2012年12月22日土曜日

渋谷ヒカリエ

渋谷ヒカリエ▼に行ってきました。

ここは今年の4月にオープンしたのですが、オープン直後はきっと大混雑するのだろうと思い、出かけるのを封印していました。
そろそろ人も少なくなっただろうと思い出かけてきましたが、ちょうどクリスマスシーズンだったので、めちゃめちゃ混んでいました。

昭和人間である私にとっては、あのビルは「ヒカリエ」と呼ぶよりも、「東急文化会館」と呼ぶのが相応しいわ。

子どもの頃から思い出が詰まっている場所です。

親と一緒でなく、中学生の時、初めて友人と連れだって映画を見たのも、たしか東急文化会館の映画館でした。
「エデンの東」だったかしら?

そしてデートで利用したのも、あそこの五島プラネタリウム。
椅子を斜めにして天井にある星空を眺めながら、うっとりとしたものでした。

東急文化会館の開業は1956年だそうですから、昭和31年かしら。
まさしく日本の高度成長とともに歩んできた建物だったのですね。

東急文化会館からの歴史はこちら▼で説明されています。

それが今では「ヒカリエ」と名前を替えてお洒落なビルに変身していたのでした。
意味があるようなないようなネーミングですね。

主に若い女性向けのファッションを扱っているようですが、上の階では、さまざまな文化発信をしていました。さすが東急だと思います。

8階の広場では、ちょうど「クリスマス アートフェア」というのをしていました。

現代の若い作家100人による絵画、ガラス製品、陶器などのオブジェが展示販売されていました。
クリスマスプレゼント用にいいかも。

 
世の中には、才能のある人がたくさんいらっしゃるのですね。
アイディアがどんどん湧いてくるようで、すごいものです。
私など、美術や芸術という方面にはまるで縁遠い人間なので、せめて眺めることしかできません。

フイルムやアクリル樹脂を使った面白いデザインの立体オブジェを作っていた小川剛さんという方とお話をさせていただきました。
きらきらと輝くアクセサリーは、ちょっとお手頃な値段だったので、欲しかったな。

小川さんからいただいたパンフレットです。
光の変化をうまく利用した作品を作っている方なので、「ヒカリエ」にはぴったりでしたね。


小川さんのHPはこちら▼です。

いろいろな才能を持つ若い人たちには、作品をアピールするには良いチャンスでしょう。
でもこの道だけで生きていくのは大変かもしれないな、とも思いました。

私もたまには新しい感覚を取り入れて刺激を受けないと、ほんとうのおばあさんになってしまいそうなので、その予防も兼ねて出かけてみたのでした。

孫が大きくなったとき、「ヒカリエは昔は東急文化会館と言っていたのよ」と話しても、なんのことか分からないでしょうね。
ちょっと残念ね。

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