11月は歌舞伎の一幕お楽しみ月間です。
初回はこんな感じ▼で、半纏を羽織ってそれらしい雰囲気で楽しめました。
「外郎売り」でお口の練習もしましたね。
2回目は実演になりました。
先生は、「ここは混浴の露店風呂だと思って、恥ずかしいなんてことを考えずにやってみよう」とおっしゃいますが、普段は声を出して話すということは少ないので、うまく行きそうもありません。
実演に移る前に、歌舞伎のちょっとした知識を教えていただきました。
その中でも面白かったのが、歌舞伎の屋号(というのかしら?)のお話でした。
音羽屋、成田屋、松嶋屋、播磨屋、萬屋、中村屋、高島屋、成駒屋、高麗屋・・・。
この一門にはそれぞれどんな役者さんがいて、その血筋なども教えていただきました。
家系図も教えていただき、誰それは誰それの息子とか、誰それは誰の娘を嫁にもらったとか、そんなことにも詳しくなれそうなお話でした。
また「き」は、打ち方や回数によっていろいろな合図があるそうで、それも面白かったですね。
こういう豆知識の後に、「仮名手本忠臣蔵」の「松の廊下」でおなじみの「三段目」の台本を読み合わせました。
初めにコーチ役の先生がお手本で読んで下さり、その後を参加者が読み上げるのですが、難しいわ。
そこで先生は「声を出すときには、肺の中に空気がたくさん入るように、背中の方も使うんですよ」といって、ご自分の腰のあたりを触るようにとのこと。
お会いして2回目の男性の腰を触るのはちょっと躊躇しましたが、でも触ってみると、ズボンの後ろポケット辺りが呼吸にしたがい、盛り上がってくるんですよ。びっくり。
こちらはコーチ役の佐藤さんのフェイスブックですので、ご覧下さい。
http://ja-jp.facebook.com/Nagomikai▼
ここには私の姿は写っていませんが、そのうちに掲載されるかも?
さて、この日の着物。
動き回れる普段着で、という指示なので、ウールのような木綿のようなお気楽着物にしました。
近くで見るとクロスステッチのようでしょ。
襟もとは黄色の菊の模様の手ぬぐい。
着物はリサイクルで買った1000円のものですが、帯はうたどんさんからいただいた素敵な帯です。
私は地味着物が好きなので、白っぽい帯はいろいろ合わせられるので嬉しいですね。
人形町風景をちょっとだけ載せてみます。
火の見櫓。
江戸には火事が多かったので、火消しの活躍はかっこよかったらしいですね。
のんびりとした散歩風景。
この辺りには京都の有名なお店が意外と多いのですよ。
こちらは「人形町の今半」。
浅草にある今半とは系列が違うのかな?
ここのすぐ近くでお稽古をしています。
(この項、続く)
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