりの並木道もいつもと違った風景に見えてくるわ。
なんだか人生を感じさせるのよ。

ゆっくりとカーブしているでしょ。
先が見えないところが、ミソね。

ここは多摩川べりにあるゴルフ場の近くの遊歩道。時々、母を車椅子に乗せて歩いた道なのよ。

新緑がとても目にしみるわ。


こちらはちょっと車の通りの多い道。一直線の道です。

つつじがきれいよ。

7 件のコメント:

  1. 匿名5/03/2008

    お疲れさまでした。
    私も今日は母の所に行って来たんだけど施設は気分的に疲れますね。
    自分の老後のことなど色々と考えたりしてね。
    まっすぐな道は単調だし曲がりくねってるとしんどいし(笑)
    歌は人生を語る・・・ですね。

    緑とつつじが綺麗ですねぇ。蹴上の浄水場は今つつじがとても綺麗なの、この期間一般公開されています。

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  2. 匿名5/03/2008

    長女が学生時代、病院実習に行ったとき、看護部長に呼び止められて、一瞬ビクッとしたそうです。それが、
    「あなた、いいわよ。病棟では、それぐらいしっかりしたメイクがいいのよ」って、誉められたとか。いつもマスカラをバッチリ。化粧には時間をかけてますからね。
    「ふ~ん、そういうものなの」って、思ったけど、そういうものなのかしら。

    ショートステイ、年に一度でも父に利用してもらったら母も楽だと思うけど、ケアマネさんに、
    「お父さんの場合は、無理でしょう」って、言われてしまうの。

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  3. さとさん、そうね、ああいう施設は外界とはまるで別の世界のように感じられますね。
    道といえば、私の場合は曲がっているというよりも、段差があったり、行き止まりだったり・・・でしたね。これからはどうかしら?
    蹴上もつつじがきれいなんですね。つつじもいろいろな種類がありますね。

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  4. マサさんのお嬢さんはマスカラばっちりなのね。そのほうが元気に見えていいと思うわ。
    制服が決まっていて服装ではおしゃれができないんだから、メイクくらいその人らしさがでたほうがいいと思うわ。
    ショートステイが無理、だなんて、簡単に決め付けないでもらいたいわね。うまく過ごせるかもしれないのにね。ご本人よりも、周りの人のストレスを減らすためにも利用したほうがいいと思うのですけれど。

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  5. 匿名5/05/2008

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  6. 匿名5/08/2008

    旅行のツケで風邪をひいてしまいました。

    祖母は長い間、ショートステイや病院や我が家を行ったり来たりしていましたが、大勢の方と接するのはとても楽しかったようです。
    認知性になってから、それまでの人見知りは吹っ飛んで冗談ばかり言う陽気なおばあちゃんに変身しました。
    あたしの顔を時々忘れてしまうのはちょっと悲しかったけれど、楽しいおばあちゃんね、とスタッフの方に言われると、とても嬉しかったのです。
    気の合うスタッフの方がいらっしゃるといいですね。
    あたしなどにはまだ解らないことかも知れませんが、お年を召しても、出会いによって変わることもあると思うのです。
    あたしもたまに施設などで演奏をさせて戴きます。
    おじいちゃま、おばあちゃまの笑顔は人間の財産だなぁと、感じます。

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  7. 史aya子さん、お風邪は大丈夫ですか?
    おばあさまのこと、明るくなってよかったですね。私も祖母のことでしたら割とのんきに考えられるのですが、やはり母となると、情けないという気持ちが先にたちますね。
    でも外面がいい人なので、デイケアなどでは
    「いいおばあさん」で通っているようですが、家ではまるで違っています。これは一緒に暮らしたものでないと分からないことですが。私も他の老人には優しくできても、母だと思うと、なかなかそうはできないのです。
    肉親というのは困ったものですよ。

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