2008年8月9日土曜日

タンパク質の一生 1


今日のタイトルである「タンパク質の一生」は岩波新書から出ている本です。

この本の書評が朝日新聞に掲載されていて、著者の永田さんという科学者のインタビューに惹かれて購入しました。

永田さんは細胞学研究者の第一人者であると同時に、歌人としても有名だそうです。毎年の宮中歌会初めの選者として活躍している方です。


そしてまた別の理由があって、この本を手にしたのです。

実は、私がスポーツクラブで体成分分析というのを受けたとき、体の水分量や脂肪量を計測してくれるのだけど、タンパク質の量というのも測ってくれたの。

それによると私の体の中にタンパク質は6.7キロあるそうなの。

この量はちょうど標準値のようだけれど、お米の袋が5キロだから、それよりたくさん私の体には、タンパク質が入っているのね。

それで6キロもあるタンパク質って、いったい何なのかしらという素朴な疑問がわいたのです。

大昔のコマーシャルで、「タンパク質が足りないよ~」というのがあったと思うのだけど、足りないと疲れやすくなるのか、それともパワーが出ないのか、そのあたりはよく覚えていないのだけど、そういう疑問もあったの。

それでこの岩波新書の本を手にしてみたというわけです。


いったい、タンパク質って何なんでしょう?

普通の日常会話だと、タンパク質というと肉とか魚とか大豆製品を思い出すでしょ。

ところがタンパク質はそういうウシとかの哺乳類だけではなく、もっともっと下等な生物にもあるんですって。
魚にはもちろん、ウニにもハエにもタンパク質はあるそうよ。

この本によれば、私たちの体を構成するタンパク質は20種類のアミノ酸が一列につながってできているものだそうです。

食品として体内に取り入れたタンパク質を、アミノ酸というものに分解して、再びアミノ酸をつなぎ合わせてタンパク質を作り出すんですって。

このサイクルこそが生命活動の根本なんだそうです。

なーるほどね。

今日のおさらいは、「タンパク質は肉や魚だけではない。私たちの体にもタンパク質は宿っている。」ということ。

では、この続きはまたあとで。

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今日は、フランスからのお取り寄せワインというのをいただくチャンスに恵まれました。

かのワインの国、フランスでワインを造っている日本人オーナーの白ワインとロゼワインでした。

樽から直接、ボトルに入れる手法で作るワインだそうで、「おり」がたまっていたけれど、豊潤で薫り高いワインで、おいしいので、ぐいぐい飲んでいたら、ぼーっとなってしまったわ。

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