2010年12月8日水曜日

「武士の家計簿」

ブログ仲間のHさんからチケットを譲っていただいて、「武士の家計簿」を見てきました。

堺雅人が好きなので見たのですけれど、この映画は幕末時代から明治維新に生きた武士3代の家族のドラマでした。


加賀藩の御算用者の猪山家は8代も続いた家で、中でも直之(堺雅人)はいつどんなときでもそろばんをぱちぱちとはじいていて、そろばんバカと言われるほど。
父親は中村雅俊、母親は松坂慶子、妻は仲間由紀恵という一家。子役が可愛いのよね。
この子どもが明治時代になってからの回想で始まるのだけれど、その一家の倹約ぶりや親子の愛情などが描かれている映画でした。

それにしても中村雅俊の激やせ、松坂慶子の激太りには驚いたわ。彼らももうおじいさん、おばあさん役をするようになったのね。この人たちと一緒に青春物を見て来た世代にとってはちょっと寂しいわ。

そして堺雅人はそれなりに老けていくのだけれど、仲間由紀恵は絶対に老けないのよね。ほんとうに映画っておかしいと思うわ。女優さんだって老ける役をすべきだと思うわ。

それに比べるとお年寄りでも草笛光子の美しいこと。きりりとして武家らしい姿でした。


そうそう、最近は時代劇を見ても、登場する女性の着物姿ばかりに目が行くようになりました。

加賀が舞台なので、美しい加賀友禅の着物が出てきました。ため息が出るほどきれいだったわ。

それと武家の奥方はどんなに年をとっても、帯は文庫結びにして、帯締めは丸ぐけ(綿をくるんだ紐)なのね。

そんなことが気になりましたね。

この映画の原作は新書だそうで、よくそこから映画化を思いついたものだと感心しました。

Hさん、チケットどうもありがとうございました。

6 件のコメント:

  1. まぁ、としちゃん、見に行かれたんですね。宣伝によると、大ヒット上映中だとか。ブログ仲間のこうした繋がりが、楽しいですね。

    松坂慶子が豊満なのは知っているけど、中村雅俊が劇ヤセなの?う~ん、子供のことで心痛めているのかしら。

    返信削除
  2. ひょっこり12/09/2010

    まあ~としちゃん、もう行かれたのですか?としちゃんて・・・としちゃんてイノシシ年?(あっイノシシは私ですたい)なんてちょっ早の行動力(驚)
     としちゃんみたいな方に当たるとムダにならないのね。私、今週で終わってしまうSP野望編のチケットも1枚あるのに観てない。 ア、ア、あせるわ~。
     そう、そうなんですよ、この映画堺雅人と仲間由紀江の夫婦はぴったりだと思うけど、松坂慶子や中村雅俊ががもうおじいちゃん、おばあちゃん世代なのかって私もちょっとショックを覚えましたね。愛の水中花(慶子さん)は、チョイと肥えすぎてきましたよね。
     講釈いいから私も早う行かないと(汗)
     おハガキありがとうです。

    返信削除
  3. マサさん、中村雅俊の息子、麻薬でもやったのですか? ちょっと芸能ネタには疎くてすいません。
    映画館はシニア料金の人がすごく多かったわよ。マサさんのお好きなTOHOシネマで見ました。

    返信削除
  4. ひょっこりさん、残念ながらイノシシ年ではありませんけれど、すいているときに見たくて平日に出かけましたが、結構混んでいましたね。
    中村雅俊は「俺たちの旅」でしたっけ、あのイメージが強すぎるんですよね。すっかり変わってしまって、なんだかクラス会で出会った同級生のような感じでした。この年齢は男の人のほうが老けるのが早いですよね。
    三代目の役をした男の子、かっこよかったですよ。その奥さん役はなんだか今風な顔立ちでちょいとミスキャストだと思うわ。
    だいたいにおいて、私は男優さんには甘いのです。

    返信削除
  5. カンカン12/15/2010

    なかなか映画を見に行けないのですが
    この映画はちょっと見たいですね。
    堺雅人ファンがSにも乗り移って
    いっしょに行きたいと言っています。
    もうシニア料金になるのね。嬉しいのやら・・

    返信削除
  6. カンカン、映画って見だすと次々に見たくなるのですけれど、なかなか時間が取れないですよね。
    この映画は堺雅人よりもお父さん役の中村雅俊や子役がよかったわ。親子三代がそろばんで生計を立てるようになるわけです。
    新書からよく映画化を思いたったものだと感心したわ。

    返信削除

最近、匿名さんからのコメントが多くなってきました。確認の設定をいたしましたので、ご協力よろしくお願いいたします。
「私はロボットではありません」にチエックを入れてください。
また、スマホでご覧の方は、「ウェブバージョンに表示」とすると、コメントを入力できるような仕組みになっています。by としちゃん