2008年12月29日月曜日

知ってて当然?


一眼レフカメラを手にしたのはいいのだけれど、何せ超入門者なので、まだよく分からないことが多いのよね。

でもひとつ勉強になったのが、「焦点距離」という単語。

カメラを手にする人なら、知っていて当然なんだろうけれど、私には35ミリとか100ミリとかいう言葉をいまいち、理解していなかったの。
まあ数字が小さいほうが広角レンズで、大きくなると望遠レンズだということくらいは、知っていたけどね。

でも焦点って、いったいどこからどこまでの距離なの? という素朴な疑問があったのよ。

あれこれ調べていて、恥ずかしながら、ようやく分かりました。

つまりカメラのレンズと、レンズに入った光が集まるところまでの長さのことだったのね。

それって小学生の理科の時間に習ったことかもしれないわ。

あー、恥ずかしかった。

*****

それと面白いと思ったのが、人間の目の場合は普通は焦点距離が50ミリくらいなので、それで50ミリのレンズを「標準レンズ」と言うこと。

そうか、やはり人間が標準なのね。

はー、知らなかったとはいえ、今まで相当恥ずかしいことを言っていたかもね。

私のKISSは焦点距離が18ミリから55ミリなんだけれど、同じ焦点距離でもカメラの本体によって変わるそうで、X2の場合には、これに1.6倍をかけて、28.8ミリから88ミリが実際の焦点距離になるそうです。

そんなこと知らない人はいないよ、と言われそうだけれど、私にとっては新鮮な驚きだったのよ。

*******

焦点距離という言葉を調べていたら、「画角」という言葉と対になっているということも、ようやく理解できるようになりました。

つまり昔の写真技術ではフイルムの大きさが36×24ミリと決まっていたので、焦点距離が決まれば、写せる角度も決まってきて、35ミリだとその角度は62度、50ミリだと46度と書いてありました。

ちなみに人間の目の画角は45度だそうです。

一眼レフカメラで、もっといい写真を撮ろうと思うと、遠くのもの用、近くのもの用、とあれこれ変えなけりゃならないわけでしょ。

それを考えると、一つのレンズで近くも遠くも、広い範囲も狭い範囲も見えてしまう人間の目って、すごく偉いんじゃないかと思ったわけ。

歳とともに焦点が合わなくなってくるのは、仕方がないけれどね。

10 件のコメント:

  1. カメラオンチの私には、難しいというか、雲の上の話でありますが(汗)
    としちゃんは、好奇心旺盛で知識欲があって、新しい世界にどんどん挑戦していくのね。楽しみが増えますね。
    カメラは無理だけど、そういう姿勢はマネしたいな。

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  2. さすが!
    いやぁとしちゃんの探究心の深さに尊敬!
    私なんてちゃらんぽらんなので実際に動いてからしか理解できない(泣)
    でも50mmでは自分の目と同じくらいかな?と感じたわ。
    広角も望遠もマクロも・・・
    楽しみはどんどん増えるけど懐は。。。

    レンズ地獄に陥りそうになるけどぐっとこらえて腕を磨きたいけど(無理か笑)

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  3. 高価なカメラやレンズを持っていても、こういう事を知らない人はたくさんいると思いますよ。
    としちゃんのレンズは標準ズームというレンズですね。使いやすい焦点距離のレンズで、写りも良いレンズです。
    最初の練習には良いレンズです。これでたくさん撮って、今度は身体で焦点距離を覚えるとよいですね。

    コメ入れなかったけど、ノエルラーメンはちょっとだねぇ・・・(笑)

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  4. マサさん、私もカメラのことはまったく音痴なんです。でもうちの研究室はそういった研究をしている人が多いので、恥も外聞もなく、いろんなことを聞ける環境にあるので、なんでも教えてもらっています。
    人間の身体(特に視覚)を工学的な手法で研究しているところなので、そういう意味では学習するにはいい環境です。
    でも実際は頭のほうも身体のほうも、まるでついていけないのよ~。
    何回教えてもらってもすぐに忘れてしまう。情けないですけどね。

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  5. さとさんが、あるときから50ミリのレンズが良くなったとおっしゃっていたでしょ。それって多分、人間の目に近いということもあったかもしれないわね。
    私は身体能力がないので、どうしても理論的に分かっていないと納得できないタイプなのよね。
    さとさんの腕があれば、もう十分素敵じゃないですか!
    レンズ地獄には陥らないですむでしょ?

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  6. 諏訪ッチさん、私ってほんとうに何も分かっていなくて、一眼レフの標準タイプというのを勧められるままに買ってしまって、今になって思えば、もう少しよく考えたほうがよかったんだなーと後悔しています。
    でもまあ、今のレンズでいろいろ写してみるのが一番なんでしょうね。

    でもね、富士山をもっと大きく写したいし、お花はどーんと大きく写したいし・・・・。
    それでいてお金はないし・・・。
    それが一番の問題かしら?

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  7. お恥ずかし乍ら、「初耳」です(爆)
    説明書の最初のページすら読んでないんじゃないかすらん?
    レンズを選んだのも全て旦那氏、あたしは買い物袋を奪って即装着、で撮れるものを撮ると。
    もっとひどいのは、説明書がどこにあるのか知りません(笑)
    あたしって、強烈ですねぇ・・・
    (-公-‘;)
    我乍ら、ここまで来ると面白いひとかも・・・

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  8. 史子さんには素晴らしい旦那様という指導者がお近くにいらっしゃるので、それだけで十分ですよ。それでいてあんなに素敵な写真が写せるんですもの。すごく羨ましいわ。
    私は理屈っぽいというか、分からないことにぶち当たると、自分で納得しないと気持ちが先に進まないという、タイプなんです。要するに感性や芸術性がまるでないというわけなの。これも困ったものですよ。

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  9. こんばんは。焦点距離と画角の問題には僕も悩んだ時期がありました。中盤カメラとかは違うレンズを使っていると思ってプロの方に聞いた時、『レンズの焦点距離は基本的に同じ。写すフィルムや撮像素子の大きさによって画角が変わってきます。』という言葉が凄く目から鱗だったのを覚えています。携帯カメラやコンパクトデジカメの撮像素子は凄く小さいのですが、そこにある程度(28mm相当)の画像を写す為に焦点距離は驚く程短い事にもその後気付きました。因みに僕の携帯は焦点距離4.7mm。IXY1000は7.7mm~23.1mmでした。『デジカメは広角に弱い』という記事を読んでしまい、僕が最初に買ったレンズは16-35mmという超クセのあるレンズだったのですが、広角に弱いというよりも画角が狭いという事ですので、広角にすればするほど広角特有の問題(像の歪みや奥行き間)も出てきますので、余り気にせず、量販店で試してみてしっくり来るレンズにするのが一番だと思います。何だか凄く当たり障りのないコメントになってしまいました。。。

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  10. 日々是写真日和さん、貴重なコメントありがとうございます。日々さん(と省略してしまいましたが)のようなセミプロ級の方でも、悩んだ時期があったというのに、驚きがありました。
    今度、私の携帯電話やデジカメの焦点距離も調べてみます。どのような違いがあるか、おもしろそう。
    レンズって、奥が深いですね~。

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