2012年7月7日土曜日

当選チケットで「日本橋」展

またまたチケットが当たりました。

このチケットの入手先ですが、ある着物のサイトなのです。
その中に「着物でお出かけするのによい美術館・散策」というようなコーナーがあるのですが、着物を着るような人はあまりそのようなところを閲覧しないのか、その応募は出せば当たる確率が高いですね。

当たったのは江戸東京博物館の「日本橋」▼展です。
これはこの博物館の開館20周年を記念して行われた行事です。



「特別招待券」という字が書かれていたチケットです。

「日本橋」のロゴのデザインときれいなブルーが美しいですね。

今年の3月に、ここの館長さんの講演を聞きに行った時▼、「面白い展覧会を準備しているところだ」というお話があったのですが、この展覧会のことだったのでした。


ご存じのように日本橋は江戸のころの都の中心でした。
今の三越の前身である越後屋さんなどの大店もありいつも賑わっていました。
そのころの町は隅田川から発達していて、日本橋の近くには魚河岸(現在は築地にありますが)もあり、魚の売買をする行商人などであふれかえっていたようです。

日本橋は最初はお太鼓橋でしたが、ある時に平らな橋となりました。

その後、明治維新のころから、日本橋の周りにはガス灯や鉄道馬車が走り、東京の繁栄の象徴となりました。

そして今から100年前にコンクリートの橋になり、関東大震災や戦争による空襲の被害もあり、そして昭和の高度成長期のころ、この橋の上に高速道路ができて、今のような形になったわけです。

その江戸から明治、大正、昭和にかけての400年の間に描かれた絵や、写された写真などがたくさん展示されていました。
広重や北斎の浮世絵、長さ10メートルもあった隅田川の影からくり絵巻、外国人が描いた日本橋の絵もありました。

橋の形の変化や町の変化、そしてそこに登場している人々の衣装や風俗も面白いものでした。

蒸し暑い日で雨も降りそうでしたが、せっかくの江戸情緒を味わうにはやはり着物のほうがいいだろうと思い、お気に入りの絽の緑のストライプ着物で出かけました。


(ちょっと袖のあたりにしわが寄ってしまっていますが、見なかったことにしてください。)

帯はなでしこ柄の夏帯。

このところ、この着物や帯が登場する頻度が高いですね。

江戸博ではあまり雨にも濡れずに助かりました。

4 件のコメント:

  1. 延千代7/08/2012

    うわぁ!(^^)良い展覧会のチケットに当選しましたね。
    昔の写真はやはり、写りは悪いけれど、事実だけに圧倒されるものがありますよね。

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  2. 延千代さん、この展覧会、もうかなり終わりに近づいていたのでダメ元で応募しましたが、当たってしまいました。1000円程度のチケットでも当たると嬉しいですよね。
    明治初期の写真など、よく保存してあるものだと思いましたね。
    江戸時代の風景画の中に、新内流しのように三味線を持って歩いている人たちの絵も描かれていましたよ。裾に綿が入ったみたいな着物を着ていました。足さばきが大変そうだったわ。

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  3. こんばんは~
    ご無沙汰しております
    日本橋のデザイン文字 素敵ですね。
    若い頃 デザイン関係に進みたかったので、この様な文字に惹かれます。
    東京へ行った時は 殆んどカメラ屋巡りでしたが、こう云うのは糖になるので 行ってみたいです。
    16日までですか・・ うーん・・^^

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  4. ハッセルぶらっとさん、こんにちは。
    そうですか、お若いときはデザインのお仕事を目指していたんですね。それでセンスがいいんですね!
    このロゴ、素敵でしたよ。
    橋の上の「ぎぼし」という丸い部分をうまく使っていました。
    大阪にも日本橋と言うところがあるんですよね。大阪も水の都だから、いろいろな橋物語がありそうですね。

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