久しぶりに歌舞伎を見てきました。
演目は陽春花形歌舞伎「四谷怪談忠臣蔵」
そう、あのお岩さんで有名な四谷怪談と、赤穂浪士で有名な忠臣蔵をMIXしたお芝居でした。
四谷怪談というのは、仮名手本忠臣蔵の裏バージョンなんだそうです。
お岩さんのだんなの伊右衛門と言う人は、本当は浪士として討ちいりに加わる人だったそうです。
おまけに新田義貞の霊なんていうのが出てきて、ストーリーはかなり込み入っていました。
それでも顔が崩れてしまったお岩さんがひゅ~どろどろ~と出てきたり、松の廊下のシーンもあったし、炭小屋前の乱闘シーンもあったし、右近さんがワイヤーに宙づりになって3階の客席まで空を飛んで行ったり、両国橋の花火がボンボン討ちあがったり、殺された人の生首がごろごろと転がったり、最後の「大滝」では何トンもの本物の水の中でのチャンバラがあったり、ほんとに豪快で大掛かりなお芝居でした。
けっこう悪役が出てくるんですよ。盗賊も出てくるし、伊右衛門というのも、かなりの悪でしたね。
この春猿さんというひと、素顔よりずっとかっこよかったですよ。
右近さんはじめ、役者さんたちはそれぞれ何役も早変わり。特に女形姿から立役になったりする役者さんもいて、大変だろうなと感心していました。
こういうお芝居は澤潟屋(おもだかや)といって猿之助さん一派のお家芸なんですけれど、1日2回も水攻めになったり、お化けになったりで、疲れるだろうなと感心しますね。
歌舞伎の帰りに近くの和装屋さんに寄ってみました。
なんと肌襦袢と裾除けの上下セットが500円というのが売っていたので、即、購入しました。普通に買うと2000円か3000円しますよね。どこかに汚れがあるとかでしたけれど、全然分かりません。すごく得した気分になりました。
それと、くすんだ黄色に朱色の模様がちょっと入った帯締めも買ってしまいました。
ああ、破産しないように引き締めないといけないわ。
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