2011年3月3日木曜日

日舞 3回目

昨日は日本舞踊の3回目のお稽古でした。

これまでは浴衣を風呂敷に包んで持って行って更衣室で着替えていたんですけれど、それも荷物になるので、最初から1000円の単衣とリバーシブルの半幅帯姿で歩いて行きました。さすがに自転車というわけにはいきませんものね。


前回のときは生徒が3名と少なかったんですけれど、昨日は見学の人も含めて6名で踊りました。

踊るといっても、「ことぶき」という曲は、すごくじっくりした踊りなのですよ。
おまけに男の人が踊る曲なので、ポーズも足を開いたりして男っぽいの。

まず最初は座って息を整え、そして両手をついてご挨拶。
その後、扇を手に持ち、すくっと立ち上がりつつ、扇を真横に広げます。

そして、右の上方向に飛んでいる鶴を見つけ、今度は下にある池の中に亀を見つけるポーズ。

そのままぐるりと回転して、扇をワイパーのように大きく広げる。

その次は、腰をかがめ、扇を盃に見立てて、相手にお酒を注ぐ動作。
反対の方向を向いて、こんどはお酒を三々九度のようにして飲む動作。

今度は扇を逆手にして持ち、右手を添えて、顔を正面、横、上とだんだんに上げていく。

それが終わるとまたすくっと立ち上がり、今度は松の木を眺めて、次は竹を眺める。
そして一回転。

えー、その次は何でしたっけ?
すぐに忘れてしまうんですよね。


ぶりっこのように文庫っぽく結んでいます。
お尻の大きいのが目立つので、この結び方はあまり好きでないんですけどね。

生徒は新婚さんのヤングミセスの方以外は、みなさん、私とどっこどっこいか、あるいはそれ以上の人なので、みんな記憶力に乏しいのよね。(いや、そうでない方もいらっしゃるかもしれないけれど)

でも先生は「振りは覚えなくてもいいんですよ。それよりも姿勢をきちんとして、扇の持ち方を練習しましょう」とおっしゃるの。

特に座っているポーズ(お相撲さんがするようなポーズ)から、すくっと立つのはかなり大変なんですよ。
お腹に力を入れてないとできません。ふらふらしてしまうの。
歌舞伎役者はどれほど訓練していているのか、少し分かった気になりました。

踊りのお稽古では、指の先まで神経を使ってきちんとしなくてはいけないのですけれど、普段はそういうことはあまりしないので、けっこう緊張しますよ。

でも今まで知らなかった世界に触れる、というのはすごく楽しいわね。

4 件のコメント:

  1. 真蘭3/03/2011

    としちゃんの後姿、色っぽいし、
    可愛いわ~!

    日本舞踊は結構下半身の筋肉が
    鍛えられますでしょ。
    太極拳のように静かな動きでも
    ハードでしょうね。

    子ども時代に花柳流を習わせ
    られましたけど、途中で辞めて
    しまいました。
    私も、日本舞踊はやりたいわ。

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  2. まぁ、真蘭さんは子どものとき踊りを習っていたんですか! 可愛かったでしょうね。私はこの年になってからのお稽古ですからなかなか覚えられませんね。
    一緒にやっている方で、普段、運動をまるでされていない人は、身体のあちこちが痛くなるとおっしゃっていますよ。太ももの内側とか、鍛えられますよね。

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  3. マサ3/04/2011

    まぁ、としちゃん、続けているのね。
    日舞は優雅に見えるけど、相当足腰が鍛えられそうね。
    でも、なにかを学ぶというのは、幾つになっても楽しいものですよね。
    発表会とか、あるの?あったら是非観に行きたいわ。

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  4. マサさん、発表会なんて気が早いわよ。
    まだ座ってから立ちあがるのだって、ふらふらしてどっこいしょという感じですものね。
    目標はマサさんのお母様よ。80歳になっても踊っていられたらいいわね。

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