古川美術館▼は名古屋市の東部にあります。
ここの「ご招待券」が当たってしまったので、仕事で名古屋出張中の空き時間に、ちょうどいいチャンスだと思って行ってみました。
(ちなみにこのお散歩の時間は当然、勤務時間外ですよ。)
場所は名古屋市内を走る地下鉄東山線の「覚王山」と「池下」駅のちょうど中間あたりかしら。
住宅地の中にある個性的な建物でした。
古川美術館というのは日本ヘラルド映画の社長だった古川為三郎さんが長年に渡って集めた東西の絵画やお茶の道具などの美術品をなどを展示しているところでした。
今回の企画は「東海の画家」▼というテーマで、愛知県や岐阜県、三重県出身の画家たちの作品が展示してありました。
上のパンフレットにあるのは松田文子さんという愛知県出身の画家の絵ですが、まだご存命のかたですね。
蚊帳の色がとてもきれいでした。中で子供が寝ています。
この美術館では子供向きのイベントもしているのですが、私が行ったちょっと前には、本物の蚊帳を吊って展示したそうですが、子供たちは不思議そうに触っていたのだとか。
たしかにいまどき、蚊帳を吊って寝ている子供は少ないですものね。不思議に思ったことでしょう。
他にも田村能理子さん、川合玉堂、前田青邨、杉本健吉など素敵な作品が展示してありました。
地域に根ざす美術館ということなので、地元出身の画家さんたちの絵が見られるのは、やはり地元の人には誇りでしょうね。
情熱的な赤い色が素敵な田村能理子さんの絵葉書をお土産に買いました。
朝早く出かけたので、一人で独占して観賞することができました。
大きなスクリーンで美術館の四季のDVDを見たり、仕事を忘れて良い気分になれました。
少し歩いたところに古川為三郎さんの住んでいたお宅が公開されているので、そこにも招待券で行ってみることにしました。
(この項、続きます。)
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