2008年6月10日火曜日

淋しいけれど


5年間、ラジオの企画・制作に関わってきたけれど、あることがきっかけとなって、もうこれ以上、活動をするのは辞めることにした。

思い起こせば、2003年、地元のFM局で自分たちの番組をあっという間に作ってしまった。

FM局からは時間帯の提供があっただけで、他は一切自由にさせてもらえた。

技術的なことはまるで知らない素人のおばさん集団が、試行錯誤でやってきた。

最初は10分間のインタビュー番組だったが、ゲストの方にもっとたっぷりとお話をしていただきたいということから15分に延長してもらった。

またお昼だけの放送だったが、翌週の朝一番にも再放送をしてもらった。

さらにラジオが受信できない地域の方や、聞き逃した方のためにはインターネットで音声を聞いてもらえるようにもした。

5年の間に、ゲストの数は250人を超え、有名無名、老若男女を問わず、この市に関係のある人、さまざまなジャンルの方に出演していただいた。

この番組を作るのはもちろん一人でできることではなく、グループみんなの力の結集だったのだが、継続するのが困難な状況になったと判断した。

これまで家事や仕事などは二の次、三の次で、ラジオ中心の生活をしてきた。これがなくなるのはどんなに淋しいことか。

辞めると判断したのは、ほんの一瞬のできごとだったが、これまで精一杯やってきたので、悔いはない。

これまでさまざまな形で協力してきてくれた方には本当に申し訳ないのだが、私自身はこれ以上、活動はできなくなった。

ただし番組そのものは続くので、どうぞお楽しみに。

10 件のコメント:

  1. 匿名6/10/2008

    びっくりしました!
    直接やり取りをさせて戴く前から、としちゃんさんの生活の一部、と云うように受け取っていました。
    ネットで番組も拝聴しました。
    他にも、おやりになることがたくさんあるのでしょうね。
    5年も続けておられたなら、しばらく寂しいかも知れません。
    でもとしちゃんさんなら、有意義に空いた時間をお使いになりますね。
    源氏物語の研究でもなさるのかしら?
    それならそれで、とっても楽しみですけれど!

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  2. ほーんとね、新聞を見ても○○市とあれば、すぐに飛びついていたし、いい講演を聴けば楽屋裏まで押しかけていって出演交渉をしたし、いつもPCの前で台本を書いたり、スケジュール表を作ったり、HPをアップしたりと、24時間のうち、かなりの時間を割いていたと思いますよ。
    このおかげで紅蓮さんとも知り合えたし、史aya子さんとも繋がったから、それはそれは私にとって大切なものでした。

    しばらく、ただのおばさんをしますね。

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  3. 匿名6/10/2008

    メールも拝見しましたが、ビックリです!そして、ちょっとショックかな。としちゃんのライフワーク、だと思っていましたので。

    いろいろご苦労もあったことでしょう。大変な分だけ、達成感や充実感も大きかったでしょうから、しばらくは気が抜けたようで寂しいかもしれませんね。
    でも、としちゃんのバツグンの行動力と好奇心で、また新しい何かを見つけることでしょう。

    私も、貴重な体験をさせていただいて、感謝です。
    5年間、お疲れさま。そして、ありがとうございました。

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  4. 匿名6/10/2008

    ビックリしました。
    言葉が上手く出てきません。
    でもとしちゃんが決心して継続困難と判断されたのであれば致し方ないですね。
    しばらくは色々と大変でしょうが、きっとまた違う場面でご活躍されることと思います。
    5年間本当にお疲れ様でした。

    あぁちょっと残念。。。

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  5. マサさん、ごめんなさいね。せっかく素敵なゲストとして出演していただいたのにね。
    私自身もよく分からないのだけど、感性の違いの問題だったのかな。
    当分、寂しい思いはすると思うのよ。
    でも一人でもできることはあるし、マサさんたちとも知り合いになれて、本当に幸せでしたよ。
    これからもちょくちょく市内をうろつきますので、また一緒にどこかに遊びに行きましょうね。
    マサさんのように35年間も続けたわけではないので、たいしたことはないのよ。

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  6. さとさんだったら、私とは違う判断をしたかもしれないのだけれど、でもこの活動は仕事ではなくてボランティアというか好きでやっていたことでしょ。だから仕事だったら何があっても続けていたとは思うのだけど、そうではなかったからね。
    自分の心がずたずたになってまで続けるものかどうか、そのあたりが問題だったのね。

    私はいつでも自由な個人でいたいし、他人にも寛容な態度で接していたいのだけど、そういうことをできない人もいるのだと分かったら、自分に忠実にしていきたかったのです。

    うーん、ちょっと抽象的だけど、さとさんの思いやりに感謝いたします。ありがとうございました。

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  7. 匿名6/10/2008

    「辞めると判断したのは、ほんの一瞬のできごとだったが」この言葉の意味をいろいろ
    考えました。
    よく分からないけど、としちゃんが一番大切にしていた事が、大切に出来ないと感じる
    何かが起きたのですね。

    ものの見方感じ方の感性の違いを自由な角度から、自由に発言しディスカッションできなくなった、とか、想像しています。

    でも、5年間精一杯やってこられたのですから悔いが無いと言い切れる、いいな~
    私ならグジグジ言っちゃいそうです。

    言いたい事を抽象的にしか書けない、その
    辛さも分かります。

    ゆっくり休んで、リフレッシュなさってね。
    そして、新生としちゃんの姿をブログで
    見せてください。
    楽しみにしています。

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  8. まだ一度も直接お目にかかったことのない蘭さんからもこのような心温まるコメントをいただいて、本当に幸せだな、思います。

    そうね、脳科学の講演会で「人は判断するのはたいてい2秒でする」というお話を聞いたことがあるんですよ。
    どの品物を買うか、何を食べるかとか、
    そういう日常の判断はすべて2秒以内で行われているんですって。
    今回の私の判断も、根っこのところではいろいろとありましたが、最終的には2秒でしたね。

    蘭さんの想像は大体当っていますね。
    みんな忙しくなって、ミーティングの時間もなくなってきたし、メールでは捕らえ方が違うのでうまく意思疎通ができないし・・・・。

    なんだか皆さんにもご迷惑をおかけしてごめんなさいね。

    でも表明をしないでおくのも、おかしいかなと思って、きちんと書いてみたのです。

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  9. 匿名6/12/2008

    大変驚いています。
    忙しそうでしたけどいつも生き生きして
    いろんな人に出会っていい仕事しているんじゃないかなと思っていました。
    その判断の速さというか潔さに・・としちゃんらしいのかしら?
    共同作業というのはいろんなこともありますよね。でも仕事ではなくて楽しみでもあったわけだから継続できなくなった理由は深いのでしょうね。
    これからもきっと何かを見つけてやっていくのではと思っています。
    しばらく充電しては・・

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  10. カンカン、ありがとう。
    そうね、いろんな方にお会いして、いろんなお話を聞くことができました。またその後もずっとお付き合いさせていただいている方も多くて、本当によい経験ができたと思っています。
    ただし、私が大切にしていたいことが踏みにじられたことがあって、それが耐えられなかったということかな。
    我がままかもしれないけれど、そういうことです。

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