2010年10月28日木曜日

大島で博多へ

10月27日から28日まで1泊で博多へ行ってきました。

(信州バスツアーはちょっと中断しますね)

お仕事の関係で出かけたのですけれど、重い物を持つわけでもなし、今回は打ち上げ会の要素もあるので、と思って着物で行くことにしました。

とはいえ、あまり目立つのも嫌なので、地味な大島紬にして、帯はさとさんからいただいた京都のシックな帯にしました。


天気予報ではすごく寒くなるというので、襦袢の下にもう一枚ガーゼの肌襦袢を着て出かけました。
そうしたら飛行機に乗っている間にむらむらするくらいに暑くなり、博多に着いた時にはもう汗びっしょり。

大島紬ってすごく暖かいのです。

このままでいたら暑さで倒れてしまうと思い、宿泊するホテルに行って、いったん全部脱いで、こんどは襦袢だけにしてまた一からやり直し。

ところが時間が迫っているので焦って着替えたせいか、鏡を見たらなんと身八口(脇のところ)が破れているのを発見!

慌ててホテルのフロントに行って、お姉さんに針と糸を借りました。
ところがホテルの薄暗い照明だと私の眼では、糸が通らないんですよ。
それでホテルのお姉さんに糸を通してもらい、なんとかごまかして、羽織を着て会場に行きました。


この羽織、写真では見えないんですけれど、流水の地模様がきれいなの。
でもよく見たら、お花がなでしこ。これって夏のお花でしたっけ?

実はこれ、浅草で500円で買った羽織なんです。安すぎてびっくりでしょ。

周りの人は私が着物で現れたので喜んでくれましたけれど、まったく冷や汗ものだったわ。

博多では大宰府に行ってきましたけれど、そのお話はまた後で。

10 件のコメント:

  1. すごい早業!!!
    明治生まれのうちの松子ばあさん、
    のんびりしたひとでしたけど
    針仕事はとにかく手早かったことを思い出しました。
    お人形用に10cmくらいの着物を作ってと頼んだら
    数時間で作ってくれた覚えがあります。
    日常的に着物を着るって
    生活に長けて行くことにつながるんですねー
    和暮らしの随筆でも書いて戴きたいです~
    流水紋、見えますよ。
    ギンガムチェックとか水玉とかも
    元は季節や決まり事があったんじゃないか
    とふと思いました。

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  2. まぁ、博多まで着物で!それも、仕事で!注目されたでしょ。
    飛行機で和服姿の女性を見かけることは、ほとんどないものね。
    大島紬は涼しそうだけど、あったかいの?絹だからかしら。

    私は針に糸は通せると思うけど、裁縫ができない(泣)いざというときは、安全ピンなの(汗)

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  3. 史子さん、昔の人ってみんな針仕事ができたんですよね。
    私もミシンは苦手なんですけれど、手縫いは好きなの。だから半襟付けなどもそれほど苦にならずにつけかえていますね。
    おばあちゃん、松子さんとおっしゃったんですか。お松さんと呼ばれたのでしょうね。

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  4. マサさん、そうか、目の手術をしたから針も通るようになったのね。私はだめですね~。
    安全ピンでもよかったのでしょうけれど、とっさに思いつかなかったわ。今度からお出かけするときは針セットを持ち歩かないとね。

    大島は織り方に特徴があると思うのだけれど、糸がとても重なっているせいか、すごく暖かく感じましたね。結城紬というのも暖かいらしいわ。これまた、すごく高いものだそうです。

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  5. 大島紬、素敵に着こなしていますね。
    帯とも相性が抜群だわ。
    袖の裏地の色と帯との色合いも合っていて
    としちゃんのセンスが伺えます。

    私の一番好きな着物は、結城紬です。
    大島はシャキッとしているけど
    結城は柔らかく身体に馴染むのよ。

    旅先でのアクシデントにも、さっと対処できるのは、流石ですね。(^-^)

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  6. 真蘭さん、この大島紬はもちろんリサイクルなんですけれど、かなり太めの人が着ていたようで、身幅がすごく広いんですよ。それで着るのが一苦労なの。下前をかなり折り込んで着ないとだめなの。
    だから着直すのは嫌だったのですけれど、あまりに暑過ぎてやりなおしました。裏地が赤で可愛いでしょ。
    真蘭さんは結城紬を持っているのね。羨ましいわ。

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  7. としちゃんの着物に対する集中力は素晴らしいわね。
    その甲斐あってお仕事にも着ていけるなんてホント頭が下ります。
    いつからだったかしら?着物に懲りだしたのは??(笑)
    そして組み合わせが実に上手いわ!

    私も紬は大好きな着物です。
    着やすいしお洒落だものね~

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  8. さとさんから頂いた帯が大活躍です。
    博多で和装小物屋さんに行ったんですけれど、お店の人から帯のことをすごく誉められました。「もらった帯なんですよ」というと、「わー、得しましたね」と言われましたよ。

    着るようになったのは今年の3月からですよ。恥ずかしげもなくあちこちに着て行っています。でも着ているだけで周りの人も喜んでくれるからそれが楽しいですね。

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  9. カンカン11/02/2010

    大島紬なんてすごい!!
    とても手が出ないものですね。
    帯がまたすてきです。

    今日JRの中で新潟の広告があって
    布についてやっていて紬を持っていることを思い出しました。上手に着て歩いてみたいです。としちゃんに着付け教室やってもらいたくらい不器用なカンカンです。

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  10. カンカン、普通、大島紬というとウン十万円すると思うけれど、これ、実は片手、五千円なのですよ。信じられないでしょ。前見ごろに汚れがあるのだけれど、ごちゃごちゃした柄だから普通は分からないの。私は身分相応のものしか買わない主義なんです。後は頂き物。
    着つけは慣れだと思いますよ。何回も脱いだり着たりしていれば、普通に着るぶんには大丈夫だと思うわ。私は正式なところには行かないので、着付け教室では習わなくてもいいと思っているの。

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