2012年11月17日土曜日

三たび名古屋へ10 ~着物カーニバル~

(もうすでに2週間前の出来事となってしまった名古屋旅行記がまだ続いています。)

今回の名古屋1泊旅行は着物カーニバル▼があるというブログを見たのがきっかけでした。

私は普段から着物関連の情報や、着付けの先生や着物を販売している方の様子をブログでチェックしているのですが、その方やそのお店が名古屋に一堂に集まるというので、それでは是非行ってみようと思ったのでした。

場所は名古屋市の少し東にある「吹上」という場所にある中小企業センターのホールでした。


地下鉄の駅からちょっと歩いた場所にあるのですが、その道には着物姿の女性や男性がぞろぞろと歩いていて、ちょっと壮観でしたよ。

会場に着きました。


こちらは主催者の呉服屋さんの若旦那たちが、トークショーのきくちいまさんと打ち合わせをしているところです。


きくちさんはイラストレータでもあり、そして毎日着物を着ながら3人の子育てをしているという着物業界ではカリスマ的存在の方です。

トークショーでは帯揚げと見せかけて、実は小さな風呂敷を畳んだものなの、という手品まがいのことも披露していました。おちゃめですよね。


おまけに襦袢の下にはインド綿のロングスカートも履いているんですと、着物をめくってちらりと見せてしまうほどの大サービスでした。

ただし、きくちさんは最近は5キロも太ったそうで、昔はかわいらしい雰囲気でしたが、かなりおばさんぽくなっていましたね。

こんな雰囲気でお話ししていました。


(こちらの写真はfacebookから拝借しました。私の後姿もほんのちょっぴり写っていますよ。)

講演の後は染物の実演。
注染(ちゅうせん)という昔ながらの染めを見せていただきました。

このような道具を使います。

 
染料が付かないようにしているところです。


このようにして「土手」を作ります。
そして色を注ぐのです。
布は何回も折りたたんであります。


注染だと、こんな手ぬぐいもできるのだそうです。


会場にはいろいろなお店が出ていました。
こちらは組紐屋さん。


こちらはカメラマンの方ですが、やはり呉服屋さんのようですよ。
参加者全員の姿を写していましたので、私もHPのどこかに写っているかも。


会場の様子は私がいつも見てい「すみれ堂さん」という着付けの先生のブログ▼が分かりやすく紹介されているので、興味のある方はご覧になってください。
個性的なお店がたくさん出ていますよ。

着物カーニバルでのお土産はこちらの浜松で活動をしている高木法子さんの半襟です。
若い女性ですが、ご実家が京染め物のおうちのようです。
さーっと筆でひとはけした淡い感じが素敵でしょ。


早く使ってみたくなる半襟でした。

こちらは会場に出ていた西尾市のケーキ。


おいしいケーキをいただいて休憩をした後は、また地下鉄に乗って、今度はノリタケまで行ってみることにしました。

(この項、もう少しだけ続きます。)

2 件のコメント:

  1. まぁ、ホントにみんな着物!壮観ですね。
    としちゃんはどこかしらと探しました。もしかして、3列目?
    きくちさんは、戦前のおかあさん風ですね(失礼か)
    ケーキもシックな色合いだわ。

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  2. マサさん、着物ファンの集まりだから、さすがにほとんどが着物姿でしたね。洋服の人は浮いていたわ。それに着物姿の男性もたくさんいて、驚きでした。
    きくちさん、そうね、肝っ玉母さんというか、昭和の香りがするわね。すごくたくさん本を出している方なのですよ。
    私は前方左ですが、ほんのちょびっとグレイの着物が分かるかしら?

    返信削除

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