2012年8月11日土曜日

名古屋の夏旅 11 ~お土産~

名古屋の旅行では大須観音の骨董市で絽の帯を探していたのですが、結局良いのが見つからず、それに炎天下ではあまりに暑いので、「コメ兵」に行きましたが、店の改装のために高いのしか売ってなくて半分あきらめて商店街のほうに行きました。
そうしたら掘り出し物がありました。

こちらの帯、証拠の値札もつけてありますが、なんと210円でした。
10円は消費税とすると、実質200円の帯!
私の今までの着物の買い物の中で、最安価格を更新しました。


ピンクと黒のギザギザ模様が可愛いでしょ。ウールなのかしら?
紬の着物に合うかなと思って買いました。

翌日は犬山に行きましたが、本町通りで見つけた「絹の館 匠美」▼では素敵なものがたくさんあったのですが、こちらをお土産にしました。

これは本当は浴用タオルだそうですが、さらさらとして気持ちがいいので、まずはスカーフにするといいとアドバイスされました。ちょっと汚れてきたら浴用にすればいいということなので、今はまだお風呂では使っていませんが、首に巻いていると、しぼがいい感じです。


こちらはご実家の丹後ちりめん織元「田勇」▼で作っている半襟ですが、塩瀬が3枚、絽が2枚の5枚組で、普通の半襟1枚分くらいのお値段でした。信じられないほど安かったですね。

ちなみに「ちりめん」の技術というのは、江戸時代に広まったそうですが、凸凹しているところが肌の摩擦のためには良くて、きめ細やかな泡立ちになるそうです。



その後、犬山駅に向かっていた時、あまりに暑くてどこかで涼もうかと思っていたのですが、良いところがなくてとぼとぼと歩いていたら、一風変わったリサイクルショップの店先に着物や羽織がかかっていたので、そこに入ってみました。

そこはNPOのようなところが運営している市民の広場のようなところで、ボランティアのような人があまり商売っ気なくお客の相手をしていました。

私もそこに入って、あれこれお喋りをさせてもらいました。
「名古屋の暑さを過ごせたら、日本中どこでも過ごせる」と言われるくらい名古屋の暑さは有名なんだそうです。
博多から引っ越してきたというお客さんともお喋りをしました。

ということで無料で涼ませてもらったので半分申し訳なくて、この緑と朱色のリサイクル帯を買うことにしました。
長さは4メートルくらいあるので、二重太鼓もできますね。


お値段は400円だったので、コーヒー一杯分くらいかしら。

こんなわけで、名古屋旅行のお土産は格安で収まりました。

(この項、あとちょっとだけ続きます。)







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