2008年6月14日土曜日
薔薇空間
私が憧れている女性、佐伯恵美さんは音楽家であり、それに加えて園芸やお料理にも素晴らしい才能を持っている方なの。
いつも彼女のブログ「風の便り」を眺めてため息をついているのだけれど、「薔薇空間」という展覧会に行って、とても良かったと書いてあったの。
佐伯さんのブログはこちら
あの彼女が推薦するくらいなら、きっと素敵な展覧会に違いないと思い、開催期間が明日までというので、さっそく渋谷のBunkamuraまで出かけてきたのです。
この展覧会のメインは薔薇の天才的画家ルドゥテという人の絵で、なんと200点以上飾ってありました。
今年がちょうど生誕250年だそうです。
どうしてこんなに繊細な絵が描けるのか不思議なくらいです。
ルドゥテはあのマリーアントワネットのお気に入りでもあったそうです。
他にもイギリスの薔薇の画家や、日本の二口善雄さんという薔薇の画家や、齋門富士男さんというこれは薔薇の写真家の作品がたくさん展示されていました。
こういう絵ってボタニカルアートというのでしょうか。
ものすごい正確な絵なんですよね。
薔薇にこんなにたくさんの種類があるとは、知りませんでした。
ちょっと見ると、椿のようなバラ、コスモスのようなバラ、などいろいろ。
会場の隅にはバラの香りがかげるような装置があったの。濃厚な香りや純情な香りなどもかぐことができました。
うっとりした時間が過ごせました。
記念にルドゥテの絵と人生をつづった本を買ってしまいました。
八坂書房というところから出されています。
会場の隣のコーヒーやさんにも、バラがたくさん置いてあったわ。
これは上からみた写真。
そういえば、この手の絵をパズルで作ったことがあります。
カラフルで作りやすかったですけどね。
色が変色してしまったので、先日、取り外したパズルです。
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BUNKAMURAを後にして渋谷の駅に向かったら、ちょうど副都心線開通イベントをしていたの。
ロック三味線というのかしら。
大野敬正という人。かっこよかったですよ。
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家に戻り、まだまだバラの気分から抜けない私は、近くの園芸センターまで出かけて、ミニバラを購入。
お店の人に育て方を聞いたところ、
「お客さん、バラっていうのは、木なんですよ。花じゃないんです。覚えておいてくださいよ」とさんざん注意をされましたわ。
切り花でないバラを買ったのは初めて。
これもルドゥテさんの影響です。
ほんとに私ってミーハーなんですね。
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返信削除家からコメントしたら途中でPCがおかしくなっちゃった(泣)
返信削除バラって不思議です!
私も最初はミニバラから始めたのですがすっかりバラの魅力にハマっております~
展覧会もステキですね、それにピンクの可愛いミニバラ。しっかり育ててね。
バラの香りに酔いそうな空間ですね。優雅な時を過ごされたことでしょう。
返信削除ルドゥテさんの絵は、正確でありながら、写真とはまた全然違う趣なんでしょうね。魂を傾けるほど集中しないと、描けそうもありませんね。「飽きないのかしら」と思う私は、凡人もいいところ。
としちゃんの買ったミニバラも、色が淡くてステキですね。
私は花や植木にはとんと関心がないのですが、ご近所の人たちが花をキレイに育てているので、昨日私も鉢植えを買ってみました。
スミレかな?2鉢で270円だった(苦笑)
さとさんのおうちのように素敵な薔薇じゃなくて残念ですけど。
返信削除私もこの展覧会を見なかったら、薔薇を買おうという気持ちには慣れなかったと思うのです。
この画家がマリーアントワネットに可愛がられていたという歴史的事実を知って、興味が出て、薔薇を買ったというわけ。
そもそもの発端は、鳥越さん似のサイモン・ベーカーが気になったという、やましい理由からなのです。
マサさん、こういう絵っていったいどうやって描くのか、まるで見当がつかないんですよ。解説によれば、下書きをするらしいのですけれど、まったくその跡が見えないのです。薔薇のとげや、茎に生えている産毛のようなところまで、ちゃーんと書いてあるんですよ。
返信削除このピンクの薔薇も1鉢298円でした。安すぎるので心配。
いつまでもってくれるかな。