2011年11月2日水曜日

病院の近くのできごと

ローカルな話題になるのだけれど、地元の○山病院は、ここで診察を受けた人は薬をもらうときには、電車の線路を渡って反対側の薬局まで行かないとならないの。
そしてその踏切は「開かずの踏切」とまではいかないまでも、かなり長い間、開かないことがあって、ずっと待ち続けないといけない困った踏切なのです。

私もその踏切で待っていて、ようやく遮断機が上がった時、目の前を歩いていた病院帰りのおばあさんが、急にドタっと前方に倒れたのよ。両手、両足を広げて、地面に大の字にうつ伏せになってしまい、びっくり。

近寄って「大丈夫ですか」と声をかけたのだけれど、意識はちゃんとしていたようでした。
たぶん、線路に足をひっかけて倒れてしまったのでしょうね。

ところがおばあさんが持っていた処方箋に、血がポタポタ・・・・。

膝をすりむいて血が出たのかなと思っていましたが、私の後ろから来た女の人が、
「あごから血が出ていますよ。このままにしておくと傷が化膿してしまうかもしれないので、もう一度、病院に戻りましょう」と冷静に言って、おばあさんを抱き上げたの。

私はその時は自転車を押していて、おばあさんを起こしてあげることはできなかったのに、この人はさっと手を差し伸べたのよね。

見ず知らずのおばあさんに付き添って病院に行ってあげるというのは、なかなかできるものではありませんよね。

私はその人に「すいません、私は時間がないので行けませんけれど、どうぞよろしくお願いします」とだけしか言えなかったの。

その人も病院帰りだったかもしれないけれど、えらいと思ったわ。

それにしても線路の反対側まで薬を取りに行かなくてはならないという病人にとっては辛い仕組みですが、この病院が12月に新しい建物になったら、それはなんとか変わるのかしら?


写真は、うちの庭でもある(?)某庭園に咲いていた、葉っぱのないお花。

名前は忘れてしまいました。
彼岸花にも似ていましたが、サフランの一種なのかしら?

2 件のコメント:

  1. まぁ、なんという偶然。
    私のブログも、今日はT山病院がテーマだったんですよ。

    本当に、その女性には頭が下がります。
    自分なら、どうしたでしょう~。
    起してあげることはたぶんしたと思うけど、一緒に付き添っていってあげたかどうか。先を急いでいたらなおさらですよね。

    新しい建物に移っても医薬分離はそのままのような気がするけど、来年には立体交差化で線路がなくなりますよね。
    それだけでも、患者の負担がだいぶ違うのではないかしら。

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  2. マサさん、ほんとね、今回はローカルネタでかぶっていましたね・・・・。
    線路の地下化が完成すればあの踏切もなくなるわけだから少しはましになるでしょうけど、新しいところからは薬局まで少し遠くなるわね。
    私がよく行くI病院はいまだに院内薬局をしていて、今どき珍しいですよね。

    転んだおばあさん、いい人に付き添われてラッキーだったわ。もし誰もいないときだったら、電車に轢かれていたかもしれないと思うとぞっとします。

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