私の三味線の先生や、そのまた先生が出演される長唄演奏会に行ってきました。
「新春邦楽舞台始め 女流名家長唄大会」という演奏会です。
チケットがきれいでしょ。
いかにも「女流」という華やかさがありますね。
日本橋三越の6階にある三越劇場で行われました。
私の先生はいつもはすっぴんで洋服姿なのですが、今日はきれいにお化粧をして髪を結い上げ、黒の留袖に白の袋帯、朱色の帯締めという素敵なお姿でした。
もちろん演奏も素晴らしかったですよ。
演奏会に着ていく着物ですが、派手な銘仙では三越劇場の雰囲気にそぐわないし、かといって地味色の紬の着物でもつまらないので、柔らかものを着て出かけました。
薄紫に白い小花が不規則に飛んでいます。
ちょっとお上品で奥様っぽいでしょ。
でも昭和レトロ風かしら。
まるで私らしくなくて、着ていても、落ち着きませんでした。
この着物と帯は、昨年の暮れに神楽坂にある某リサイクル着物屋さんでセットで購入したもの。
お店の人に、あれよ、あれよという間に試着させられてしまって、つい断り切れずに買ってしまったものです。
まぁ、こういう席に着ていく大人し目の着物も必要かもね。
でも実際は、会場に来ていた方で着物姿の人は数えるほどしかいませんでしたが。
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