毎年恒例の市民歌舞伎を見てきました。
こちらが会場です。
今年で11回目の公演だそうですが、年々出演者のレベルが上がってきていて、かなり本格的なお芝居でした。
大道具、小道具、衣装、かつらなどもすべて本物の歌舞伎のものを使用しているそうです。義太夫や三味線もプロの人が出演されていました。
(写真のチラシは調布市民歌舞伎のHP▼からお借りしました。)
この市民歌舞伎は中村芝喜松さんという役者さんが演技の指導をされているのですが、この方は福助さんの後見をしている関係で、会場には福助さんからの大きな花束が届いていました。
そしてお芝居の終了後にはそのお花をばらして、お客さんに1本ずつプレゼントされました。
粋な計らいですよね。
来日中の妹と一緒に見に行ったので、カーネーションを2本いただきました。
家に戻って、グラスに入れたところ。
出し物は「双喋々曲輪日記 引窓」という長いお話。1時間半も続きました。
次は「多摩川」という可憐な乙女たちの踊り。
長い布(さらし)を手に持って、それを新体操のようにひらひらと揺らしながら踊っていましたが、きれいでしたね。
最後は「白浪五人男」でした。
弁天小僧や日本駄右衛門など5人の悪役が登場します。
彼らがから傘を持ちながら一人一人名前を名乗る場面はおなじみですね。
市民歌舞伎の会員の皆さんは本当に熱演していましたね。
これほど本格的なお芝居とはびっくりしたと、みんな感心していた様子でした。
私もこれは本物の歌舞伎にも負けないくらいだわ、と満足でした。
今年も、市民歌舞伎に行かれたんですね。私が観たのは、2年前(?3年前かも)だったかな。
返信削除あの時も、アマチュアにしてはなかなかやるもんだと思ったのだけど、一段と進化しているのね。
妹さんも満足されたかしら?
としちゃん、「今度は歌舞伎をやりたい」と思ったりしませんでしたか?
マサさん、市民歌舞伎は夕方の部に行きました。
返信削除私たちはあの建物はなじみが深いし、それほどすごいとは思っていませんでしたが、妹に言わせると、市が運営しているとはすごいことだと感心していましたね。和室もあるし、図書館も立派だし、良い市だと言っていました。
私たちはそういうところに住んでいるという恩恵を忘れないようにしないとね。
歌舞伎は1時間半もの長い芝居のせりふなど覚えられないので、私には絶対無理ですね。