またまたチケットが当たりました。
神奈川県立歴史博物館の特別展「ペリーの顔・貌・カオ~ 「黒船」の使者の虚像と実像」~▼です。
この博物館は、横浜の馬車道駅近くにあり、神奈川県の歴史に関するものがたくさん展示されています。
この建物は、もともとは明治33年(1900年)に横浜正金銀行本店として建てられたそうで、とても立派な西洋建築でした。
(絵はパンフレットからいただきました。)
戦後はしばらくは東京銀行の横浜支店として使用されていましたが、現在は神奈川県の所有となっていて、昭和42年に博物館となったそうです。国の重要文化財になっています。
この博物館では、常設展では神奈川県の歴史が縄文時代から現代にいたるまで展示されていますが、今回の特別展は「ペリー展」でした。
ペリーといえば、アメリカ海軍の軍人ですが、お兄さんも海軍の軍人だそうで、アメリカではお兄さんの方が有名なんだそうです。
ご存じのように、ペリーは4隻の艦隊を率いて鎖国をしていた江戸末期の日本に来航しました。
そして日本の開国のきっかけを作った人ですね。
今では私たちは「ペリー」と呼んでいますが、当時は「ペルリ」と呼ばれていたそうで、漢字では「彼理」と書いていたそうです。
この写真は教科書でも良く見かけますね。かっぷくの良い方です。
(ちなみに後ろに写っている赤ちゃん連れのママさん、子育てしながらこのようなところに来るのは熱心ですよね。小学生くらいの親子連れもたくさんいました。)
ペリーの艦隊にはなんと、彼らの食料の材料となる牛や羊も積み込んでいて、船の中で飼育していたそうですから、牧場付きの船はどんなに大きかったがが分かりますね。
そんな大きな船が突然にやってきたのですから、驚いたことでしょう。
それまで外国人など見たこともなかった当時の江戸っ子たち。
いったいペリーという人はどんな顔をしているのだろうと想像を膨らませたことでしょう。
そして何種類もの似顔絵が生まれましたが、ちょっとひどいなーというのもありました。
まるで赤鬼のような顔をしていますね。
上野の西郷さんに似ている顔もありました。
ペリーさんのほかにも一緒に乗船していた副提督や通訳の人たちの似顔絵もありましたが、うまく書かれていましたね。
その頃はカメラが一般には普及していなかったので、絵師の描く絵が重要だったのですね。
展覧会の記念に、こちらの漫画を買いました。
表紙のペリーさん、あまりにもハンサムでかっこよすぎますね。
横浜は一昔前には両親が住んでいたので、懐かしいところでした。
東急の「みなとみらい線」ができてからは、JRに乗ることは少なくなりましたが、JR横浜駅もきれいになっていてびっくりしました。
この日は、めちゃめちゃ暑かったのですが、頑張って夏着物を着ました。
(遠くまで電車を乗る時は、冷房よけのためには着物のほうが良いのです。)
帯は何回も締めている絽綴れ。
もうちょっと飽きてきてしまったくらい着用しています。
さて、実はもう一つ、当選を狙っているチケットがあるのですよ。
当たればいいなーと念じているところです。
ペリーの記事面白かったです!(^^)
返信削除あ、そうですね、私も同感です
電車って、長く乗っていると血も凍るほど(おおげさ)寒いです。意外と着物がいいのですよね☆
延千代さん、こんにちは。
返信削除3回目のスライドライブももうすぐですね。
ペリーさんが来日した当時の横浜の絵もありましたが、なーんにもない浜辺という感じでした。今みたいに繁栄するとは誰も想像しなかったでしょうね。
船の模型が置いてありましたが、すごく大きくて立派なものでした。当時の人たちの驚きはすごかっただろうなと思いましたね。
そうそう、着物はおなかのあたりは暑苦しくなりますけれど、袖のあたりは電車の冷房にはちょうどいいですね。